子どもの想像力は、なんて素敵なんだろう♡ | ひろみのBOOKブログ

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読書体験は自分へのギフト♡5年後、10年後、30年後の自分へ贈り物をするように読みたい。皆様と本の出会いをお手伝いできたら、嬉しいです♡表紙だけでも頭の片隅に置いておけば、書店で出会った時は、もう初対面ではありません。知ってる本なら手に取りやすい♡


ももいろのきりん

中川李枝子 作
中川宗弥 絵

福音館書店

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子どもの頃の私も、きっとこんな子だったのだろうと思いました。


おかあさんから、大きなももいろの紙をもらった、るるこちゃん。

その紙で世界一首の長いきりんを作ります。

完成したきりんは、なんと!
自分で動きだします。

途中、せっかくの綺麗なももいろが剥げてしまう事件も起こるけど、

最後は大きな画用紙に、きりんの家を描くのです。


子どもの想像力というのは、なんて素敵なんだろう💕


途中、他の動物たちとのやりとりもあったりして
その部分の方が冒険っぽいというか
盛り上がるんですけど

私は、最後の場面が大好きです。

ここが玄関、ここが台所、時計も置いて…
と、どんどん想像を膨らませて

ああ、私もこんな風にお人形遊びしてたのかなぁ
と思いました。

一人でぶつぶつ言いながらお人形遊びしてるような子だったのは、覚えているけれど

頭の中にどんな世界が広がっていたかまでは、覚えていません。


この本を読むと、あの頃の自分にもう一度会えます。

ももいろの夕焼けが空いっぱい広がるまで、遊んでいた自分に。