家族こそ、真正面からぶつかんなきゃ分からないよ!が分かる2冊 | 人生が変わる☆頭の中と家をスッキリさせて家族と笑顔で過ごそう

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片付けも苦手、収納も苦手、管理も苦手。家事も子育ても苦手。それでも軽やかに、身軽に暮らしたい!は叶います。

家族なんだから言わなくて分かるでしょ?

もしくは、

こう思ってるんでしょ?

(家族なんだから考えてることは分かりますよー)

って思ったこと、ありませんか?

 

 

先日読了したこちらの2冊。

全く違う本なのに、

家族だって言わなきゃ分からないよ!

真正面からぶつからなきゃ

何一つ解決しないよ!

という共通点がありました。

 



何より恐怖した共通点は、

母親に対する気持ちが

そのまま自分の人生や他の人への対応に通じている

ということでしたガーン

 

 

心理学ではなかなか受け入れられないことも、

小説で、登場人物を通して見ると

すんなり理解できたりするものです。

 

 

なんか生きづらい。

人(家族含む)と関わるのが面倒くさい。

 

 

そんな方にもおススメです。

 

 

『明日の世界が君に優しくありますように』



学校での人間不信から、登校拒否に。

高校進学を機に、ほぼ面識のない母方の祖父母の家に預けれます。

そこで関わる人を通して、

少しずつ自分を変える決心をしていく・・・という話。

 

でもその根本は、

友人関係以前に、幼少期の母親との関係(母親に対する自分の気持ち)にありましたガーン

 

世界の中心で愛を叫ぶ、や、君の膵臓が食べたい

などの文体が好きな人には合う話かなと思います。

私は得意ではないので・・・

なかなか苦戦しましたえーん

 

それでも、

家族とどう向き合うのかが気になって読了。

 

ああ、結局母親に対する自分の心か・・・

と分かったことは良かったな、と思います。

 

 

 

『やっかいな食卓』



同居問題

小姑問題

登校拒否気味問題

仕事問題

親族の子供問題

親の介護問題

・・・

家族に起きる問題のデパートみたいな話笑い泣き

 

文体が読みやすく、

出てくる料理もとても美味しそうで

割とすんなり読める一冊です。

 

姑視点と嫁視点で交互に描かれる文体も、

なかなか小説を読まない人でも読みやすいかと思います。

 

こちらも母親の呪縛がありますが、

結局誰とだって真正面からぶつかんなきゃ何も解決しないよー!

ということが良く分かります。

 

苦手だから距離を置こう。

関わらないでおこう。

では、解決はしないんですよね・・・ショボーン

 

現実、こんな風に解決するかな?

と思うところではありますが、

そこに至るいきさつが面白いです。

 

働く女性の奮闘する話が好きな方にも

面白いかもしれません。