演説する武田、苦悩する武田・小倉競輪祭2日目 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。

競輪祭名物といえばコンドル爺こと
コンドル出版の武田一康氏の繰り広げる
早朝からのステージでの全レース解説

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あまりに熱が入ってしゃべり過ぎるので
1レースの発売時間に喰い込んでしまっても
なかなか終わらない事が多いんですが
あれだけ台本なしで話し続けられるのは
さすがのキャリアです。

熊本バンクの復興がまだ不透明なだけに
小倉でで気合を入れたいところなのか
凄い熱弁をしているそうで……


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………爺の思い込みと捏造が多いんで

演説で取り上げられた注目選手は
実際の車券検討の参考にはしませんが。


そして競輪祭と言えば武田のドル箱開催
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過去6年間の武田の競輪祭の成績は

2016年 決勝2着(優勝・平原)
2015年 優勝  (2着・平原)
2014年 決勝2着(優勝・平原)
2013年 不出場
2012年 優勝  (2着・長〇)
2011年 決勝2着(優勝・〇塚)

出場した5回中優勝2回、準優勝3回
すべてラインを組んだ選手とのワンツー


……競輪界ではあまり触れてはいけない
黒歴史の名前があるので伏字にしていますが
あまり気にしてはいけません。

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何してるんだろうなこいつ……

恐るべき実績を誇る武田ですが近況は
骨盤骨折の影響もあり絶不調で
若手の死に駆けを無駄にし続ける競走

今回も厳しい戦いになりそうですが
前に吉田拓矢、後ろ岡田で臨む9R
王者の復権はあるでしょうか。



番組屋が念を入れて堅く組んだ番組で
超大穴が飛び出してしまった
大惨事の初日振り返り


1Rでは前を取って引かずに内にいる
太田の態度が他ラインに火をつけてしまい

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太田がすんなり先行できないよう
みんなして嫌がらせして封じ込めて
非情な男・成清は郡司へのせめてもの
アシストとばかりに桑原へ押し込み強盗
横山は意地になって太田を出させない…で
何もしないで直線踏んだ三宅達也の1着

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「自分はガツガツせずにボチボチです」
と謙虚なセリフですが大笑いの達也スマイル
でも本命客皆殺しの50万配当

桑原は薄氷を踏む思いの4着通過で
二次予選はメンヘラ気味の山田英に
グランプリへの微かな望みを託すことに


そして9R
大本命の三谷=稲川は打鐘でカマシて
先行態勢だった菅田が踏み上げたので
そのまま先行争い、延々半周くらい
大槻のブロックを受け続けながら
外併走を続けてしまう訳わからん競走

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内で併走する菅田がバテて潰れてしまい
両者の番手の大槻と稲川もツキバテして
やり合いながら後退してしまう
超絶な消耗戦で……何もしないで
足を溜めていた小埜がいつの間にか
ゴール前抜け出して三谷の番手に収まり
しかも小埜の番手の岡村はバックで焦って
自力で捲ろうとしてコースがなくて行方不明
いつの間にかゴール前三谷を差してしまい
ガッツポーズする緑の巨人

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ちなみに小埜は全参加選手の中で
最低の競走得点(99.33)
2月の小田原トラック競技支援競輪以来、
今年2回目の1着が……
こんなところで出ちゃうんですねぇ。

そりゃ100万つくわ。

特別競輪の史上最高配当だそうで…
読者の皆様の中に獲った方がいたら
おめでとうございます。

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……いないでしょうねぇ。
 (ため息まじりに)




その他簡単な一次予選振り返り

2R
後ろ攻めを選択してしっかり押さえ先行
ラインワンツースリーの新山は
ナメ切った太田や吉田拓に比べれば偉かった
成田は早めに抜き過ぎた感もあるが
致し方ないところ

3R
吉田拓は行く気はあったが実質二分戦
自分から押さえないと駆けられない
腹をくくった稲毛はなかなかいい先行

絶妙のタイミングで外を牽制して
松浦と吉田を二重にブロックした南は
ラッキーもあったがいい仕事

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4R
早坂のダッシュにちぎれた山崎と
うまく流れに乗れずに後退した井上は
昔はドームが上手かったはずなんですが…。

