3.自決をすることを阻む(はばむ)生への執着(死への恐怖)という本能
これは、表記の「文字そのまま」の意味で、存在する。
生物というのは、どんなものでも、個体維持と種族維持の本能をもっているため、
基本的に「生きよう」とし、また「死への恐怖」を持っている。
そのこともあって(後述の社会的な誤った死への認識の風潮がなかったとしても)
人間は、死のことを考えることすら、忌避する傾向がある。
しかし、論理的に(客観的に)考えると、単純に、以下の考え方もあることに気づく。
それは、すなわち、
「生きていて、楽しいことのほうが多いなら、生きていればいいし、
生きていて、苦しいことのほうが多いなら、死んだほうがよい」
という単純な命題である。
現在、なんらかの苦痛や苦悩があり、今後、それが改善される見込みがなく、
また、それらの苦悩が、
生きていると得られる様々な喜び(食事が美味しい、テレビが面白い等)よりも、
はるかに大きいと考える場合、
単純に、死んでしまったほうがいい、と判断されるべきと思う。
つまり、自分を客観的にみて、比較的単純に、もっともシンプルに、
上記の命題だけに目をむ け、すっきりと結論をだすことが、
わかりやすいと考えている。