捻挫(ねんざ)、よく聞きますし、捻挫した方もちょくちょくいらっしゃいますよね。

ですが、私が理学療法士の勉強をする中で、これが非常にやっかいな怪我であることが分かりました。

捻挫は、足関節や指でよく起こりますが、
捻挫=靭帯損傷
なのです。

靭帯は切れたらつなぐ手術をすればなんとかなることもありますが、伸びちゃったら緩みっぱなし、元には戻りません。つまり、足首の固定が非常に難しくなります。

膝の靭帯は再建術がありますが、足関節の靭帯は有効な再建術がありません(私の知る範囲では)。

足関節の靭帯損傷といえば、気になるのが羽生結弦選手です。


彼は2017年11月9日、および2018年11月17日に、右足関節の靭帯を損傷しました。
これらの際、手術をしたという話はありませんので、伸びてしまったと考えられます。

それ以降も競技を続けていらっしゃるようですが、とてつもない悩みの種ではないかと危惧しています。

相撲界も含め、怪我を乗り越えて出場しろ、という風潮がいまだにあるようです。しかし、科学的・医学的な観点からすれば、それはもう不可能ということもあるわけです。

羽生選手も、次のオリンピックに出られれば万々歳ですが、非常に難しい状態であることをご理解ください。