企業内組合の矛盾と課題

日本でもようやく、男女で育児をしろと言われるようになってきたけど、法整備はもちろん遅れているし、実際に働く現場で起きているのは、妊娠した、出産した、小さい子どもがいるから、ということが原因になって、首切り、雇いどめ、非正規への変更の勧告っぽい強要が行われていたりする。

そんな吹きっさらしの北風ピューピューな世界の声を聞きながら、雨風がしのげる企業内組合の中に徹した活動をしていると、矛盾で頭がおかしくなりそう。

「俺ら甘いんじゃないの？」と言いたくなる時がある。
組合がない厳しい世界で働いている人たちの生の声に耳を傾け、共感して、支援していくことをもっと態度で示さないといけないと私は思う。
焦っているだけなのかな？


母性保護などの諸要求は、この状況下ではなかなか前進せず、女性部結成30何年以来、なかなか前進せず、法改正など霞が関への全国規模の行動がいよいよ大事になってきた。

なんか、
く～！ちきしょ～！
悔しくないのか、こんなこと許していていいのか、黙っていていいのか！と
叫びたくなる。


保育園が足りないニュースもそうだし
保育園の送り迎えがあるから、時短勤務を要求したら、パートに切り替えてと言われたりとか、
それは、私だったかもしれない、と思う。


なんかなあ、
企業中組合のことだけやってればいい女性部部長は、飽きたなあ。

外の話を聞きたいなあ。
部長やりながら外にいけばいいんだけど？

組合は、組合員かどうかを区別せずに、労働者のためにそれぞれの場所で奮闘するものだと思うけど
一企業の正社員たちが働きやすなる一方で、企業外の労働者がおかれた現実に無関心になっていくのは、本末転倒だと思う。

非常に気持ち悪い。
組合って何？
と思う。
みんな仕事とプライベートの片手間に活動してるんだし、課題のない組合はないけどさ。

やっぱり私が一人で勝手に焦っているだけ？(^_^;)


メーデーをいい契機にしたいなあ。