蕗づくし | ふんわりすとへようこそ!

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先日、酔った勢いで(笑) 蕗を買ってしまいました。

葉っぱつきで、8本 束ねてあるの。

 

さっそく、下茹でし、筋を 取っているときに、

気づきました。

 

あ、私、また ひと皮 剥きたくなっているのかな・・・。

 

 

ちょっと 脱皮したい、

(いまの自分を) ひと皮、剥きたい!

 

そんな心境のとき

(自分では 意識していないのだけれども)

らっきょうや栗など、ひたすら 皮を剥く作業を、

これまた無意識のうちに、選んでいるようです。

 

実際、そういう‘動作’を 加えることで

実現が 速くなるらしいですよ。

 

 

 

 

茹でている段階から、

あの、蕗の すがすがしい香りで いっぱい~

 

香りに 誘われて、

筋を取りながら、ボリボリ?と つまみ食い。

 

ほろ苦く、瑞々しく、そして、甘い!

 

料理する気にならないほど、

これだけで 充分、美味しいです。

 

でも、8本も ありますからね。

 

 

まずは、蕗ごはん。

 

 

蕗の包装に貼ってあった シールの裏に、

蕗ご飯のレシピがあったので、

初めて、蕗ごはんに 挑戦しました。

 

もちろん、ごはんは、土鍋炊き。

 

昆布と一緒に お米を 炊いて、

あらかじめ 煮ておいた具(蕗と油揚げ)を

混ぜるだけです。

 

レシピには、お醤油を使うと書いてあったけれど、

この色を 生かしたくて

シンプルに、昆布だし、みりん、塩だけで

味付けしました。

 

 

そして、その残った 煮汁で・・・

 

さっと煮。

 

実家では 蕗の煮物は 甘辛く 味付けしますが、

私は、こっちの方が、蕗の風味を 感じられて、

好きです。

 

 

さて、大量に 取り残された、葉っぱ。

 

「葉は切り落として、葉柄(ふき)を お召し上がりください」

と 書いてあったのだけれど、

食べてはイケナイ、というわけではないよね?

 

葉っぱも、茹でて、刻んで、佃煮に。

 

 

下茹でした後も 硬かったのですが、

何度も 水を替えて 絞った上で

胡麻油で 炒め、

みりん、醤油、玄米酵母液少々で 煮たら、

なんとかなりました。

 

途中から かつおぶしを 加えたけれど、

桜エビでも よかったかも。

 

 

結構 たくさん 出来たので、

冷蔵庫に 保存して

ちょこちょこ 食べています。

 

 

この日は、お味噌汁の具も 蕗にしたから、

蕗づくし・・・ どころか、蕗だらけ?

 

特に、初挑戦の、蕗ごはん。

美味しくて、美味しくて、

食べ過ぎてしまいました。

 

少しだけ余っていた 蕗で、

後日 もう一度、蕗ごはんにしたほどです。

 

これは ぜひ、また つくらねば。

 

 

そうそう、下茹でしたものを

糠床にも 放り込んでおいたんです。

 

で、例のごとく、すっかり 忘れて・・・

 

 

ちょっと 漬かりすぎてしまいました。

 

 

 

蕗は、数少ない 日本原産の野菜なのだそうです。

 

全国で栽培されている 蕗の品種の大部分は、

今から200年以上前に 知多半島で見つかった

「愛知早生ふき」 なんですって。

 

 

 

後から 知ったんですけど、

蕗には、解毒作用もあるのだとか?

 

あの苦味が、いいのかしら。

 

身も心も 毒だらけ(爆) の 私は、

もっと 蕗を食べた方が いいのかも・・・。

 

 

ありがとうございます。