暴君、9年ぶりの決勝降臨・いわき平ダービー決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。


いわき平ダービーは激闘の準決を終え
決勝進出の9名が決定

SSが5名勝ち上がったメンバーに
予選から2人進出したのは………
最強超人・ワッキーと
九州の暴君・荒井さん。




ちなみに荒井が最後に特別競輪で
決勝進出したのは、2013年の
岸和田・髙松宮杯だそうで………
実に9年ぶりの決勝進出

その開催で優勝をしたのは
新田の捲りを差した成田。



そして自身でもすっかり忘れてましたが
筆者はそのとき、黒い組織の出張があり
大阪に行ってて岸和田で準決を現地観戦
したんですよね。


荒井はそれから下降線に入り
地元の武雄記念こそ何度か優勝を
していましたが、特別には不出場もあり
佐賀県のトップの位置も山田英明に
譲ったような感じでしたが………


昨年の秋から急上昇で復活を遂げ
記念・特別でも勝ち負けできるような
自力の脚と九州の若手の献身に助けられ

一次予選では岩谷拓磨
二次予選では松岡辰泰
準決勝では嘉永泰斗

死に駆けした若手の屍を乗り越えて
「九州の暴君・若手殺し」の名に
ふさわしい勝ち上がりで決勝進出を
決めた荒井さん

「これで億万長者になれる
 チャンスが出てきた(笑)。」


ジョークも風貌も昭和のヤンキーを
思い起こさせる感じですが

嘉永と記念で同乗した時に

練習方法をアドバイスしたり

「一緒に特別で走ろうな!」と

声をかけたりしたそうで………

ちゃんと先輩らしいことはしてるのね。




 

清水の番手からお宝を掴み取って

これまでに心臓を捧げて駆けてくれた

九州の若手たちの献身に
応えることができるでしょうか。




暴君
「せいちゃん!
 熊本にはヨカ若者がたくさんおるな!
 これなら九州の未来は明るかぞ!」
 
八番亭師匠
「………………たしかアンタ、

 去年の11月の武雄GⅢで
 熊本から連携の申し出をしたのに
 『自力で』って断ったでしょ?」




暴君
「そげん小さいこと気にしたらイカン!
 やけん、せいちゃんは島川ごときに
 競り落とされるんぞ!」
 
八番亭師匠
「・・・・・・・・・・・・・。」
 
 




準決振り返り

9R
赤板で後ろ攻めの眞杉が上昇すると
あわせて踏んだ雄太が前受けの清水を
斬って3番手を狙い、打鐘から眞杉が
先頭に立って踏み込むと、追走してきた
ケンヤが追い上げて3番手を雄太と併走。

 



単騎のマツケンは中部の3番手につけて
いましたが…打鐘でケンヤがそのまま
先行すると読んだのでしょうかね?
思惑とは違いケンヤは3番手に固執
マツケンは先行の確率が高い眞杉の
3番手につけると思ってたんですが……
筆者はここを読み違えてました。


この3番手を巡る小競り合いがしばらく
続き、雄太とケンヤは脚の貯金をロス
そして眞杉はこのメンバーでも落ち着いて
ペースに持ち込んで駆けて粘り…
最終バックで併走の内にいた郡司が
外にいたマツケンを車を振って弾くと
そんなに厳しく当たったようには
見えませんでしたが、前輪が潰れたように
見えて、すごい勢いで吹っ飛ぶマツケン

 

 



粘る眞杉を外併走から捲ろうとした
ケンヤは3角で守澤に牽制されて不発
直線に入って守澤は眞杉を残そうと庇うも
外から清水・郡司・浅井が殺到してきて
やむなく踏んだ守澤が1着、そのあとは
郡司→清水→眞杉の順で入線するも
2着の郡司はマツケンの車体故障の原因を
作ったために失格、清水が繰り上がり2着。
先行した眞杉が繰り上がり3着。



これだけの強敵の中で、2車でも臆せず
先行したメガネボーイ眞杉のハートが
素晴らしかったですね。

繰り上がって報われたと思います。

しかしながら車券は、守澤から流したのに
2着の清水がなくてハズレ………




10R
初手の並びにちょっと意外な動きがあり
隊列を整える時に、前受けした南関の後ろに
イナショーがいて山田久を迎える前に
嘉永が上昇して、近畿の前に九州が入るかと
思いきや…入れてあげないイナショー

結局、南関ー近畿ー九州ー平原慎太郎で
並んだんですが、結果から見ると近畿の
位置取りは大悪手。

 



赤板で平原が斬って、嘉永が斬って先行体勢
そこを深谷がカマシに行くかと思いきや
嘉永がペースを上げて踏み込み
深谷は躊躇して7番手に後退
そしてホームで中途半端にまた出ようとした
南関ラインを中団にいた山田久が牽制して
縺れてキックが落車、南関ラインから
車券を買った皆様は絶望


