40歳で「好き」を仕事にする | しあわせのもと「ここ」にあります

昨日『1億人の大質問!? 笑ってコラえて! ~春の4時間スペシャル』で
ヴァイオリン職人の菊田浩さんが紹介されていました。


19歳でクラシック音楽のミクサーとしてNHKに勤務。

35歳でヴァイオリン製作を開始。

40歳でNHKを退職し、ヴァイオリン製作家として独立。
     クレモナ国際ヴァイオリン製作学校に入学。


そんな人生を歩まれてる方。

ある日出会ってしまったヴァイオリンに魅せられて40歳で新たなスタートを切る。




・・・そういう話好き( ´艸`)





35歳からバイオリン製作教室に通い、5年で10挺製作。
自信を持ってみてもらったところ。
「設計図通りよくできてるがこれはヴァイオリンじゃない」と言われてしまう。

自分としては踏み込んでいたつもりが
スタート地点にもたてていなかった。

その時、ある楽器を見たことが
次の人生の分岐点となる。


その楽器とはニコラ・ラザーリという方が作成した楽器。

「自分が作りたい楽器がこれだ!」と思った。



じゃあどうすればいいか・・・

本人に習いたい。
イタリアへ行きたい。


でも、仕事を辞める上に留学なんて。
家族に迷惑はかけられない。


でも楽器製作はもっと力を入れたい。


ちょっと弱腰目に菊田さん
奥様に相談します。

「NHKを辞めて、楽器の製作に時間を使いたい」


その相談への奥様の返事がこれまた素敵

「NHKを辞めるからには、辞めなきゃできないことをやったら?
イタリアに行きたいならやってみればいいじゃない」


なんて素敵な奥様キラキラ


インタビューで奥様はこうもおっしゃってました。

私には、人生かけてやりたいことは見つかってない。
でもこの人にはそれがある。だったらやってみた方がいいと思ったんです。


そして、菊田さん。
40歳にしてイタリアで高校生になりました。

普通高校なので、一般科目をイタリア語で学ぶことになります。
それに加えて週12時間のヴァイオリン製作の授業もあります。

全力で取り組んで、
なんと43歳で主席で卒業☆


そして満を持して、ニコラ・ラザーリの工房へ。


そこで自分のヴァイオリンを見てもらうと。

「設計図通りよくできてるがこれはヴァイオリンじゃない」

日本で言われた言葉と同じ言葉を言われてしまいます。


それからラザーリさんに弟子入りし
ラザーリさんの技術を盗んでいきます。


彼は菊田さんが理解できないような作り方をしていたそうです。

菊田さんは下書きを書いた線の通りに精密に削ればキレイにできると思ってた。

だが、ラザーリさんは、

自分の感覚をたよりに
その木と直接対話して削っていく。
下書きの線も消してしまったりする。

決して簡単な事ではない。
設計図ではなく木と話し合う事が大切だと知る。



弟子入りして1年
作成したヴァイオリンを見てもらって

「美しいこれならヴァイオリンだ」

と、ようやく欲しかった言葉をもらえた。



その後さまざまなヴァイオリン製作コンクールに出て
菊田さんのヴァイオリンは第1位をとる。

日本人がこのコンクールで優勝するのは史上初のことだそうだ。




スタジオでヴァイオリニストの千住真理子さんが
菊田さんのヴァイオリンとストラディバリのバイオリンを演奏しました。


菊田さんはそれを聞き終えてこう言いました。


自分のヴァイオリンは子どものような感じなので
粗相しないかと心配だった。

千住さんに素敵に弾いていただいてよかったです。



と、その優しい人柄にも癒された一幕でした手描きふうクローバー













本当こういう「好き」を見つけました!って話が好きなんですキャー
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