改心した男の初優出・弥彦寛仁親王牌決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。

 


弥彦寛仁親王牌は
大雨の中で準決勝が行われ
決勝進出の9名が決定。


SSからはワッキー、古性、新山と
3人が進出で、昨年決勝進出した
河端とユキノリは2年連続の優出。

そんな中で特別で初の決勝進出を
果たしたのは、唯一の関東地区の
佐々木悠葵。



学生時代はバスケットボール部で
自転車経験は大学を卒業してからで
適性試験に合格して養成所に入り
そのころから身体能力は評価されており
在校成績6位、卒業記念レースでは
決勝進出して2着と好成績


師匠の矢口啓一郎からは
デビューしたての頃に
「ぜんぜん基礎がなっていないのに
 荒削りな素質だけで戦えている。
 群馬では久々に『これは』という
 感じがする逸材です。」

と高評価をされていた佐々木悠葵

順調にS級に昇級を決めて
ヤンググランプリにも出場
デビューして約3年半で
高松記念を獲って初のGⅢ制覇
素材通りの出世を遂げてましたが…

 


ただ、S級に上がった頃から今年の
初めくらいまでは、捲り追い込みが中心
自力でも叩き合いは避けて
自分だけ着を拾う競走で戦うことが
多くて…輪友の皆様からの評価も
同世代の関東の眞杉・森田・坂井
あたりと比べると低いもので


関東の大将の平原からは
「あいつは『なまくら』だからね。」
と呼ばれたこともありましたが

そんな頃も、師匠の矢口からは

「佐々木には、みんな多くを求めすぎ。
 レース内容だったり、人間性だったり。
 養成所まで自転車経験もないから上等だと
 思っている。最低限の事は言うけど、
 本人が理解して考えないと、
 何を言っても無理。」
とのコメントがありました。 

で…今年の後半になった頃から
人が変わったように積極的になって
長い距離を踏むようになった佐々木悠
町田太我に教えを請うて、先行仕様の
セッティングに変えたそうで
松浦からは乗り方のアドバイスを受けて
フォームが安定し、長い距離を踏んで
「捲り」中心だった決まり手にも
「先行」が増えてバック数も急増

今年の平塚オールスターでは、負け戦で
パリ五輪帰りの太田海也を出させず
主導権を取る競走を見せて
これまでは低評価だった輪友の皆様からも
「あいつは変わった」「強くなった」
と一変

師匠の「本人が理解して考える」が
できるようになった佐々木悠葵
寺崎ーワッキーー古性の近畿ラインが
超強力な本線ですが、特別初優出で
単騎でも一発を狙って積極的に戦う
姿を見せてほしいですね。



バトルメガネ
「まあ、だいたい俺のおかげだけどな」

改心したメガネ
「せやな。」







大雨の中の準決振り返り
ふぬ競・特別解説員(無報酬)


灰人さんの解説で送ります。


灰人さん
「こんな大雨じゃあ、昨日までの
 レースは参考にはならないし
 仕掛けどころも変わってくるから
 展開予想も難しいけど
 自力選手の調子が良い・悪いってのは
 レースを見てるとわかるから
 そこを中心に考えるしかないな。」


筆者
「じゃあ、準決の各レースの
 自力選手の好調・不調は?」


灰人さん
「10Rは好調が寺崎、新山
 不調だと思うのは深谷で
 昨日も落車がなきゃ着外だったろ。
 庸平は…そもそも自力じゃあザコ。
 11Rは好調なのはワッキーで
 北井はイマイチの調子だと思ってる。
 清水はよくわからんね。
 12Rは古性と眞杉は相変わらず
 調子うんぬんより、強いと思うし
 松井も悪くないと思ってるけど
 犬伏は自信がない仕掛けをしてる。」


筆者
「犬伏はぶっちぎって勝ったのに?」


灰人
「逃げイチで別線のザコたちが
 飛びつき狙いのイン斬り合戦で
 脚を使いまくったところを捲って
 勝っただけだからなぁ…あんな遅めの
 仕掛けじゃ、今日のメンツじゃ
 出させてもらえないね。」