早坂にズッポした後の吉田敏が
後ろを牽制しながら早めに踏み込まず
早坂を三着に残したように見えて失笑

5R
河端のダッシュにクチが開いた香川先生は
マクルがヨコの動きができないのが幸いして
なんとか追いつき差し込む好リカバリー

そして山本伸に前を任せた亮馬は
怪しいなと思ってはいたんですが
初日でお帰りですか……
ブログで「ベスト以上を出します!」
などと書いて、やる気を見せていたのは
シャミセンだったみたいですね。

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まあ、亮馬らしいけどさ…。


6R
凄い車間切りをしてタレ切っていた
野原を4着に残す博幸のグッジョブ
内を突いて2着まで押し上げた慎太郎も
大垣記念の好調をキープしていますね。

逆にしょっぱい競走なのは地元の園田
コンドル爺が「気合も入って最高のデキ」
と吠えていたのは妄想だったようですね。
直線で内にコースが空きかけていたのに
しゃくらずに外を踏もうとして失敗
諸橋や成清なら前が同地区でも非情に
イン突きしていたと思いますが…


7R
渡辺雄太は壊れたまんまでリハビリ中
そして中村浩を内から弾いて2着の神山は
例の怪しいクスリを服用していそうですね。

ここは木暮の楽勝でしたが
叩き合いをする両ラインに
コソ泥を迎え入れる武井の失態など
展開に恵まれた感が強いので
好調なのかは不明ですね。

8R
打鐘前に抑えられて誘導を残して引いて
実質二分戦なのに7番手に構えて
仕掛けるチャンスを何度もスルーの
チキンすぎる竹内
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そりゃ哲男も切り替えるわ。

腹をくくった近藤隆の先行はなかなか
いいカカリだったんですが…
友和が外を踏んだのが見えた内藤と和田が
両者同時に牽制に行ってしまったので
内がズッポリ空いてましたね。
失格覚悟で内に飛び込んだ菊地と
牽制をかいくぐった友和で東北ワンツー


特選振り返り


10R
山岸クンは世間の理不尽さを感じながら
死に駆け損の赤板先行
郡司もハラケンも動けなかった流れだったのに
猛然とカマシに行った深谷が強かったですね。
武田はまぁ…あんなもんでしょ。
伊集院先生が某週刊誌のコラムで
「下積みの苦労をして力を付けた武田は
 衰えたのではなく、きっとまた復活する」
と力説されておりましたが、まだその時では
ないようですね。

郡司は絶好の4番手を取りながら
仕掛けられずに深谷が通り過ぎるのを
見送るだけ…地元グランプリは遠いですね。


11R
平原も肘のケガで長欠明けでしたが、
まさか北津留に突っ張られて
位置取りで負けるとは思いませんでした。
やっぱり不調なんでしょうね。

平原の動きに期待して関東ラインの後ろに
切り替えた小松崎はまさかのバック9番手
これはアテが外れたでしょうね。

脇本の先行は悪くないペースでしたが
4番手に入った山中が早めに捲ったので
後ろの北津留-松岡を引き出してしまい
平原も捲ってきたので村上もかばいきれず
けっこう苦しい戦いでしたね。

小松崎は焦って踏んでしまい諸橋に追突して
車輪が絡んで両者落車……
これは予期せぬ成田へのアシスト(違)


12R
石井が当日欠場で8車立てでしたが
根田が単騎になると先行不在になって
新田が逃げる展開もあるのかな?
と思いきや、顔見せで堂々と根田の後位を
主張する長島の姿が…………!

