最後の切符を手にする男は・小倉競輪祭6日目 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

花粉症でボロボロです。

 
小倉競輪祭は激闘の準決を終えて
決勝進出の9名が決定。

タイトル獲得の経験者は
平原しかいないメンバーですが
他も全員特別の決勝は経験済み
 
そして並びは中国3名は
失格しなければグランプリ確定の松浦が
清水に向かって「俺が前を回ろうか(笑)」
というジョークがあったものの
 


清水-松浦-柏野の並びで
即座に決定したようですが

関東は吉田拓-平原まで決まった後に
諸橋と木暮の犬猿の仲の二人の
どちらかが3番手、ということでしたが
諸橋が譲らずに木暮が「競ってまでは……」
と単騎を選択して諸橋3番手
 
瀬戸内3名・関東3名・単騎3名の
変則二分戦みたいな戦いになりそう
今年の1年間で成長を見せた
清水=松浦の盟友ラインが
競輪祭では毎年鬼の強さを見せる
平原に挑む、という構図
 
 
ちなみに郡司が欠場したために
グランプリの最終切符の条件は
決勝同着が出ない限りは

①平原・松浦・清水が優勝→郡司
②上記以外が優勝→優勝者
③松浦が失格して平原・清水が
 優勝→松浦と郡司両方出場
④松浦が失格して平原・清水
 以外が優勝→優勝者と郡司が
 両方出場して松浦脱落

病院か家にいるであろう郡司は
気が気じゃないところですね。
果たしてグランプリの行方は
どうなるでしょうか。
 
 

4日目までと違って
スタンドの観客が倍以上に増えて
けっこう盛り上がった準決振り返り
 

9R
前を取った吉田拓-諸橋を赤板から
小松崎→ハラケン→三谷の順で
斬りに行って……三谷は流して
吉田拓が打鐘でカマシ先行
三谷-南が続き単騎の和田健が5番手

小松崎はすかさず叩きに行ったものの
三谷が巨体の小松崎を吹き飛ばす
強烈ブロックで東北ラインは終了
ハラケンは降りた成田がジャマで
仕掛けられずに、和田健は内をスルスル
入って南と三谷を交わして3番手キープ

車間を切った諸橋が直線で吉田拓を差し
追走してきた和田健が2着、吉田3着。

小松崎を三谷が止めてその三谷を和田健が
しゃくって止める……という展開の利が
ありましたが、前を取った作戦も含めて
諸橋の完勝でしたね。吉田拓を残せたのも
決勝を考えると大きかったでしょう。

……配当的には3着南が良かったんですが。
 

10R
前受けしたのは鈴木竜-木暮で
その後ろに清水-松浦-園田
赤板で前団を堀内-松谷が斬って
さらに山崎-佐々木雄が斬って
鈴木竜も突っ張り返そうとして
堀内が内をしゃくって………と
3ラインが小競り合いのイン斬り合戦

清水は打鐘前の2コーナーで
カマシに行くチャンスがあって
追走の松浦-園田も外に車を持ち出して
脚を回し始めたんですが……

「あのタイミングで行くと
 飛び付きをくらうんで」
と冷静な判断の清水はガマンして
前が緩んで堀内が先頭に立った
打鐘過ぎの2センターからのカマシ

これが好判断で前団は飛び付けず
ただクチの開いた園田は鈴木竜に
割り込まれて3番手を取られて終了。
 
好スピードで逃げる清水-松浦の
3番手争いが熾烈で、いったん収まった
鈴木竜を松谷がしゃくって、さらに木暮が
その内をしゃくるというハイエナ合戦
最終ホームでは最後方にいた木暮ですが
見事なイン突きサーカスを上演

結局ゴール前で松浦が清水をチョイ差し
3着は木暮で、場内はこの日一番の大歓声
「緊張で吐きそうだった」
と語る清水と松浦でしたが、清水が
冷静に仕掛けどころを見極めたのが
一番大きかったですね。
臆さずに勇気ある仕掛けが持ち味の清水が
今日は「仕掛けない度胸」を見せましたね。

逆に他のラインは今開催の清水の競走を見て
「飛び付くか4番手を取る以外
 とても勝負にならない」
と思ったのか焦り気味の小競り合い
 

しかしなぁ……顔見せの時にも発走時にも

「りゅうじ~!やらなきゃ意味ないよ!」
「りゅうじ~!昨日の借りを返せよ!」
とスタンドから声を振り絞って
叫んだものの松浦に競らない鈴木竜
やっぱり気が強くてもそこまでは
できなかったんでしょうか。

……よくよく考えたら少々大声で叫んでも

「りゅ~~じぃ~~!」
あのお方のこぶしの効いた
ハイトーンボイスに消されますよね。
 

ああ、無駄なことをした。(絶望)
 
 

