
ふみへいです
手術後は痛みとの戦いでした
部屋に戻されてから、足に血栓ができないようにポンプを装着され、身動きが取れません。
尿道に管も入っているのですが、まだ足が麻痺してるので違和感はありません。
この日は、天井がお友達の日となりました。
そして、痛み止めと子宮収縮の点滴をされます。
寝不足だからか、麻酔が効いてきたのか、眠くなりますが、寝ても10分間隔で目が覚めます。
それは痛みで目が覚めているんです
10分間隔で自分で痛み止めの薬を流せるスイッチがあるので、起きるたびにスイッチを押していました。
ふみへいの唯一の助けはこのスイッチだけ。
しかし、この点滴と急にさよならする時がやってきました。
この点滴は、無くなったらまた追加してもらえるものではなく、ボトル1回分を使い切ったら終了。
えーーー
その説明してよ!
そしたらもっと大切に使ったよ。
いや分からん。知ってたとしても毎回押してたかも
その後は、違う痛み止めの点滴に変わりますが、痛みは取れず看護婦さんからは、これから夕方〜夜中の方がもっと痛くなります。と
恐怖しかない〜。
夜中2時間おきぐらいに看護婦さんが点滴や
子宮の収縮具合を診にきます。
傷口と子宮収縮で痛いのに、お腹を押すんですよ
激痛ったらない
マジ拷問
押す理由は、子宮に残ってる悪露が排出されているかの確認です。
悪露(おろ)とは、胎盤や卵膜がはがれた傷からの浸出物(血液、リンパ液など)、子宮にたまっていた血液、分泌物や粘液が混ざった血のことです。
約1ヶ月出血が続くそうです。
あとは子宮がカチカチになっている方がいいと言われました。
拷問に耐えながら、この日も全く寝れず朝を迎えました。
何故か、呼吸が苦しい
先生に話しても、そーですかー。のみ。
そして、本当の恐怖はここからです
出産翌日
足の装置を外し、歩行が始まります。
歩行前に、看護婦さんに部屋を出て体重を計りたいと言うと、そこまで行けないと思う。と言われました。
ふみへいは、行けそうなんだけどなーと思いながら、まずは体を起こすところからスタート
ヤバっ
起きれない
腹筋が無くなってる
そして激痛がお腹に走る
あっ!これは起き上がることもムリかも
自動ベッドで背もたれを起こすも、激痛
足をスライドしてベッドからおろすことも出来ない。
痛みと戦いながら、やっとベッドのフチに座ります。
ここから立ち上がるとか本当ムリなんですけどーー
机と点滴棒が頼みのツナ
そして、あとは手の力と勇気が必要
看護婦さんに支えてもらいながら立とうとしても、お腹が重すぎるのと、痛すぎるので息ができず気が遠くなりました。
何とか立ち上がり、すり足で歩くも息が出来ない
看護婦さんには、息を吐くことを意識してください。と言われましたが、そんな余裕はないー
顔を上にあげ、口をパクパクしながら何とか部屋を出て、すぐに戻りました。
看護婦さんの言うように、近くにある体重計なんか行けっこありません
戻ってベッドに横になるのも一苦労
帝王切開をご経験の方々はみんなこんな大変な思いをしてるんだ!ふみへいだけが大変じゃない!そして頑張ろうと思いました
そして、歩けたということで、尿道に入っていた管を抜かれます。
このあとは、自力でのトイレとなります。
尿管がある方が楽で良いと思ってしまいました。
管を抜かれて4時間以内にトイレに行けとの指示
あの痛みを毎回と思うとベッドで漏らしたろかとも考えてしまいました
ベッドから降りる時間も考えて、早めに行動しないと行けません。
11時に尿管を抜かれ、いつトイレに行きたくなるか恐怖でしたが、点滴も入っていたこともあり、1時間もしないうちにトイレへ
尿瓶が欲しいと思いながら、痛い痛いと声に出しながら何とかトイレにいけました。
術後の寝てる時の方がよっぽど楽だったことが分かりました。
点滴も取れ、痛み止めは飲み薬もしくは座薬へと変わります。
ふみへいは座薬を入れるとすぐに出してしまうので、飲み薬のカロナール。
カロナールは弱いからロキソニンが欲しいと言いましたが、カロナールで様子をみてからじゃないと処方出来ないと。。。
こんなことなら家からこっそり持ってきたのに。
ここからは薬漬け
飲んでも痛みが無くなるわけではない。
夜は痛みで寝れない。
カロナールは4時間空けないと次が飲めない。
カロナールを4回飲んでやっとロキソニンがやってきた!
併用可能なことに感謝〜
そして、翌日(出産2日目)からは母子同室となります。
やはりお腹は痛いので、お世話できるか不安しかない。
お部屋に赤ちゃんが、やってきて痛いとか言ってられない
痛くても赤ちゃんは可愛いから頑張れる
この子も一生懸命生きてるし、ふみへいと旦那さんのところに生まれてきてくれたことに感謝しかない
赤ちゃんを抱っこしてると痛みも忘れられます
帝王切開の痛みは産後3日間がピークと言われているそうです。
咳も笑うことも痛くてできず、ご飯を食べるとタンが絡むふみへいには辛い日が続きます。(毎回食後は年寄りみたいなんです)
明日には、もう少し楽になるといいな
今日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございました

