行ってきましたー養鶏場パート②







先週の第一回目の様子を聞いて、より一層イメージを膨らませながら楽しみにしていたメンバーです

着くと、そこには小さな雪山。
長沼は先週雪が降ったそうです。重た〜い雪。
農家さんの中には、その雪で、ビニールハウスが倒壊し大切な作物が収穫できなくなってしまったところもあるそうです…。
自然相手のお仕事。厳しい世界ですね。。。

同じ雪でも、立場によって全く受け取り方も違うもの。
ワイワイと子どもたちは大喜び。
自然の恩恵、自然の厳しさ…。
同じ事柄に対しての立場による受け取り方の違い…。考えさせられちゃいます。
さぁ…早速鶏さんたちとご対面〜


わぁーーー!たーーーくさん!!!!
すごーーーーーい!圧倒される子どもたち。
Moss gardenの命くん、愛ちゃんからこだわりのエサ、育て方について説明をしていただきました🍀
食べ物は、主にとうもろこし。そして、きなこ、米ぬか、籾殻、くん炭、塩、ホタテの殻、魚かす…道産のこだわり飼料です。

この鶏たちはいつ産まれたの?
いつから卵をうみだすの?
どれくらい産むの?
最後は鶏肉として売られるの?
いつ起きるの?寝るの?
どうやって、どこで寝るの?
え?スーパーで売ってる安い卵って、どうやって育てられてるの?
知れば知るほど、疑問が湧き出てきますね。
質問に答えてもらったり、苦労していることが聞けたり…
私が驚いたのは、
ここにいる鶏さんたちは、一年半ほどでこの役目を終えてここから居なくなってしまうということ。
この世に生まれ、たった一年半。その間、私達は卵をいただいて、卵を産む量が少なくなって、生産性が落ちてくると、処分される。
でも、ここの鶏さんたちは、美味しいご飯をもらって、自由に動き回って過ごすことができる。
スーパーで安売りされている卵は、狭いゲージに何羽か入れられて、身動きがほとんどできない状態で、配合飼料を与えられ、卵を産み落とすだけの暮らしを強いられている。
人間の都合で。
でも、私達はその恩恵を間違いなく受けていて…。
世界的には、ゲージ飼いは動物愛護の視点からは問題とされていて、オリンピック開催に向けて、選手村ではそのような卵はださないように、という訴えもあるそうな。
食べる、ということ。
私達は食べることなしに生きていけないのだけれど、その命をどうとらえて、どういただくのか。
大人も、子どもも、今一度見直していかなきゃいけないことなのではないかな。
そこを見直すと、もっと私達も、この先の世代も幸せに生きられるのではないかなぁ…と思います。
少なくとも…大量に作られ、大量に廃棄される…そんな無駄な命はあってほしくないよね。
食卓にのぼるお料理も、給食も…苦手だから残したいなぁって思ったときに、もう少し食べてみるかな、そんな気持ちになれるかな。
と、まぁそこまでこの場では話すことはできなかったのだけれど、これから時間をかけて、場を設けて、子どもたちにも伝えていきたいなぁ。この鶏の姿を見た子どもたちには必ず伝わるはず。と思っています。
さて、見学の際の注意点なども確認して
たまごをいただきます。
かっかー。あったかぁい…。

たまごをいただいたあとは、鶏舎の中に入りたい人もいれてもらいました。
産まれたての卵を手にとるなんて…なかなかできることじゃないですよね。
貴重な体験をさせてくださったMoss gardenさん、本当に本当にありがとうございました❤️
おうちにかえって、それぞれどうやって卵を食べるのかな。
いつもの卵とは違ってみえるはず。
こうやって食べたよ、こんなお話をしたよ〜なんて家庭の話題を、また教えてくれたら嬉しいです

参加者のみなさん、お疲れ様でした✨