あわただしい師走がやってきましたね
季節も秋から冬本番へ
家の前の落葉掃除も楽になってきました
そんな落葉たちを眺めていると、あの曲を思い出すのです
Prefab Sprout - When Love Breaks Down
すこし哀愁も漂わせるこの曲にぴったりのPV、落ち葉がいっぱい…なのですよ。
間違いなく素晴らしいのは、プリファブ・スプラウトの音楽
☆プリファブ・スプラウト ( Prefab Sprout ) はニューカッスル近郊ダーラム出身のパディ・マクアルーンを中心に結成され1982年にデビューしたイギリスのバンド。これまでに8枚のスタジオ・アルバムと2枚のベスト・アルバムを発表している。映画音楽やティン・パン・アレー周辺の作曲家達からの影響を伺わせるパディのソングライティングは高く評価されており、「ニュー・ウェイヴ以降に登場した最高のソングライターの一人」と評する評論家も多い…ウィキペディア日本語版より。
ティン・パン・アレー(Tin Pan Alley)周辺って、なんだろう…と思って検索したら、日本のバンドに関する記事がたくさん…もう少し調べてみると、
☆ティン・パン・アレー(Tin Pan Alley)とは、もともとはアメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンの28丁目のブロードウェイと6番街に挟まれた一角の呼称である。
この地名で呼ばれる辺りは、1800年代後半にブロードウェイのミュージカルの音楽に関係する会社(レコードの普及前であり、当時の音楽に関する主たる商品は楽譜であった。このため、ここでいう会社は、楽譜出版社、演奏者のエージェント)が集まっていた…ウィキペディア日本語版より。
英語版の方を読んでみると、1800年代後半から1930年代くらいまでの映画やブロードウェイの舞台で、民衆に人気があった音楽、代表的な作曲家はガーシュウィンとハリー・ウォーレン…
ジョージ・ ガーシュウィンはラプソディ・イン・ブルー(Rhapsody in Blue)で有名ですが、ハリー・ウォーレンって誰だろう??
Harry Warren: America's Foremost Composer (1933)
ピアノを弾きながらニコニコと笑顔のおじさまが、ハリー・ウォーレンさんのようです。
アメリカにおいてのロックンロール以前の大衆音楽?
とても明るくて陽気な印象…これって、アメリカ音楽の遺伝子なのでしょうか。
Steve Mcqueen/Sony Bmg Europe
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このアルバムは、いわゆるネオアコの名盤ガイドに載っているけど、あの辺のキラキラとした爽やかで青臭い感じ(未成熟な魅力?)とは、少し違った印象でした。
Prefab Sprout - Bonny (Live in Munich 1985)
驚いたのですが…他の映像も見たけど、ライヴがとても丁寧
彼らの音楽は、瑞々しい感性に溢れる透明感が魅力です。
まるで青春の輝きのような初々しさ、ですが、それと相反するように成熟した力のある演奏と完璧なソングライティング。
ところで、なぜ下着のような?ランニングシャツなのだろう??
たしかにこの頃って、ジョー・ボクサーズともそうだけど、こういう労働者風のファッションが流行っていましたね。
だけど…衣装係が居たから?この格好なのか…(再び、上のPVをご覧ください)
Prefab Sprout - When Love Breaks Down (Whistle Test)
初めてこのライヴ映像を初めて見たときには、すこし感動してしまいました。
なんとなくアダルトコンテンポラリーのような心地良いフィーリング…上質なポピュラーミュージックです。
わたしだけがそう思っていたのかも?しれないけど、日本で人気のネオアコ…というと、60年代風のアレンジやアマチュアっぽい可愛らしさが売りだったと思う。だけど、プリファブは群を抜いて大人の雰囲気だと思いませんか?
夫からの情報によると、新しいアルバムがリリースされたそうです。
Crimson / Red/Prefab Sprout
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アルバムのタイトルが、そのままジャケットのアートワークになっている?
どの色が、クリムゾン・レッドなのでしょう?全部、なのでしょうか。
PREFAB SPROUT - The Best Jewel Thief In The World
煌びやかな電子音やソウルフレイバーのハーモニカ、ドラマティックに展開する楽曲…パティのロマンティックな歌声も変わっていない…これが、プリファブ・スプラウト、なのね
パトカーのサイレンから始まり、黒ずくめにマスクをし、屋根によじ登り、盗品をバックに抱えて…
歌詞を確認しようと思って検索したのですが、でてこない…聞こえてくるのは、天下一の宝石泥棒さん物語
YouTubeにアップされているBBCラジオのインタービューを見てみました。少し思い出しながら書きます(間違っていたら、ごめんね)
彼は、ず~っと曲を作り続けているそうですよ。このアルバムも、今まで書き溜めた曲の中から庫出ししたものもあるみたい。彼がそのことを、これはGift(才能、神様から与えられた…という意味もあるそうです)と呼んでいました。曲作りにはカセットテープレコーダーを愛用している!デジタルはいいけど、間違ったら簡単に消えちゃうから嫌!なんだって。それと…インタビューアーが、この曲をラジオではかけられないよ~だって、曲の初めにサイレンがなるだろ?車の中でラジオを聞いていたら、ドライバーがビックリするから…というと、それは悪かった、僕は車に乗らないんだ…なんてお話も。インタビューは終始穏やかな雰囲気で進み、彼の優しい人柄を感じることができました。
すっかりお話が…すごーく長くなってしまいましたが、じつは…続きがあるのです
わたし、プリファブ・スプラウトの名前を聞くと、同じく男女デュオの?バンドを思い出すのです。
ドリーム・アカデミーではありません
そのお話は、次回に