心を燃やして逃げた嘉永はよく粘って
3番手にいた平原がバックで捲ろうとするも
荒井に合わされそうになり捲りにいけず
結局、3角でタテに踏んだ荒井を追走して
ゴール前で交わした平原が1着、
荒井が大健闘の2着で慎太郎が3着。


サテライトで見ていた輪友の皆様が
「九州の未来は嘉永に託された。」
と、感嘆するくらいの嘉永の見事な先行
ダッシュがないという欠点があるんですが
このレースでは打鐘から最終3角まで
おそらく息を入れずに踏みっぱなし
この大舞台で深谷を出させずに逃げて
荒井を2着に導いたことは、今後の
大きな自信につながるでしょう。

でも、車券は荒井のアタマで流して
ヒモに平原も慎太郎も入れていたのに
裏を返さずにハズレ…………。




11R
車券を買う前に、輪友の灰人さんに
「悪魔の一手がなんかあるかね?」
と聞いたところ


「新山がダッシュして叩き合いで
 脇本の脚を削るけど、せいぜい
 古性が差しやすくなるくらいの
 ダメージしか与えられないから
 古性→ワッキーからで
 近畿3人で決まると安いから
 『頼む、東口ちぎれろッ!』って
 願って3着に別線を買うしか
 ないんじゃない?」
 
だそうで…実際のレースでは
新山は気合を入れてワッキーに挑むも
あまり脚を削れずに乗り越えられてしまい
東口もダッシュになんとか追走




追いかけようとした吉田拓と太田竜が
小競り合いするのを尻目に近畿3名が
出切って………わりと余裕で差す古性


3着に吉田拓太田竜と配当に目がくらみ
大槻を買いましたが…普通に東口が
来てしまい、準決3連敗。

 



 

 

車券の結果はボロボロで…
負け戦も含め打ちましたが
獲ったのは5Rで井上ー庸平の
九州車券に3着志村のところのみ

けっこうライフを減らしちゃいました。



決勝
近畿⑧脇本ー①古性ー④東口
関東⑤眞杉ー②平原ー⑨慎太郎
西混③清水ー⑥荒井
単騎⑦守澤


単騎の守澤は
「関東の4番手は回れないし、ワッキーの
 番手を狙っても相手は古性だし………
 流れに沿って何か考える」
だそうで、やることは限られてそうですが
位置取りして自力を含めた勝負ですね。

そして昨年の京王閣ダービーの決勝では
特別初優出で平原に前を任されたものの
郡司に外併走で嫌がらせをされ動けずに
ラインごと惨敗して悔しい思いをした
眞杉にとっては成長を見せたい舞台

相手が強くても臆せずに先行で戦う姿勢が
魅力な眞杉、そして平原ー慎太郎の
百戦錬磨の二人がつくだけに
近畿ラインも強力ですが真っ向勝負

初手はワッキーが前受けで
814/529/7/36
そこから清水が斬りに行ってワッキーは
下げて、眞杉が打鐘から全力先行
そこをワッキーがホームカマシで
叩き潰しに行くのか、捲りに構えるのか
ですが、清水ー荒井も守澤も
近畿が後方になれば関東ラインの後ろで
ケツを振って牽制くらいはするので
実質近畿VSその他、3対6の戦いに

そして関東ラインが出切ったら
普段は番手捲りを嫌う平原でも
相手が相手だけにやるしかない
一方の古性ー東口は、アクシデントが
無い限り、当然ながらワッキーと心中

う〜ん………
人気は脇本=古性と平原ー慎太郎は
ほぼ五分で、ただどっちも買うと
配当負けするから選んでねって感じ


しかし、今回の流れからすると
準決で郡司が失格してなかったら
眞杉は決勝に乗れず

脇本ー古性ー東口、清水ー荒井は
そのままでしょうが
平原ー慎太郎、郡司ー守澤みたいな
組み合わせになってたでしょうから
平原に流れが向いたと思います。

 




よって筆者の買う車券の本線は
3連単 2=9ー367(7厚め)

でも高目のタイトルには縁がない
平原が強襲されて2〜3着になる

378ー2=36789

も、小銭で買っておきます。
平原の番手捲りをさらに7番手から
ワッキーが捲り切った時には
さすがの古性もちぎれてるでしょう。


荒井さんの優勝?
う〜ん………負け戦で浮いてたら
カネドブ覚悟で100円流すかも……。



さて…今年から賞金がアップされて
優勝はもちろん、2着でも3,500万円で
ほぼグランプリが確定する決勝
選手の誰もが夢見る「ダービー王」の
称号を手にするのは誰でしょうか。




皆様、6日間のお付き合い
ありがとうございました。
ご健闘をお祈りします。