さらに考えたことというか、ただのつぶやきというか。
十二国記の中に、慶という国がある。
封建制のシステム…らしい。(らしい、というのは、異世界のことなので違うかもしれない…)
とにかく王を中心とした中央集権国家、だ。
水害や干ばつなどが続き国土は荒廃していた。
この国のある場所に、戸籍を出して土地もくれると噂される地方があった。様々な理由から自分の土地を離れざるをえなかった貧しい難民たちは、噂をききつけ、慶国のその戸籍と土地をくれる夢の地を目指すのだった。
しかし実際は。
慶国は国土が荒れた地であり、不作が続いていた。どこの地方でも、七割の税を納めよと命じながら実際には五割しかとれない。しかし、七割きっちり納めさせている地方がある。民が食べて生きる分の作物まで税として奪う行政、そこが、難民たちが目指していた「夢の地」の正体だった。
この話、現代にもどこかでありそうじゃないか?
心身を壊すまで働かざるを得ない人が続出したり、貯金もできない低賃金だったり、健康で働き続ける、子どもを養い育てながら働くることができない職場、会社、業界…。
身分は正社員だけど生活保障基準以下の生活だったり。
労災か過労死が多い業界。
まあ、人権思想のある資本主義の現代日本と、封建的な異世界物語とでは単純に比べられないかもしれない。でも、それでも私はつい思ってしまう。
やはり、似てるなと。
ちなみに、十二国記では、税を納めないと家族全員皆殺し、村全員も連帯責任とらされて皆殺し、なのだそうだ。税のために、民に死ねという。そして誰もいなくなった村に、ある日突然どこからともなく難民が連れてこられる…。戸籍欲しさに来たがる難民はいくらでもいるのだ…。
賃金は生計費を考慮すべしという考え方をもっていないと、この十二国記の皆殺し村のようなことになりはしないか。
製造業の派遣切りにあった人は、人材不足の介護分野に転職すればいいという意見を聞くと、何か違う気がしてくる。
介護業界の賃金底上げとか介護報酬引き上げとか医療福祉の予算充実なしに、それをやる気なら、皆殺し村と同じになってしまうよ、と。
十二国記の中に、慶という国がある。
封建制のシステム…らしい。(らしい、というのは、異世界のことなので違うかもしれない…)
とにかく王を中心とした中央集権国家、だ。
水害や干ばつなどが続き国土は荒廃していた。
この国のある場所に、戸籍を出して土地もくれると噂される地方があった。様々な理由から自分の土地を離れざるをえなかった貧しい難民たちは、噂をききつけ、慶国のその戸籍と土地をくれる夢の地を目指すのだった。
しかし実際は。
慶国は国土が荒れた地であり、不作が続いていた。どこの地方でも、七割の税を納めよと命じながら実際には五割しかとれない。しかし、七割きっちり納めさせている地方がある。民が食べて生きる分の作物まで税として奪う行政、そこが、難民たちが目指していた「夢の地」の正体だった。
この話、現代にもどこかでありそうじゃないか?
心身を壊すまで働かざるを得ない人が続出したり、貯金もできない低賃金だったり、健康で働き続ける、子どもを養い育てながら働くることができない職場、会社、業界…。
身分は正社員だけど生活保障基準以下の生活だったり。
労災か過労死が多い業界。
まあ、人権思想のある資本主義の現代日本と、封建的な異世界物語とでは単純に比べられないかもしれない。でも、それでも私はつい思ってしまう。
やはり、似てるなと。
ちなみに、十二国記では、税を納めないと家族全員皆殺し、村全員も連帯責任とらされて皆殺し、なのだそうだ。税のために、民に死ねという。そして誰もいなくなった村に、ある日突然どこからともなく難民が連れてこられる…。戸籍欲しさに来たがる難民はいくらでもいるのだ…。
賃金は生計費を考慮すべしという考え方をもっていないと、この十二国記の皆殺し村のようなことになりはしないか。
製造業の派遣切りにあった人は、人材不足の介護分野に転職すればいいという意見を聞くと、何か違う気がしてくる。
介護業界の賃金底上げとか介護報酬引き上げとか医療福祉の予算充実なしに、それをやる気なら、皆殺し村と同じになってしまうよ、と。