9年ぶりのチョビ髭・大宮記念決勝の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。

地元王者の平原が着外に沈む
大波乱の大宮記念を制したのは菅田。

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展開乱れるところを鮮やかに捲って
追撃する村上弟と稲垣を振り切り
力強くゴール線まで踏み切りました。


菅田が初めて記念で優勝したのは
9年前の2009年の久留米記念。
筆者のホームバンクだったので
決勝を生で観戦した記憶がありますが
その時は特別競輪の直後だったか直前で
グランプリメンバーが不在の記念開催
地元の紫原さんあたりが主役だったはずで…
まあたいしたことのないカスメンバー


デビュー3年目くらいの若手だった菅田が
いきなりS級初Vを記念で飾って、
本人は興奮してインタビューに答えてましたが
客席はけっこう冷ややかな感じで
「次は、まともなメンバーの
 ときに優勝しろよ」

みたいなヤジを飛ばした記憶があります。

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(当時の画像ですが…今とたいして
 変わらないですね。)

それから9年…たいして浮きもせず沈みもせず
戦法も変わらずに記念を再び勝つこともなく
北日本の中堅として過ごしてきた菅田

一度だけ優出した特別競輪、2016年の
松戸オールスターでは新田の番手でしたが
勝負所で新田が絶好の中団を確保したところで
内を空けて新田ごと平原にしゃくられて終了
新田のアタマで勝負した筆者を激怒させた
そのくらいしか印象がなかったのですが

本人はなかなか伸びない成績に
けっこう悩んでいた様子で
「(家族に)辞めたいといったこともある」
だそうで…9年振りの記念優勝が
また頑張ろうとする力になればいいですね。
おめでとう、菅田!



レースを振り返ると…
3日間好調に見えた吉澤が古性の先行を
叩き切れずに沈んじゃったことと
吉澤行ききれずと見た平原が中団に
降りて橋本をキメたのですが、その時に
内を差して自力で捲りにいけなかったこと
この二つが大きなポイントでしたね。

古性はここのところ自分でレースを
作りたがる傾向にありますが
今回は打鐘あたりで吉澤が来なかったら
もう腹を括って先行すると決めていた感じで
近畿の掟に従った死に駆けでしたね。
さすがに好調の吉澤も死に駆けの古性に
二段駆けの稲垣では山を乗り越えられず
内を差した平原もモタモタして捲れず
脚を溜めていた柴崎に絶好の流れかと
思いきや…一気に捲ったのは菅田。

稲垣も吉澤の抵抗を振り切るのに必死で
その次に外を踏んできた菅田の捲りに
対応できませんでしたね。

直線の村上弟の伸びが凄くて
けっこう絶望的なところから一気に
アタマまで突き抜けるかとまで
思わせてくれたんですが………
相変わらずの好調ぶりも一歩届かず
そのまま菅田が押し切り。



車券の結果は…………
決勝は平原不発の時も想定して、その時は
古性が吉澤も平原もぶっ飛ばしてしまい
相打ちで自分も圏外に飛んでしまう
そして脚ためた別線が捲ってくる………

その時に飛んでくるのを柴崎と菅田の二択で
柴崎を選んでしまい……チーンと終了。

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村上弟-稲垣の2~3着の車券は
けっこう買ってたんですが
菅田アタマの車券はナシ。



泣きのもう一戦で小倉ナイターの
S級準決勝を和田健太郎のアタマで
勝負するも
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北津留が狂ったような暴走で
南関ラインを蹴散らしたのちに行方不明
52歳の西川さんが2着に突っ込み
9万円の大穴になってしまう惨劇で
軽傷を重傷に拡大して終了です。

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さて次回は松阪記念。
マツザカ……という言葉は
ソフトバンクホークスのファンにとっては
口にしてはならない悪魔の響き

12億円という巨額の年俸をふんだくって
3年間リハビリと練習だけをして
何の恩返しもせずにさっさと退団して
ドラゴンズのテストを受けるらしい
クソカス野郎を思いだして腹が立ちますが

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なにはともあれ2=9で勝負しましょう。
インフルエンザの浅井は出るのかな?



皆様おつかれさまでした。
また週末にお会いしましょう。
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