今さらながら弥彦記念の結果と松戸オールスター展望 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。

リオオリンピックと夏の甲子園が
華々しく始まったの今日この頃ですが、
そんなイベントより松戸オールスターを
楽しみにしている競輪中毒の読者の皆様、
暑中お見舞い申し上げます。



弥彦記念は浅井がカマシ先行で優勝。
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今年5回目の記念優勝は立派な内容で
前を切った川村が流して緩んだところを
すかさず仕掛け、ラインの北野としっかり
ワンツーを決めて競輪祭の権利を
プレゼント。直線での相変わらずの危険な
ジグザグ走行を除けば文句なしの走り。

吉田敏「高松宮杯でそれをやれよ」

確かに宮杯で先行してればこんな
嫌われ者にもならずに済んだのですが
・・・まあ仕方ないよね。

地元の諸橋と人気だった松浦は
川村の先行に決め打ちして大失敗
ついでに筆者も騙されてしまいました。



さて松戸開催のオールスターについて。
9月に開催された昨年の大会は
竹内雄作が大ブレイク、すべて逃げ切りの
抜群の内容で3連勝して臨んだ決勝・・・
初の特別の決勝に極度に緊張してしまい
赤板前から誘導を交わして大暴走
3番手にはまっていた新田が楽勝の捲りで
優勝したのが記憶に新しいところ
あれ以来竹内はここ一番の勝負所で
竹内ヌケ作に変身して凡走を繰り返す
クセが身に付いてしまったようです。


松戸バンクには何度か旅打ちで行って
生観戦したことがあり、印象に残ったのは
村上兄弟のワンツーが決まって
観客席が爺達の温かい声援に包まれた
博幸が特別初制覇したダービー決勝

そして先行する伏見の番手にいて
道中何の仕事もしなかった上に
4角でまだ粘っている伏見のインを
思い切りしゃくって優勝した鈴木誠が
地元なのに表彰式で散々ヤジられた
ダービー決勝


この二つあたりでしょうか。

北松戸の駅から歩いて競輪場に向かうと
怪しいデンスケ博打を開帳していたり
バッタ物の時計や財布を売る露天商がいて
昭和のバクチ場らしい雰囲気を漂わせた
松戸競輪場・・・今はどうなんでしょうか。

バンク自体は直線が極端に短い333
A級戦なら先手を取ってしまえば
そこそこの先行でもラインで決まってしまう
スジ車券中心の車券戦術なんですが
S級、しかも特別ともなると残り3周から
主導権争いや好位キープで動きが激しく
先行有利に変わりはないのですが
ひとつ間違うと数十万の大穴が飛び出し
買い辛いところ・・・堅いのと大穴なので
番組の見極めがカギになります。

んで・・・今回の筆者注目の若手は
特別初出場の中井俊亮(奈良・103期)
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松戸向きの徹底先行
なかなか気が強い感じで
抑えられてもすぐ叩き返す競走多数
兄の中井太、三谷兄弟、栗山や元砂
といった奈良の若手メンバーで練習中
すでにS級シリーズでは優勝経験もあり
勝ち上がれば村上兄弟や稲垣を
引っ張る番組もありそうです。

記念初制覇をした新山がここに
出られないのは残念ですね・・・
吉田拓も前走落車して厳しそうなので
中井と三谷竜の近畿の若手に期待します。

あ・・・近畿といえば
競輪界では忘れられかけている
オリンピック出場中の脇本にも
ちょっとだけ期待しています。


オリンピックの発走台で
いつものあの雄叫びを上げたら
一気に注目されそうですが・・・