筆者
「なるほど……。」



10R
号砲が鳴って寺崎と小原太がダッシュ
S取り合戦になるも、S取りランキング
全国ベスト5(筆者独自認定)に入る
小原太が上手く取りきって
南関ー小川真ー近畿ー東北ー九州の順



そこから赤板で九州が斬ってきて
新山の先行を呼び込んでくるも
深谷は内をすくって3番手を取り
単騎の小川真は南関の動きに付けきれず
東北ー南関ー九州ー小川真ー近畿の順で
最終ホーム


寺崎はホームから捲りに行って
後ろの村上博は付けきれずにブッチン
深谷は3番手から寺崎に合わせて捲るも
車が出ずにズルズル後退


捲り切った寺崎が1着で
不発の深谷の後位から伸びた
小原太が2着、駆けた新山が3着に粘り
3連単5万円台の穴車券。



「う〜ん……しかし、寺崎は
 ローズカップでワッキーと古性をつけて
 あんなヘタこいた競走をしたのに
 今日も全引きして8番手上等で
 捲って勝っちゃうっていうのは
 よっぽど自分のデキに自信があるのか
 何も考えていないバカなのか……
 いずれにしても、肝の太い男だな。」


「確かに…よく解らんけど、引いて捲りの
 作戦しか考えて無かったんだろうな。」


「それに引き換え、深谷は自信がないから
 小細工して位置取りしたんだろうけど
 あの3番手で捲れないのはなぁ…
 逆に、大雨の中でも先行して残った
 新山は慎太郎にも差されてないし
 最後まで踏んで強かったわ。」



11R
前受けは清水が取って、
瀬戸内ー中部ー近畿ー南関の初手
北井はワッキーを牽制しつつ上昇で
赤板過ぎに前を斬って、そのまま先行
南関ー瀬戸内ー中部ー近畿の態勢で
一本棒のまま最終バックへ



 

最終1センターでワッキーが捲り
稲川は踏み出しの一歩目でブッチン
車間を切った郡司が応戦しようとするも
あっさりと乗り越えたワッキーが快勝


直線での2着争いは郡司が制して
内を突いた松本貴が、横にいた清水を
弾こうとして前にいた郡司にハウスし
落車して…清水も全然伸びずに
外を踏んだ河端が3着。


「北井は郡司があれだけ庇ったのに
 残れなかったのは、やっぱり調子が
 イマイチだったんだろうな。
 しかしイナショーは踏み出しの一歩目で
 ちぎれるってのは…なぁ。」


「清水も全然伸びなかったな。」



「まあ、郡司の車間切りで詰まって
 仕掛けるチャンスも無かったしな。
 しかし松本貴はなぁ……
 俺はワッキーアタマだったけど、
 清水が仕掛けて河端が外を踏んで
 内に松本貴が入って2・3着の車券を
 買ってたから悔しいわ。
 もうちょっと厳しく清水に当たるとか
 郡司と北井の中を割るとか
 できなかったかなぁ……。」


「ワッキーから郡司・清水・稲川以外が
 ヒモだと、意外に配当が良かったのね。」


 
12R
関東ー瀬戸内ー近畿ー松井渡部の初手で
後ろ攻めの松井が前受けの眞杉を抑えて
赤板過ぎに先行態勢に入り、古性は
斬らずに松井の後ろに追い上げて3番手
6番手に眞杉、8番手に犬伏で打鐘



眞杉は後ろの犬伏を何度か牽制しつつ
最終ホーム手前でダッシュして
カマシに行くも、松井がペースを上げて
両者の壮絶なもがき合い



犬伏は2コーナー過ぎに捲りに行くも
山を乗り越えられずに失速して終了
眞杉と松井のもがき合いは3角まで
続いて……両者ともに失速し始めて


眞杉の後ろから自力気味に踏んだ
佐々木悠が1着、3番手から伸びた
古性が2着で、ユキノリが3着
こちらも3連単は5万車券の穴。


「松井は後ろ攻めで、斬ったらもう
 次に犬伏を出したら眞杉や古性が
 付いてきて内に押し込まれちゃう。
 ごっそり行かれるわけには
 いかないから、腹を括って先行だけど
 犬伏は前にいた眞杉にチラチラと
 牽制されてビビったのか、
 持つところから駆けたかったのか
 いずれにしても判断が遅いわ。」