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そりゃ連携するのは勝手だけど顔見せ前に
前売りで車券を買った人はえらい迷惑ですね。

結局、根田の番手を手に入れた長島は
打鐘で古性に強盗に入られて一発で飛ばされ
そのまま行方不明…。

古性は根田の番手を一発で捌いて
新田の捲りに合わせて番手捲りと
考えられる限り最高のレース展開でしたが
メチャクチャなフォームで踏み続け
稲垣に牽制されたのにさらに外を踏んで
そのまま捲り切ってしまう
恐ろしい新田のパワー……。

そして特に何もせずについていったら
いつの間にか1着の中川と3着の荒井は
新田サマサマでしょうね。



車券は…昼頃からサテライトで打ち始め
6Rで狙った村上弟がアタマなのに
3着の山田英を切ってしまってヌケで
暗雲立ち込めるスタート

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7Rの木暮-神山-椎木尾は取ったけど激安
その後の特選もカスリもせず終了

ここんとこ好調だったんですが
ヤラれてしまいました。
1Rの50万、9Rの100万は
両方ケンしたレースだったのが不幸中の幸い



二次予選予想

6R
2車でも先行する気がありそうな新山に対し
3車で前々に踏んでいれば3番手に入れる
ゴリラ-師匠-子ザルの愛知三車ライン

そして千葉の山中と和田健は、千葉記念で
ちょっとひと悶着あった二人なので
山中の早めの仕掛けもありそうですね。
ハラケンはおそらくいつもの展開待ち捲り

いずれにせよ車券の軸は好調の慎太郎
新山がある程度まで行ってくれれば
切り替えても連は確保できそう
3連単 5-129-12689
    123-5-12389


7R
野原が単騎なんですね。
山田英は野原の番手も主張できるのに
自力を選んだんですか…後悔しそう

先行は師匠と非情な男を連れた根田が
前取ってカマシ気味に行くんでしょうが
山田が飛び付きやイン突きもしかねないし
諸橋も長島を捨てて斬り込んだりしそうで
ちょっと軸を絞れませんのでケン。


8R
古性に木暮に岩津…面倒くさそうなのを
まとめてブチ込んだ感じの番組ですね。
先行は河端か早坂ですがあまり激しい
叩き合いはなさそう

よって誰が逃げても古性は動いて3番手
そこから後方の動きに合わせて仕掛けて…
好調の博幸で良さそうですね。

3連単 7-1356-13569
    1=7-3569


9R
このメンバーならすんなり駆けられそうな
吉田拓が主導権で小松崎は関東ラインの
後位を取って捲り狙い
三谷も後ろが他人で仕事しない園田じゃ
ムリして逃げそうもない…

武田は相変わらず壊れてる感じですが
落車明けの小松崎や小埜相手なら
なんとかなりそうな気もしますので
差し目ナシで吉田を軸にしましょう。
3連単 9-1357-1357
    17-9-1357
    
10R
郡司が春先の姿からは想像できないくらい
ポンコツになってしまったので
普通に脇本が先行したら誰も捲れず
近畿三人でワンツースリーでしょう。
単騎の菊地も京都勢とは親交あるので
競りにはいかないでしょうし…。
安いのでケンします。


11R

山岸「またオレ死に駆けなんですか?」


武田
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後ろの二人が重いんでまた
死に駆けなんでしょうね……。
おそらく宿舎の茨城部屋で武田から
「平原君と神山さんに失礼のないように」
みたいなひと言があるものと推察します。

しかし山岸クンが死ぬ気で駆けても
平原の調子が怪しいからなぁ…
椎木尾とかマクルのアタマに魅力を
感じますが、まあオッズ見てから。


優秀競走

九州 ⑥北津留-②中川-④松岡貴
             -⑧荒井

中部 ⑨深谷-⑦浅井

単騎 ①村上兄、③新田、⑤松谷

九州は北津留の死に駆けなんでしょうが
中川は先日の防府記念で
死に駆けの松岡孔明についていけずに
最後方まで単騎でズルズル後退する
新・中川スペシャルを見せたばかり
そもそもバカ-バカの連携だし
二段目が発射されない可能性大

ただ新田も村上兄も分断はしないでしょうし
深谷も死に駆け相手の叩き合いなんて
しないで準決に脚を温存したい気持ちは
あるんでしょうし……

これが決勝なら新田の単騎捲りアタマから
ヒモに村上・松谷・浅井で流して
買いますが、優秀競走なのでオトボケも
あることを考慮してケンします。



二次予選はけっこう激戦
そして実績十分の平原武田が絶不調
また大穴の出そうな予感はしますが
せめて展開予想がある程度できる
穴になって欲しいものです。



すでに重傷や瀕死の方もいそうですが…
皆様のご健闘をお祈りします。
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