金髪チョビ髭は歓喜の涙を流すか・平塚オールスター決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。


平塚オールスターは5日目を終え
激闘の準決勝の結果、決勝進出の
9名が決定

ワッキー対カイヤのナショナルエース
新旧対決で注目が集まった10Rは
地元の松井宏佑が捲って1着
強敵相手に見事な勝利を飾って
ホームバンクの声援に応え
何度もガッツポーズを繰り返し



「地元でのGⅠ、ここに向けて
 練習を頑張ってきた。
 大一番で結果が出せて良かった。
 頑張ってこられたのも、
 地元のファンの前で格好良いところを
 見せたい、恩返しがしたい一心。」


そして…注目された郡司との前後は
「決勝は僕が前で自力。
 郡司さんは僕が勝てるレースを、
 と信じて任せてくれた。その気持ちを
 汲んでワンツーを決めたい。」



同県の大将、郡司が初めてGⅠを
制したのは2020年の競輪祭
その時は前を任された松井が先行
番手捲りを打った郡司が優勝して
悲願の初タイトルを手にしただけに



準決終了後の輪友の皆様からは
「もうGPを決めてる郡司が
 恩返しで前回りして死に駆け?」
みたいな並びの推察もありましたが
松井ー郡司で並ぶことが確定

郡司からは


「2車だし、宏佑の調子も良さそう。
 自力で獲れるぐらいの力はある。
 宏佑を信頼して。」

と、エールを送られ任された松井
昨年の小倉競輪祭の決勝では
先輩の深谷に懇願して番手を回して
もらいながら、眞杉の強襲に屈して
優勝を逃し号泣した金髪チョビ髭が
9ヶ月後に地元でリベンジを果たし
歓喜の時を迎えられるでしょうか。





準決振り返り

ふぬ競・特別専属解説員(無報酬)
好きな選手は森田

嫌いな選手は郡司

灰人さんの解説で送って参ります。


いつものサテライトで会うと開口一番



「今回の平塚の番組は地元偏重が
 酷すぎて…番組屋にムカついてるわ。
 予選でも神奈川の選手が本線、
 あとはザコを詰め込んだ鉄板番組で
 他地区は潰し合え、みたいな感じで
 準決では南関に勝って下さいの番組で

 松浦の扱いが悪すぎるだろ。」
 

 
「う〜ん…でもまあ、小倉競輪祭では
 毎年のように地元忖度番組があって
 他地区からの借り物競走みたいな
 ラインが組まれてるからなぁ……
 『お前らが言うな』って神奈川の
 ファンから抗議が来るぞ。」



9R

「このレースは、浅井ー笠松を
 味方につけたラインが勝つな。」


「どういうことよ?」


「深谷は初手で前を取れれば
 新山のライン3車を出して
 中団取って犬伏と叩き合いさせて
 自分だけはサラ脚で捲り一発狙い。
 で、浅井は後ろの笠松なんか
 どうでもいいから、自分だけ優出
 するために3着以内が取れそうな
 位置を狙うわけよ。」

「……………なるほど。」


「だから新山と犬伏の叩き合いなら
 深谷ーマクルの3番手に行くし
 叩き合いが無いと見れば
 新山は相手がどうあれ先行するから
 東北の後ろに付けるだろうね。」


「その場合は、東北ー中部の合体で
 実質5車のラインになるってことね。
 俺はそう読んで慎太郎を軸にして
 買うつもりだけど………。」


「そうだな、深谷は4番手を取って
 前が叩き合いなら東北を捲れるけど
 叩き合い無しの6番手だったら
 新山を捲れるか、ちょっと怪しいな。
 でも深谷だってバカじゃないし
 番組屋が1番車を渡してんだから
 前受けして叩き合いを誘うだろうよ。
 安いけど南関から買うわ。」

「四国の二人は?」


「松本貴は調子いいと思うけど
 犬伏はそんなに好調じゃないし
 新山と叩き合ったら残れない。
 枠負けで位置も取れないから消し」
 


で、号砲が鳴って…Sを取ったのは
松本貴で、四国が前受け。


新山が赤板で上昇して前に出ると
犬伏は下げて中団を取りに行き
そこに追い上げた浅井が4番手
犬伏は6番手、深谷はまさかの8番手






「もうこうなりゃ、深谷は一か八かで
 カマすしかないんだけど……
 行かねぇのかよ、この臆病者がッ!」

新山は後ろをチラチラ牽制しながら
徐々にペースに持っていき…
犬伏も深谷も仕掛けようとするも
なかなか車が出ずに後方で終了


結局、良く粘った新山が
追い込む慎太郎を微差押さえて1着
慎太郎ーユキノリの入線で
東北ワンツースリー決着。


「新山があんな形で前に出れば
 そりゃ浅井も切り替えるわ。
 深谷は新山が上がってくる時に
 一緒に上がって前を斬るとか
 ペースが上る前にカマシに行くとか
 なにか仕掛けなきゃいけないけど

