
静岡ダービーの優勝は、
まさかまさかの中川誠一郎。
被災地の熊本の選手で
被災地支援の冠がついた開催
リオオリンピックの日本代表で
五輪開催前の国内最後の競走
色々な想いがこもっていたと感じますし
本人も期する所はあったと思いますが
・・・でも、中川誠一郎だぜ?
筆者認定の競輪界バカ四天王の一人
(他3人は北津留、小嶋、新田祐)
後方から好位を取りに上昇して
勝負所で7番手に戻っていき
脚を余して惨敗する得意技
「中川スペシャル」の使い手が・・・
ダービー王でGP乗ってSSですか。
観戦していた九州の某サテライトでも
中川が捲り切ってゴールした時には
「え~っ!?」「うわぁ~っ!」っていう
疑問と悲鳴が大半を占め残りの極少数が
「よっしゃあ!」の歓喜の声でした。
レースを振り返ると、なんで新田が
あんな突っ張りをしたのか不思議です。
深谷に逃げられたらもう捲れないと
思ってなんでしょうか。
地元の晴智が番手だったとはいえ
元々ラインを気にする選手ではないし
7番手捲りで自分だけ届くかどうかの
勝負をする展開で考えてました。
自滅覚悟の深谷潰し、
あれでは新田から車券を買った人は
納得できませんよね。
中川はホーム9番手で単騎
通常なら絶体絶命のところなんですが
レースが早く動きすぎたのが幸いして
ここしかないという絶好のタイミングで
捲って勝機を掴みましたね。
そして吉田は・・・千載一遇のチャンスを
逃したのは悔しいでしょうが、賞金では
GP圏内に入ってきたわけで、深谷や
竹内を使える立場ならまた捲土重来
できるのではと期待します。
3着の晴智は、おそらく現役最後になる
地元開催ダービーで表彰台、新田のお陰で
いい想い出ができたのではないでしょうか。
準決の執念の捲り追い込みから
決勝も最後まで諦めず踏んだ闘志は
地元の歓声に十分応えるものだったと
思います。

車券成績は開催中盤に穴車券を取れて
準決こそボロボロでしたが
最終日に10Rの大塚=芦沢流しで
100円でしたが4-5-8で5万の配当
そこそこの穴を取れたのでまあ
全体としてはまずまずの開催でした。
これで現在のGP確定は3名
渡辺一成(全日本選抜優勝)
村上義弘(ダービー優勝)
中川誠一郎(ダービー優勝)
う~ん中川がGP確定なんて
九州のファンとしては感慨深い・・・
この流れだと来年のSSは現メンバーから
ガラッと変わりそうな感じがありますね。
とりあえず中川誠一郎と、この難しい
展開を完璧に読んで車券を獲っていた
輪友の秘書くん(仮名)、おめでとう!

最後に皆様に御礼ですが
開催最終日の本ブログのアクセスが
前回の名古屋ダービーの決勝を超えて
過去最高を記録しました。
心の汚い筆者が妄想の穴車券予想を
長々と書き綴っているだけの駄文ですが
皆様の予想の一助となればと思います。
6日間お疲れ様でした。