西郷どん!〜犬好き&写真嫌いの謎〜 | ゆだぽんの♬虹色オーラ♬ブログ

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お寺や神社巡りで感じた事や、不思議な話・オーラについて…などなど書いています。

日曜日ですが、いつもの古代史会メンバーさんたちと一緒に

「九州の歴史と文化を楽しむ会」主催
10周年記念イベント
人気歴史ベストセラー作家2人の講演会

というのに行ってきました
会場は三田です(^^)

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第1部は久慈力つとむ先生
「今に生きる西郷隆盛」
古代史研究家の久慈先生は、テレビタックル・ブロードキャスター・新説歴史ミステリーなどにもご出演されていらっしゃいます。

第2部が関裕二先生
「神道と天皇」
歴史作家の関先生、特に怨霊の歴史については特にお詳しいと聞いております。

第3部は久慈先生との史跡見学会

という構成でした♪

今日は第1部の久慈先生の講演で聞いた内容をまとめてみました

テーマはあの『西郷隆盛』
来年のNHK大河ドラマ「西郷どん!」の主役でございますね!

有名すぎるお方ですので、おおよそのことは皆さんご存知と思います
なので今回は講演会で知ったエピソードを中心にご紹介いたしますね

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ちなみにこちらの写真は、実際に西郷さんに会った元荘内藩士族の石川静正が、後に思い出して書いたもので、今のところこれが一番西郷さんご本人に近いお顔といわれているそうです。

あれ?それではこのフルベッキ写真は⁇

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真ん中のこの人が西郷さんだという説もありましたが…

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まぁこのフルベッキ写真も色々といわれていますからね(^^;;

実際にお会いした方が書いたものの方が、信ぴょう性は高いように思います

久慈先生は、西郷さんの写真はおそらく一枚も無かったはず!と言っておられました。

西郷どんの謎
☆なぜ写真を一枚も撮らせなかったのか

西郷どんは、彼が仕えていた薩摩藩の藩主である島津斉彬(篤姫の養父)の隠密という立場でした。
隠密なので顔を知られたら絶対マズーイ!
これが1番の理由であったとされます。

写真に興味津々だった島津斉彬に
「長時間ずっと同じ姿勢で耐えられるのですか?」
と言ったというエピソードも。
当時は30分もジッと同じ姿勢をとっていないと、うまく撮影できなかったそうなので

☆薩摩藩第11代藩主 島津斉彬
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これは自分で調べた情報ですが、島津斉彬は最も早く写真に撮影された大名といわれているんです!自分を撮影させるのに成功したほか、お城の写真なども自分で撮影し、それは当時の写真技術ではかなりレベルが高かったのだとか


西郷どんの謎
☆なぜに犬を溺愛⁇

西郷どんは犬を異常なほど偏愛していたといわれ、大名屋敷には住まずに長屋に住んで、犬を数十匹も飼っていました。そして宴席(西郷どんはお酒は一滴も飲めなかった)にも連れて行き、撫でまわしていたのだとかその犬種は実に様々だったようです

上野の西郷どんの銅像も薩摩犬と一緒ですね

彼は隠密だったので、色々な人から狙われており、その身を守るために番犬として飼っていたことは間違いないだろう…と久慈先生。
確かに大きな犬が常に側にいれば、当時は最強の防犯でしたでしょうね。

このことはあの司馬遼太郎氏も気がついていたそうで「翔ぶが如く」にそのような記載があるとのことです。

☆薩摩犬
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西郷どんのルーツは肥後の菊池氏で、大変ユーモアのある人物だったと伝わる一方で、あの井伊直弼が暗殺された「桜田門外の変」の影の主役というブラックな一面もあったようです。

今年の大河ドラマは「おんな城主直虎」
来年は「西郷どん!」

今年の主役の子孫が来年の主役に暗殺される。。。

なんだか因縁めいたものを感じますよね





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