 優遇番組を組んでもらったのに
 ……策なしの上に臆病者かよ。」



10R

「ワッキーが調子がいいのは
 ドリームと3日目の予選の動きで
 明らかで、優秀競走はただのサボり。」


「ああ、今回はコメントでも
 泣きが入った感じはないね。」


「で…カイヤは単純な力勝負なら
 ワッキーにも勝てそうなんだけど
 『他のラインを味方につける』
 『動いて位置を取りに行く』
 みたいな9車立ての競輪の
 作戦や駆け引きができるかって
 いうと…まだ怪しいんだよな。」

「…………なるほど。」



「松浦みたいな信頼関係のある
 策士が付いたら作戦が機能するけど
 岩津は同県の先輩とはいえ
 一緒に練習してないだろうし
 二次予選の競走を見ても、ただ
 力任せに踏んで勝っただけ。

 互いに信頼関係はないし、

 作戦も特に無いと思うわ。」

 「……で、展開は?」


「前受けは松井か眞杉で
 枠負けのカイヤは後ろ攻め、
 ワッキーはその前にいて
 カイヤが上昇したところを
 すかさず叩いて、そこから流せば
 松井か眞杉のどっちかが追い上げて
 カイヤを内に詰めてくれる」


「他のラインを味方にするのね。」


「そこからペースに入れて駆ければ
 今回の動きならワッキーが逃げて
 粘れそうな気がするんだよね。
 あとは、普通にカイヤが駆けて
 ワッキーが8番手からの捲りなら
 3番手に入れそうな眞杉が有利。」

「カイヤの逃げ切りは難しい?」


「まあ、2車だし岩津もハイペースで
 バテバテになるだろうから
 駆けても援護は期待できないし
 パリから強行軍で帰ってきて
 自転車も体調も調整できてない
 このメンバーで2車で駆けて軽く
 勝てるようなら、ラブレイセンにも
 勝って金メダル獲ってんだろ。」


「眞杉は位置が取れるだろうから
 追込み勝負が可能だろうけど…
 松井はけっこう厳しい?」


「後ろは他人で義理はないから
 松井の狙いは捲り一発だろうけど
 逃げる気はないし位置も取れないし
 レースを作ることはできないね。
 他の全員から無視された状態だから
 カイヤと眞杉とワッキーが
 ガチの削り合いならチャンスが
 ないわけじゃないけど、
 展開待ちだね。」


 
Sを取ったのは眞杉で、以下は
松井➝ワッキー➝カイヤの順



 

赤板でカイヤが動いて上昇して
前を斬ると、すかさず叩くワッキー
カイヤは叩きあいを避けて3番手に
入って位置取りしようとするも
すかさず追い上げて併走する眞杉






「眞杉はいろいろ展開を考えて
 レースが俯瞰で見えてるなぁ。
 ワッキーが出切って流して
 一瞬だけ緩んだところで追い上げ
 ここでカイヤを内に詰めときゃ
 少々抵抗されてもヨコで勝てる、
 ってことか。
 マジで若い頃の平原みたいだな。」


で…3番手の併走はバックまで続いて
ワッキーのペースも緩まない中で
バックから仕掛けた松井が捲り一閃ッ!

 


そのまま松井ー守澤で捲りきって
ワンツー、3着は3番手に切り替えた
眞杉が入って決着。


「う〜ん、ひとりだけサラ脚で
 カイヤと眞杉がずっとウリウリで
 隊列が短くなった分、
 松井に展開が向いたか。
 しかしワッキーの逃げもけっこう
 カカっていたはずなのに……
 よく捲る脚があったな。」

松井の上がりタイムはこの日の
最速で10.8、駆けたワッキーは
11.2の上がりで4着。


「う〜ん……ワッキーは勝てると見て
 横綱相撲で戦ったんだけど
 カイヤが駆けて8番手捲りなら
 届かなかったかもしれないし
 まあ、仕方ないよな。
 
 ワッキーと眞杉でカイヤを意識して
 潰しに行った分、松井は去年の
 ダービーのときのケンヤみたいに
 『無視されてんで勝った』ってことか。」



11R


「デキが超抜なのはチカヨリで
 北井は優勝した宮杯の頃に比べると
 イマイチの脚で不安そうに走ってる
 気がするんだけど……。」


「うん、それは俺も一致。
 チカヨリの二走目と二次予選は
 まあまあ強い相手にスキを見せず
 完勝しているし超抜のデキ。
 俺は今の北井となら、力勝負をしても
 チカヨリが勝てると思ってるし、
 たぶん古性もそう思っているんで
 近畿は小細工なしの真っ向勝負。」


