裏庭のユリノキが新芽を出し始めてから3週間。小さかった葉はみるみる大きくなり、枝のてっぺんまで茂りました。
人の顔よりも大きくなる葉はまだまだ広がり、数も増えて去年の夏に初めて対面した時と同じ姿へと変わっていくでしょう。
窓から見える景色にその後また1つ、花仲間が加わりました。
枝を見ても種類はまずわからない僕は、越してからずっと「これは何?」と思う木がありました。
高さにすれば2階建てくらいある木が先日、花を咲かせました。
初めは薄緑がかって今は白い花びらを開かせているハナミズキです。
前の家は隣が長く平屋だったので僕の2階部屋からはやや遠くの緑の斜面と住宅、空が広がっていました。数年前に2階建てが建つとこの景色はふさがれてしまいました。片面の窓の外は元から隣の家の壁でした。
「次も前の建物の壁や窓が見えるだけなんだろ~なー」と引っ越し前にうすぼんやりと想像し、ため息をついたこともありました。
裏の木々には日々小鳥がやって来ては、ひとしきり美しいさえずりを聞かせてくれます。
季節が良くなり、部屋の窓を開けボ~ッとしているだけで僕は気分が満ちていくのです。
ふんわり静かに・・・。