 



「しかしなぁ…眞杉でも力勝負だと
 松井を越えられないのね。」


「あの形だと松井はワッキー相手にも
 出させなくて両者リングアウトに
 持ち込んだことがあるからなぁ…。
 なかなかいい気合の先行だけど
 眞杉と叩きあったら、もう無理だな。」


「雨だし勝負所では外がゴチャッと
 したから、ユキノリも古性も
 普段みたいなヨコへの牽制は
 さすがにできないよな。」


「あんだけの大雨でスリップしたら
 ドンガラガッシャンで
 大量の落車事故につながるから
 さすがに危なくて振れないわ。
 ただでさえ今回は落車が多くて
 補充だらけになってしまったし
 管理側からお願いされたのか
 落車しても無理して出てる奴が
 けっこう多いからなぁ……。」


「確かにそうだね。」


「だからよ、落車した選手の
 身体と自転車のダメージを
 ダイジェストでよく確認して
 最終日に、ボロボロだけど無理して
 出てきてるヤツを探すのよ。
 2日目の平原みたいに、名前と
 人気があるからオッズを吸うけど
 一銭もいらないやつが出ると
 美味しいけどなぁ…」
 

「…………ソウデスネ。」




車券の結果は…
準決11Rでブログ予想通り
ワッキーのアタマで獲りましたが
大雨で怪しかったので「厚め」と
書きながら獲ったのは2枚だけ
高配当の10・12Rは
まったく見当ハズレの予想で
負け戦も雨が降ってからは
全然当たらずに……


7Rでは買った選手が全員落車する

筆者のような上級養分でさえ
年に何度も起こらない惨劇で
地獄のような光景を見せられ


1日トータルではけっこう
ライフを減らして終了


急に寒くなってきましたね。
(時節の挨拶)


決勝予想


 

ポイントは2つ
・寺崎が「お務め」をするのか
・新山が前を斬れるのか

トップクラスの選手の中では
ダントツにスタートが早い古性が
気合を入れてS取りに行ったら
郡司も小原太も早いんですが
ちょっと厳しそうで……

スタートでは近畿が前受けをして
近畿ー南関ー東北ー単騎2名の
枠なリの初手
そこから新山が斬りに行きますが
ダッシュもあり自身がツッパリ先行の
使い手である新山は、別線がS取って
突っ張る時の対応もうまく
けっこうな確率で斬るのに成功


ただ…同じようにダッシュがある
寺崎が突っ張ってしまえば
そこで新山は8番手になり終了
そしてローズカップでヘタを打った
寺崎が反省して「お務め」をすれば
郡司も単騎勢も捲れない


あとはワッキーが番手捲りして
古性が差すか差さないかくらいで

 


「俺達もさんざんお務めしてきたんだから
 この借りは来年デビューする
 市田さんの息子に返してもらえよッ!」

で……近畿ワンツーで決着


めでたしめでたし……






………?








 

………………!








ってことで、このブログを長く
お読みの方には、もうお解りかと
思っておりますが…………
当ブログの本命は、渡部幸訓です。


いままでさんざん車券の上で
美味しい思いをさせてもらった
当ブログの推しメンであるユキノリが
新田も慎太郎も守澤も不在で
新山の番手を大名で回るという
もう二度と無いくらいの
チャンスでございます。


輪友の灰人さんにもカイジくんにも
「うわー金を捨ててるバカがいる」
ってディスられるのは承知の上




相手は…新山に、佐々木悠
今回絶好調だと思われる小原太に
何があっても車券に絡みそうな古性

3連単 7=1348ー13468

ええ、お金の欲しい皆様は
ワッキー=古性のウラオモテで
二車単を買われるか
3着を2人くらい選んで三連単を
買えばいいんじゃないでしょうか。

ええ、普通なら筆者もそこを買います。





さて…静岡グランプリを目指す
厳しい椅子取りゲームも
終盤戦を迎えてまいりましたが
果たして郡司・平原・北井・古性に
続く5人目の選手は誰でしょうか。


皆様のご健闘をお祈りします。