「松浦の作戦は?」


「脚は戻ってきたけど自力じゃ厳しい。
 Sがヘタクソだから位置が取れないし
 どこかに斬り込むしかないけど
 どっちかのラインに競りこんだら
 郡司には内なら勝てるだろうけど
 ヨコ最強の古性には負けるだろうし
 もう一方のラインに行かれちゃうから
 番手に飛びつくって事はないよな。」

 でもまあ、松浦って男は勝つためなら
 何でもするし、俺達の想像を超える
 悪魔みたいな技を繰り出すのを
 何度も見てきてるからな。」


「俺は古性が軸で買うけど
 ここまでの9R、10Rで勝ち上がった
 決勝メンバーを見ると、東北4人と
 松井に眞杉だから……古性はチカヨリを
 残さないと決勝じゃ厳しいから
 チカヨリが駆けたら守護神コショーで
 徹底ガードするだろうから
  チカヨリの押し切りも買うわ。」


「ああ、そこは俺も一致。
 後ろの荒井なんか連れて行っても
 なんの役にも立たないだろうから
 チカヨリが駆けたら車間切って
 内も外も全部止める気だろうな。
 ……で、荒井はヨコが弱いことは
 もうバレてるから、松浦も郡司も
 決勝に行くためには荒井の位置を
 狙うんじゃねぇか?」


「郡司はいざとなったら北井を
 捨てても勝負する?」


「決勝に松井が残ってるから
 ひとりにはさせられないわな。
 北井が先行でチカヨリがカマシや
 捲りで一気に出切ったら
 捨てて荒井のところに飛びつくって
 展開もあるんじゃね?
 だから本線は古性=チカヨリに
 3着に郡司・松浦・荒井。」

「今回はだいたい一致したな。
 荒井の3着も抑えるのね。」


「ヨコはクソ弱いしどう見ても
 郡司や松浦に狙われる位置だけど
 今回の荒井は恐ろしいくらい
 運が良いからなぁ……
 バカヅキには逆らえないから
 いちおう古性の後ろだし買うわ。」


で、実際のレースは郡司がS取り
南関ー近畿+暴君ー中国で並び
松浦が赤板の手前からダッシュして
北井に突っ張らせずに前を斬り
そこをチカヨリが叩いて先行




松浦は抜け目なく荒井の位置を
捌きに行って瞬殺して3番手キープ

北井は早めにカマそうとするも
中国3番手の柏野元首相が微妙に
車を振って波を作って嫌らしい牽制
そして後退する荒井が邪魔になり
何度かバックを踏まされ苦戦
 


で…最終バックに北井がようやく
捲るも、チカヨリのカカリが
凄くて前までは届かずに……
2センターで古性は牽制すると
見せかけて視線を外に送ったところで
内を突こうとした松浦に、強烈な一発






松浦も耐えて、直線の入口では
「男の意地の三角形」
出来上がりかけるも、古性が
松浦を押し込んで下げさせ
そのままチカヨリが押し切って1着
守護神コショーが2着、直線伸びた
郡司が松浦を交わして3着。


「古性の野郎、後ろに松浦がいるのを
 察知して、あえて内を開けるフリで
 松浦の中割りを呼び込んでから
 思いっきりシメに行きやがった。」



「いや……しかし、松浦じゃなきゃ
 落ちてるくらいの厳しい一発だな。」


「『松浦だから』あそこまで厳しく
 行かないと割られちゃうし
 松浦ならアレでも落車しないって
 ある意味の信頼があるんだろうな。
 で、今日は差すよりチカヨリの
 ガードを優先して、決勝で強敵になる
 郡司と松浦、最低でもひとりは
 消しておきたかったんだろう。
 
 でもまぁ…俺としては郡司よりも
 松浦3着のほうが嬉しかったけどな。」


「郡司が嫌いだから?」



「それもあるけど、松浦3着の方が
 配当が3千円高かったからな。
 俺は郡司は嫌いだけど展開上、
 来ると思ったらちゃんと買うし


 どこかの誰かみたいに
 『山田英明は嫌いで相性悪いから
  このレースは買わない』

 みたいな、試合放棄は
 しないからな。」
 
 
「そんなことでマウントを
 取りに来るのかよ………」


古性のレース後のコメントは
「松浦が内に来るのは想定内、
 ラッキーでした。」
だそうで…荒井が捌かれるのも
松浦が内に来るのもお見通し、
ってことだったんですか。
 