11R
前受けが吉澤-平原で、その後ろに三谷将
三重コンビが中団で瀬戸内が後方の初手
前を取った平原が意外でしたが
隣で見ていた灰人さんいわく

「前受けしたい柴崎に取らさないで
 作戦を迷わせる平原の嫌がらせ」

なるほど……。
 
そして後方から上がってきた小川真を
制するように赤板過ぎに柴崎が前を斬って
再度小川真が先行態勢に入った打鐘で
最後方にいた吉澤がドカンとカマシ先行
小川真は少し踏みましたが出して3番手
柴崎は最終ホームで車間の空いた8番手

そのまま駆ける吉澤を3角で捲りに行く
小川真……頭が出かけたんですが
平原が踏みながら張って不発

そして追走の哲男も膨れたところに
瀬戸内の後ろに切り替えていた三谷将が
渾身の中割りを狙って……哲男に当たって
哲男と煽られた小川真が落車、三谷将は
ブレーキがかかって……内を伸びた柏野が
平原を追って2着、外を伸びて柴崎を
こっそり交わしたニンニン坂口が3着。
 
灰人さん

「柴崎のアタマが人気してたけど
 後方捲りで勝つのは強く見えるだけ。
 自力で特別で決勝に乗るためには
 捲れない展開のときもあるから
 いざとなったら逃げるとか捌くとか
 そういうことも必要なんだよな。」
 
筆者

「おっしゃる通りです。」
 
 
灰人さん
「だから俺は柴崎のアタマは切って
 平原のアタマ固定で買った。」
 
筆者
「私も平原の1・2着で柴崎切りました。」
 
両者
「でもなぁ…………」

灰人さん
「俺は平原-哲男オガシン=流しで
 ヒモで買った哲男とオガシンは
 ゴールしなかったんだよなぁ……。」
 
筆者
「俺は平原=桐山三谷将-流しで
 厚く買った三谷将は初手で平原の
 後ろにいたのに切り替えてから
 四国の後ろに行って中割りで
 届かないって、なんて無駄な……。」
 
 
 
 
負け犬コンビは肩を落として帰りました。
 

車券の結果は……準決の9Rは本線的中
そして10Rは押さえ的中で、
配当安かったですが枚数も押さえてたました。

でも負け戦で全敗してたので
焼け石にジュッって感じの的中

最終で浮いた分を平原アタマでブチこんで
柏野と坂口のヒモは一銭も持って無くて
惨敗で終了です。
 
 
 

3日間連続の現地観戦でしたが
連休初日の本日はけっこうスタンドも埋まって
歓声も多くてにぎやかな感じでしたが……

1・2Rの単騎だらけの番組だったり
12Rにムリヤリ113期の新人を
持ってくる負け戦を作ったり……の
斬新さを求めた試みは大失敗だと思います。
(個人の感想です)
 
あとなぁ……太田とか松本貴は
負け戦でいい競走を見せたけど
二次予選でやんなきゃ意味ないんだよ!
 
 
 
 
 

決勝予想
中国 ⑤清水-①松浦-⑥柏野
関東 ④吉田拓-③平原-⑨諸橋
単騎 ②和田健・⑦木暮・⑧坂口
 
 
関東作戦会議
副題・「鼻ペチャのおつかい」
 
スマイルコウタ
「拓矢、俺が番手を回るからよろしくな。
 作戦は特にないから力を出し切って
 お前が獲れるように頑張ってくれ。」
 
鼻ペチャ
「ウス。」
 
スマイルコウタ
「でさあ…悪いんだけどこれから俺ちょっと
 忙しいから、諸橋さんと木暮のところに
 行ってきて、並びどうするか聞いてくれ。」
 
鼻ペチャ
「えっ………?」
 
説教好きコウタ
「拓矢が先頭で俺が番手だからその後ろを
 どうしますかって聞くだけでいいから。
 後で報告してくれよ。」
 
鼻ペチャ
「ウ……ウス。」
 
 
鼻ペチャ
「木暮さん、お疲れさまです。」
 
サーカス団長
「おう拓矢、どうした?」
 
鼻ペチャ
「平原さんから…並びどうするか
 聞いてこいって言われました。
 自分が先頭で平原さんが番手、
 3番手を木暮さんと諸橋さんで
 どうするのか決めろって……。」
 
サーカス団長
「あ?オマエ、俺があの野良犬と
 仲悪いの知ってるだろ?
 あの歪んだ顔も見たくないから
 『俺が3番手回るから黙って
  4番手回るか松浦に競れ』
 って言ってきてくれ。」
 
鼻ペチャ
「ム……ムリっす。」

サーカス団長
「なに、俺がそう言ってたって
 伝えるだけでいいからさ。
 ただのお使いだと思って、な。」
 
鼻ペチャ
「ウ…………ウス。」
 
 

