超人を振り切った同期連携・名古屋オールスターの結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。



灼熱の名古屋バンクで開催された
オールスター決勝を制したのは
昨年の競輪祭以来、二度目の

G1戴冠となる松浦悠士。




同期のハラケンの先行に乗り
捲ってきた脇本に合わせて番手発進
出切られそうになりながらも
内から必死に併せて直線で振り切り
最強の超人を倒して優勝、

獲得賞金も1億円を突破。


確実だった年末のグランプリ出場を
当確にするタイトル獲得は
途中欠場した盟友・清水へのエール
そして練習仲間で先日に特進した
117期のルーキー・町田太我への
早く上がってこいというメッセージ
そして死に駆けしたハラケンへの
今後の恩返しを約束するもの

 




優勝インタビューでは開催にあたり
苦労を重ねた関係者への感謝と
ハラケン、柏野への感謝の言葉
そして

「(強さが増した理由は)自分の気持ち。
 人のせいにせずに、負けてもすべて
 自分の責任だと思ってやっている。
 心からそう思えるようになったのが
 大きいですね。」


ここ数年で飛躍的に進化を続け
昔のレースクラッシャーぶりが
ウソのように思える聖人・松浦
「タイトルは二つ獲って本物」
と言われますが、二つ獲ったこの後に、

さらなる進化を見せて欲しいと思います。


おめでとう!松浦!


……車券上では負けは全て
「ハズレたのは〇〇のせい」
と、選手の責任に転嫁してしまう
筆者も、気持ちの持ちようを
ちょっと変えてみましょうか……。

 

 



レースのポイントは




①初手で前を取った山田英、
 後ろ攻めに決めていた瀬戸内ライン

②落ち着いて脇本の動きを確認しつつ
 的確に死に駆けしたハラケン

③内藤秀の脇本と古性への
 コツコツ嫌がらせブロック

④脇本に当たりに行く松浦
 古性に当たりに行く柏野


⑤前に出かけた脇本を内から掬う
 松浦の「男の意地の三角形」

 


まず①ですが……山田英の前取りは
脇本のツッパリ警戒、瀬戸内の後ろ攻めは
いったん脇本を抑えてからの先行のため
両ラインが連動するような感じで
本線の脇本ラインにプレッシャーを
かけに行く初手
そして初手を見てハラケンの死に駆けを
確信して瀬戸内の後ろに行く諸橋は
そこしかないとはいえ、さすがの嗅覚



そしてハラケンは赤板前にいったん脇本を
抑えて引かせて、そこから脇本のダッシュを
喰らわないように慎重に先行態勢に入って
打鐘前の2角過ぎから約1周のフルダッシュ


今までは組み立てにこだわらない……というか
正直言って雑な作戦しかしてない印象の
自力の時のハラケンでしたが、おそらくは
松浦と柏野と綿密に作戦会議をしたんでしょう。
強敵相手によく考え、実行したと思います。




③打鐘で脇本が仕掛けようと踏み込んだ
ダッシュ時に、内藤秀が車を微妙に振って
嫌がらせ……ついでに古性にも牽制を入れ
少しでも脚を削ろうとする嫌がらせ

 


これも漢字の「競輪」ですね。


それでも脇本は半周近くハラケンを追って
最終の1センターでは捕らえるところ
④松浦はすぐに番手発進ではなく
一発ブロックして脇本を止めつつ発進
それに呼応して柏野も古性にブロック
柏野は古性に締められ後退しましたが
この一発も最後の直線でのひと伸びに
影響したものと思われます。


それでも止まらずに踏み続ける
超人ワッキーが、3角の手前で松浦より
前に出たと思われましたが……
⑤内から盛り返した松浦が

 


「男の意地の三角形」
で、2センターで遂に脇本が後退


昨年の決勝でも前に出たと思われた
平原の捲りを新田が内から跳ね返す
激闘シーンを再現した感じでした。


4角からは脇本も古性も伸びずに
松浦がそのまま優勝のゴールイン





完全に「6対3」みたいな競走になり
受ける立場のワッキーには厳しい戦い
それでもあそこまでの見せ場をつくれたのは
さすがとしか言えませんが……
新田や平原といった強い自力型が
他にいたら、また違った戦いだったかも。


ツイッターでは
「ラインの力に完敗しましたが
 それでも個の力を鍛えて
 勝てるように頑張ります。」

とリベンジを宣言


グランプリではまた清水と松浦と
戦うことは決まっているので、
個の力はもちろん、近畿のラインが
欲しいところでしょうね。



そして……大差の9着に敗れましたが
ハラケンの死に駆けは見事でした。
前回のブログで「やむなき同期連携」
と書いたことを反省しております。

 


 

今回ブレイクした島川、そして太田竜も
気持ちの入った走りを見せてくれましたし
そういう後輩と一緒に練習していく中で
また競走でラインを組んでいく中で
意識改革があったのかもしれません。

「獲らせた奴には

 獲るチャンスがきっとくる」

 


きっといつか、この同期連携が
前後逆になるチャンスがくるでしょう。



決勝は結局、悪魔の一手も思いつかずに
脇本と古性のアタマしか買わずに
獲れませんでしたが、いい競走でした。
やはり9車立ての競走は面白いですね。
(個人の感想です。)



でもなぁ……

 

 



ですよね。




 

今回は準決と決勝の2日間で
クソ負けたので、しばらくは
おとなしく黒い組織の業務に
いそしんでおきます。


9車立ての競輪がなかったら

楽しみが「半沢直樹2」見るくらいしか

ありませんなぁ…………。




さて、次回の特別競輪は9月の
伊東温泉共同通信社杯


それまではこのブログは、
たまに雑記を書く(未定)くらいで
放置されますが、7車立て記念は
基本的には打ちませんのでご容赦を。



皆様おつかれさまでした。
しばらく暑い日が続くようですので
体調管理には気を付けましょう。