41道府県議選が盛り上がりなく終わりました。

 前回に続いて立候補の届け出数が定数を上回らず、全体の25%が無投票で当選しています。有権者には投票の権利が奪われた形です。

 僕の住む神奈川県の知事選においては見るも語るもお粗末な結果で、民主主義の体を為しているとは言えない選挙となりました。

 

 人間の感情や欲望、正義感といった複雑に絡み合う要素をトータルに判断して制度や仕組みを作る政治の仕事。選挙制度も含めて正しく司られているとは言い難い現状があります。

 なら、どうすれば?

 

 これ、AIが最も得意とする分野です、というのが僕の見解であり解決策です。

 何言ってんだ、いつの話してんの、と思われた方には「すいません!」(苦笑)。

 

 続けますね。

 感情論に進行を妨げられることなく、ビッグデータから回答を弾き出す。数字やデータを明確にしつつ、最大公約数の一発回答。人間では欲得から複数になる回答が、1つにまとめられた解として出てくるところに、AIのインパクトと説得力があります。

 

 本来、数字こそ虚の無い事実であるにもかかわらず、人間にかかるとマジックの種にされてしまいます。

 確かに数字から読み解く事実は1つではないでしょう。しかし私たちを煙に巻くことを前提に、同じ数字を3つも4つもの議論の裏付けのために使い回す、最悪の場合隠すのは間違っていることです。

 AIはマジックの種明かしを含めた事実を提供します。それは大多数の人をとりあえず納得させられる最適解と呼べるものです。

 そこに落ち着くも良し、ギリギリまで定員削減した議員で論を深め、より真実に近づけるかどうかは今後の私たちの在り方次第、としか言えません。

 

 僕が今の政治に言う「これでいいのだ」とは、民主主義の限界はとうに見えており、まだまだ先の話になりますけど政治はAIに行き着く、今抱える失望はそこへのステップと考えているからでした。

 人間に政治のかじ取りができると僕は思っていません(笑)。

 さて、その時はあと何年でやって来るのか? それともやって来ないのか?

 

 ふんわり静かに・・・。