鼻ペチャ
「諸橋さん、お疲れさまです。」
 
金髪野良犬
「おう拓矢、今日はありがとう!
 明日もよろしく頼むぞ!」
 
鼻ペチャ
「それで……木暮さんから……」

金髪の野良犬
「あ?」
 
鼻ペチャ
「き……木暮さんから
 『俺が3番手回るから黙って
  4番手回るか松浦に競れ』
 って言ってこいって……」
 

口の歪んだ野良犬
 「………………………。」
 
鼻ペチャ
「(こ、怖い……)
 じゃ、伝えたんで……」

口の歪んだ野良犬
「今から平原のところに行って
 俺とあのクサレ外道のどっちを
 3番手に選ぶか聞いてこい。」
 
 
鼻ペチャ
「ム………ムリっす。」
 
口の歪んだ野良犬
「聞いてこい。」

鼻ペチャ
「ウ………ウ……ウス。」
 
 
 

スマイルコウタ
「おう拓矢、どうだった?」

鼻ペチャ
「みんな勝手な事ばっかり
 言いやがって…………!
 ボクが単騎で走ります。」

スマイルコウタ
「え………?」
 
 
中国作戦会議
副題:柏野官房長官の発表
 
「二人ともグランプリがきまってるから
 セオリーから言えば三人目を乗せるため
 頑張ってくれなきゃいけないよね。」

「赤板から清水が先行して吉田を潰して
 捲ってくる平原と単騎の奴らを
 松浦が全部止めて4コーナーから
 内を空けてくれればワンチャンだな。」
 

清水・松浦

「柏野さん、作戦会議するぞって呼び出して
 ずっと起きないけど大丈夫かな。」
「きっと疲れて夢でも見てるんだろうね。」
 

 
 
三重作戦会議
副題:気配を消して勝負

チビッコ忍者
(あと少しで俺に差された柴崎さんも
 SSから陥落で負け戦でも惨敗して
 罵声を浴びた浅井さんも不機嫌だ……)

左重心の男

「あれ?坂口はどこいったの?」

カリアゲあっちゃん

「いや……見てませんね……。」
 
 
(このまま気配をけしておこう
 ………………ニンニン。)
 
<茶番終了>
 

さてここからマジメに予想しますが
初手はおそらく清水が前を取って
516/8・2・7/439
二分戦なんで清水が生真面目な吉田拓に
揺さぶりをかけるツッパリもありそうで
単騎の3人は初手は中団でしょうか。

そこから吉田拓が上昇して赤板
清水は出してカマシか捲り狙いで
いったん吉田が先行態勢……までは
おそらくセオリー通り

そして木暮はもちろん、同期の和田健も
吉田拓が先行した場合の平原への
競りはナシ、坂口は一撃でのブロックは
なかなかの威力がありますが
平原の巨体とずっと併走するジカ競りは
なくて不意打ちならアリ

逆に松浦に対してなら……ヨコはキツく
競りも強い松浦なんですが
「失格したらグランプリ消滅」
という足枷があるのだけが不安要素
意地悪な木暮や郡司に世話になってる
和田健なら競りも……あるかも程度

これまでの4走すべてで
仕掛けるべきところで的確に発進して
他の自力型を圧倒してきた清水が
仕掛けそこなうとは思えませんし
番手は盟友の松浦だから獲らせても
いいぐらいの気持ちで度胸一番星
 

 
問題は毎日の激闘で疲れている清水が
平原-諸橋を越えられるか
越えたら松浦のアタマでしょうが
吉田拓のスピードも悪くないだけに
平原も厳しく牽制しそう
止まった場合は平原が4角踏んで
松浦は降りるか自力発進………

二次予選では平原の捲りを
差せなかった諸橋ですが
あれは「差さなかった」と思ってるんで
決勝では中を割ってでも差しに行く
野良犬ダッシュの執念
ヒモは平原松浦に、単騎の3人も
 
3連単 9-13-123678
    9=3-12678
    39-12578-139

あとは清水が出切ったときの松浦ですが
清水も脚を使ってますんでチョイ差しは
できないはずなので単騎が殺到してきて
 
3連単 1-2789-26789

ホントに優勝して欲しいのは
4走とも見事な気迫と度胸を
見せてきた清水なんですが……
この勝ち上がりシステムと
メンバーでは厳しいと思います。
 
果たして最後のグランプリのイスは
誰の手に渡るのでしょうか。
 

弥彦記念で優勝した時に観客に

「もう一度グランプリの
 舞台に立ちたいんです」

と語った諸橋に幸運が訪れることを
願っています。
 

最終日ゲストはメイプル超合金

うん、衣装の色は9=3ですね。

(中毒患者の感想)
 
 
 
長かった6日間のお付き合い
ありがとうございます。
筆者は最終日は現地観戦ナシで
サウナに入って疲れを取って
ビールを飲みつつ自宅観戦します。
 
 
皆様のご健闘をお祈りします。