淡々とした歓喜・岐阜記念決勝の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。

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 今のお気持ちはいかがですか?
「全然、実感が沸いていません。」


 SSになってからいかがでしたか?
「赤いパンツに見合わない脚力で
 苦しい思いをしていました。」


 レースの展開はいかがでした?
「松浦クンが全部やってくれました。」

 
 ゴールの瞬間は?
「山崎クンかと思いました。」


 記念初優勝ですね。
「いい想い出ができました。」


 この喜びを誰に伝えたいですか?
「応援してくれたファンの方に……。」


 ファンの皆様にひと言
「(ファンから)よくやったって
 言ってもらえるとうれしいですね。
 もうちょっと頑張れそうな気がします。」

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最後の一言を除いては
あくまでもマジメに淡々と
インタビューを終えた桑原
デビュー21年目、42歳にして
めでたい記念初優勝


たしか和歌山の岡本慎吾さんが
43歳で記念初制覇という記録を
持っていたので最高齢記録ではありませんが
この年齢まで続けてきた努力に
神様が昨年のダービー2着に続く
ささやかな幸運をくれたのかも
しれませんね。


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派手なガッツポーズも感動の涙もなく
あくまでも淡々と終わった表彰式と
セレモニーでしたが、それはそれで
桑原らしくて良かった気がします。


本人が語ったように、これまでは
「赤パンの重みに力が追い付かず
 ほんとうに苦しかった」
と悩む日々だったようですが、
11月の地元・防府記念では主役の
扱いをされると思いますので
今度は二つ目の記念制覇に向けて
頑張って欲しいと思います。 


おめでとう!桑原!



レースを振り返ると
意外だったのは竹内の初手での出渋り
そして松浦が前を斬りに行った
打鐘の2コーナーでもペースがユルユル
たまらず松浦が自力で打鐘の4角から
踏みかけたところを竹内がカマシ先行

2車で出すともうマズいと判断した松浦が
竹内の番手の坂口に飛びついてどかし
中団ではマクルが踏み上げて山崎は
山賀を捌いてマクルを追走

車間が開いたところから4角で
一気に竹内を捉えに行く松浦……も
道中で脚を使いすぎて伸びず
外から桑原が差して、捲った山崎が2着


レースを支配した松浦は
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「(桑原の優勝は)自分のことの
 ようにうれしいですね。
 自分が特別競輪に出始めてから、
 桑原さんが一番親身になってくれて、
 自分を育ててくれた。
 ここまで来れたのも、
 桑原さんのおかげです。」

う~ん、そんな関係とは知りませんでした。
知ってても桑原の軸では買えませんが……

ただ、今回の松浦はいい競走だったし
古性みたいな厳しい捌きだったので
もうワンランク上の相手でも
今回の戦いができるようなら、
今度は自分で獲る番かなと思います。

竹内がなかなか仕掛けなかったので
脚を使わされる展開だったのが
残念でしたね。


松浦の獅子奮迅な動きが目立ちましたが
それを演出しちゃったのはチキンな竹内。
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「決勝まで恵まれて来たけど、
 自信のなさがそのまま
 レースに出てしまった。
 松浦に見られようが、
 (早めに出て)自分のペースに入れて
 あとは(坂口)晃輔に任せればよかった。
 自信がないぶん、もつところからと。
 地元で悔しいし、恥ずかしい。」

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準決まではいいレースだったんですが
「恵まれ」だったんですね。

差されても捲られてもいいから
とにかく自分のレースをする、って
ことは……考えなかったんでしょうね。

なかなか仕掛けないなと思ってましたが
松浦にビビっていたとは………
何が恥ずかしいだよこのクズ


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優勝したらやめようかと思ってましたが
竹内への「ヌケ作」扱いは続行決定。


そして筆者の車券もイマイチなハズレで
終了いたしました。

だいたい山ちゃんに捌かれた山賀と
焦ってヘタな仕掛けのマクルと
あっさり番手取られた坂口と
いつもでも仕掛けないチキン竹内が悪い。
(責任転嫁)

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いや、そもそも桑原の優勝自体が
けっこう無理だったんですけどね。



今週末は共同通信社杯
高知での開催ですか………
旅に出ちゃったあかり姫の復活が
果たしてあるのでしょうか。

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皆様おつかれさまでした。
また週末から更新します。
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