本日の車券の結果は……
1Rでハラケンの捲り一発で
2万シューを頂く好スタート







その後はイマイチで
5Rで絶好調の佐々木悠が
カマシでヤマちゃんに500勝を
プレゼント……の車券を
輪友の皆様と検討して買いながら


3着の小川勇がヌケて2万シューを逃し
この車券を獲った輪友カイジくんに


「こんな鉄板でオイシイ車券を
 ヒモヌケで外すのかよ……
 特別の負け戦は3着流しを
 ケチっちゃダメだろ」


とディスられてやや凹むも

6Rで好調のゲンちゃんの軸の車券が
小原佑ーゲンちゃんで決まり
ギリギリマンシューの配当

8Rではそれぞれ好調の坂井が軸
三谷将がヒモの車券を獲って、
わりとライフ充実で迎えた準決勝


9Rはブログ予想通りに購入して
最終バックではもう新山=慎太郎で
決まると確信してましたが
3着がユキノリでライン決着して激安配当



 

3着が浅井だったら1万8千円あったけど
ユキノリでは5千円ちょっと…
ここ3年、筆者の車券に貢献してくれた
ユキノリの優出は嬉しいんですが
どっちも2枚ずつしか買ってなかったんで
複雑な気分のゴール前でした。


10Rは守澤を切ってたんでヒモ抜け

11Rはブログ予想通り的中でしたが
チカヨリー古性ー郡司の組み合わせは
「厚め」と書きながら3枚だけ
要らないだろうと思いつつも
前日に世話になってしまったので
配当の安い荒井の絡んだ車券を
けっこう買ってしまったんで…



 

 






まあ、それでもトータルでは
まずまず勝ったんで満足して
帰ろうと思いましたが……



「おまえ、最終何枚獲ったの?」


「ん……3枚だけど。」






「俺は4枚ッ!」

最後にマウントを取ってくる灰人さんに
心のなかで軽く舌打ちをしながら
明日のリベンジを誓って帰宅。



決勝予想
天気は晴れで風は少々






初手で前受けは郡司が取って
81/72/5/9346
そこから新山が斬って先行態勢

……まではたぶん既定路線の展開

 


「先行でタイトルを獲りたい」
と語る新山はいつもの競走
4車の厚みはけっこう大きい


デキ抜群のチカヨリは引いて
カマシに行く競走になりそうで
新山がペースに入れる前に
叩いてしまうのが理想


松井は準決と同様に脚溜めて
捲り一発で勝負
できれば展開がもつれて欲しい



単騎の眞杉は……何でもアリで
先行するラインの後ろをキープして
脚を溜めて捲り狙いか
場合によっては内に入って
番手に追い上げたりすることも

 

眞杉の作戦が読めませんが

展開次第になりそうなんで

すんなり東北か近畿の後ろを取るなら

わりとシンプルな戦いになりそう

 

準決で古性の徹底ガードで
1着を獲ったチカヨリは、
デキが良いだけに真っ向勝負


でも4車ラインの新山が相手では

叩きあったら勝っても残れない
慎太郎・守澤・ユキノリと

ヨコが厳しい3人並ぶところは

まあまあなデンジャーゾーン


先行粘る新山の後ろから

こちらも調子がいいと思う慎太郎が

ズブリと差して20年ぶりのGI制覇や
叩き合いをひと捲りで
松井、涙の優勝…も考えましたが
けっこう悩んだ末に
当ブログの本命は……





②古性優作です。

チカヨリが不発でも、降りてから
自力で戦うこともできますし
慎太郎や守澤のブロックも
かいくぐることが可能


本人が語るように「調子イマイチ」
だとは思いますが、ファン投票1位の
重みを誰よりも感じている古性が

決勝ではチカヨリのアシストを受けて
前日の守護神コショーから変身して
怪盗コショーでお宝を取りに行く


相手はその後ろにつける可能性も
ある眞杉、捲ってくる松井に
決勝は早めに踏む慎太郎

3着はわりと手広く
要らないとは思うけど……
世話になってるんでユキノリも

3連単 2=358ー345678  
厚めに 2=5ー34678


押さえは眞杉のアタマ
この時はチカヨリ不発で捲る松井か
切り替える慎太郎が相手本線

3連単 5=38ー12348

点数多くてスミマセン。

年末の静岡GPの出場は
現在は郡司・平原・北井が確定

賞金でほぼ確定の古性・清水を含め

「6人目」は誰でしょうか。


さて…6日間の長いお祭りも終了
今日でお盆休みが終了という方も
けっこう多いでしょう。




楽しくて苦しい、火だるま覚悟の
最後のひと勝負を楽しみましょうか。
皆様のご健闘をお祈りします。