相模国六社めぐり☆
最後はこちらの神社さんです
『前鳥神社』
相模国四之宮
ご祭神
大山咋命 菟道稚郎子命
日本武尊
菟道稚郎子命(うぢのわきいらつこのみこと)がお祀りされているのは非常に珍しいのではないでしょうか!
私はおそらく初ですね(^^)
社名の「前鳥(さきとり)」はこの地の古名で、岬のように相模川へ突き出した地形から起こったといわれ、埼取・前取・左喜登利とも書かれました。
主祭神の菟道稚郎子命は、京都の宇治からこの地へ移り住まれ、この地で没したそうです。
後にその子孫によって菟道稚郎子命の遺徳を偲び祀る神社が建てられ、それが現在の前鳥神社であると伝えられています。
平安時代初期に朝廷より神階正六位を授かり、延喜式神名帳には相模国十三座の内の一社、官社として所載されます。
繰り返しになりますが、鎌倉時代には源頼朝公による夫人北条政子の安産祈願がなされ、後に将軍家御祈祷所に定められました。
後の相模国を支配した北条氏、徳川家康公からも篤く崇敬され、民衆からの信仰も篤く「四之宮大明神」と称えられ現在に至ります。
神戸(ごうど)とは神領地を意味し、前鳥神社周辺の土地の古名なのだそう。八坂神社が合祀されています。
菅原道真公と前鳥神社の主祭神の師である阿直岐命・王仁命が合祀されています。
推定樹齢300年。
前鳥神社のシンボルとなっています
平塚出身の書家「田中真洲翁」が使用した筆と墨を納めた塚です。
菟道稚郎子命は兄である大鷦鷯尊(仁徳天皇)に皇位を譲るために自殺したとされる人物です。
ですが実は死んでおらず、一族を率いて東国に下り曽祖父の日本武尊所縁の地に宮を建てた、などの伝承があるようですね。
日本書紀には
兄弟でお互いに皇位を譲り合った末、菟道稚郎子命が自殺し一度生き返った後再び亡くなった
との記載があります。
あ、このお話後日記事にしようっと
ということで、相模国六社めぐりはこれにて終了♬
この後に3人でお茶をしたのですが、なかなか離れ難く夕食までご一緒することになりました
ラスカ茅ヶ崎内にある
『和ごはんとカフェ Chatan』というお店です
そして相模国六社めぐりで心もいっぱい
いずれも古式ゆかしい由緒ある神社さんで、この機会に参拝できて良かったです
明日は相模国六社の御朱印をまとめてみたいと思いまーす
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