灼熱バンクの松戸記念を制したのは
鬼脚・中川誠一郎。
鬼脚・中川誠一郎。

カマシ先行に出た吉田拓をホーム最後方から
踏み出した豪快捲りで捉え、後続をちぎって
今年2回目の記念優勝を果たしました。
踏み出した豪快捲りで捉え、後続をちぎって
今年2回目の記念優勝を果たしました。
ヨコの捌きができない、
先行はせずに決まり手は捲り・追込み
番手の仕事はまったくしないと
いろんな注文が付く選手ですが
脚だけは完全にワールドクラス

ナショナルチームの4人
新田祐・一成・脇本・深谷は
いわき平オールスターが終了したら
東京五輪の出場権を取りに行くことを
優先するので、その後の特別競輪に
出場するかどうかが未確定
新田祐・一成・脇本・深谷は
いわき平オールスターが終了したら
東京五輪の出場権を取りに行くことを
優先するので、その後の特別競輪に
出場するかどうかが未確定
上記4人が不在の特別開催なら優勝候補
二度目のタイトルも十分視野に入る中川
いつもニコニコ笑顔で果たして「欲」と
いうものがあるのか微妙なんですが……
今後の活躍も期待できそうです。

おめでとう!中川!
レース前のコメントは
石塚

「今後も吉田クンや太田クンとは
何度も戦うことになると思うので
そこを意識した勝負をしたい。」
吉田拓

「地元の中村さんと伊勢崎さんが
後ろを固めてくれるので。」
とありましたので、この二人の叩き合いが
有力かと思っていましたが………
有力かと思っていましたが………
レースの展開で意外だったのは
後方から石塚が上昇した時に
吉田拓も一緒に上がっていって
前受けの太田がちょっと突っ張って
前々に踏む動きを見せたこと。
普通に引いてしまえば石塚・吉田が
叩き合う展開だったと思いますが
突っ張られた石塚はいったん下げて
吉田は太田が駆けないと見るや
打鐘前から一気にカマシ先行
太田はついて行けずに石塚が
いったん四番手に入った後に
ホームでムリヤリ仕掛けましたが
一車進んだだけで浮いて後退
中川はホーム最後方から踏み上げて
浮いた石塚を交わしてから一気に
スピードを乗せて鬼脚捲り

吉田の番手の中村浩が仕事するのを
諦めるくらいの超絶ダッシュで押し切り
3着には仕掛けたマツケンの内を突いた
村田が直線まで粘った吉田を交わして
入線して……競輪祭の権利をゲット。
村田には温かい声援が飛んだようで
やはり連日の気合の入った走りが
ファンにも伝わった結果でしょうか。
車券はマツケン2・3着軸で買って
中川-マツケン-流しや
中川-流し-マツケンを持っていたので
4角でマツケンが踏み出した時には
まだチャンスあるかと思いましたが
村田がマツケンの内を差した瞬間に諦めました。

中川の鬼脚捲りは仕方ないとして
連日の動きを見たらマツケンよりも
村田の連下が軸だったなぁ……
まあ、車券はハズレでしたが
吉田も石塚も気持ちの入った走りを
見せましたし、村田や地元のヒロシも
頑張ったと思いますので…いい決勝でした。
ただし太田、テメーはダメだ。
あそこでいったん突っ張った以上
インモグラーの動きをしてでも
中団を取らないと意味がないし、
ホームで7番手まで下がった後も
最後方になった中川が捲っているのに、
333バンクのバックでもまだ前を見ていて
仕掛ける勇気を持てないようじゃ
勝てるわけないですよね。

叩き合い覚悟だった石塚と吉田
ホームからは踏むと決めていた中川
この3人に対して気持ちの面で
完全に負けていた太田
徳島の先輩のハラケンからは

「展開待ちで叩き合いを
捲ると楽に勝てるゾ」
みたいなことしか
教えられてないのかもしれませんね。
そこだけちょっと残念でした。
さて……次は川崎ナイターGⅢですが
メンバーはオールスターの留守番部隊
正直言ってあまり打つ気はしませんので
決勝くらいは更新するかもしれませんが
いわき平オールスターまでお休みします。

皆様お疲れさまでした。
また次の更新でお会いしましょう。
