土地も建築材料も本を正せば、すべて地球のものです。

 私たち人間が作ったわけでも、所有できるものでも、ましてや価格をつけて売買できるものではありません。ところが人は我が物顔で土地や建物を売買し、投機の対象とさえして巨額のお金を動かしてきました。

不動産価格の高騰などで一気に膨らみ、弾けたバブル景気。サブプライム住宅ローン問題から生じたリーマンショックなど、土地や建物が引き起こした天国と地獄も私たちは経験させられてきました。

 

 地球のものはやがて地球に戻っていきます。それは自然の摂理というものです。

人間から見れば地球に「剥奪」される前に、時が来たら私たちの意志で「お借りしたものは感謝してお返しする」気持ちでありたいものです。

 

地球に生まれた私たちには、地球が一定の土地を貸してくれます。

地球の土地に造られた建物は、私たちが幸せに暮らしていくためのベースとしてそこにあります。それは特定の個人や一族のものではなく、みんなのものなのです。

 

あなたは今日、どんな1日を過ごしますか。

気分はいかがですか?

幸せな人、特別なことはなにもない人、苦しい人もいるでしょう。 

 

夜、私たちが心穏やかな眠りにつくための家は、地球が愛をカタチにして与えてくれたものです。私たちは感謝の心でそこに住み、人として愛を育みましょう。それが地球が私たちに望んでいることなのです。そして、そう先ではない将来に私たちはより低価格、あるいは無償で住宅に住むことができるようになります。安心していてくださいね。

 

ふんわり静かに・・・。