政務活動費で講師を招いた会派研修会を行いました | 平井やすひこ "ブログふのせ”

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 2月23日(13時から)に我々の会派の政務活動費で、講師の先生を招いての研修会を行いました。テーマは

  「議会の今後の在り方を見据えた、

      二元代表制における議会の役割と議会運営について」

で、講師には

    三重県地方自治センター

             上席研究員  髙沖秀宣 先生

をお呼びしました。先生は、平成27年度の柳井広域議員研修会でもご講演頂いている方です。

 この研修の目的は、昨年12月の市議会議員選挙が無投票であったことや回を追うごとに市議選投票率が低下していることを踏まえ、今後の議会の在り方が今問われているとの認識に立って、もう一度地方公共団体の議会とは議員とはという基本に立ち返って学ぼうというものです。1月から議会全体で4人の新人議員も加わっていますので、最初の議会前に実施しておきたいと考えました。

 また、無投票だった選挙の後、多くの市民の皆さんから議員定数が多いとのご指摘を頂いており(本来、無投票であったことと議員定数の多い少ないは別の課題)、早急に検討が必要と多くの議員が考えています。その方向性を見出す上でも、参考になればとの思いもあっての研修でした。

 研修会は、我々の会派「政友クラブ」が発起人として実施しましたが、研修は全議員にとって有益な事ですので、全ての議員の方にご案内しました。当日は、我々と連合会派を組んでいる方以外にも、4つの会派、連合会派からも5名の参加があり、12名の議員と2名の議会事務局職員の総勢14名での研修会となりました。

 先生のご講演を1時間30分、質問30分の予定で行ったのですが、質問時間が30分では足らないくらいで、先生の講演の中身の濃さと議員の高い意識が感じられる研修会でした。参加した議員にも大変好評でした。今後、柳井市議会を少しでも良い方向へ、市民の皆さんによく見える議会へと一歩でも二歩でも前へ進めていきたい思いましたし、参加した議員は皆同じ思いである事も分かりました。

 この研修を企画した者として、ホッとしましたし嬉しくもありました。

 研修終了後、我々の連合会派のメンバーと髙沖先生で情報交換会を行いました。勿論、先生も含め会費制です。

 先生は、あまりお酒を飲まれないとの事でしたが、こうした会は大変お好きで研修会の時以上に話が盛り上がり、非常に有意義でした。

 この研修会を開催するに当たり、先生との間に入って動いて頂いたYさん、また事務的なこと全般にわたって、色々とお気遣い頂いた議会事務局の皆さんに、心から感謝いたします。

 

【政務活動費について】

 今年度の政務活動費は、1月から新しい議員となりますので、12月までと1月からに分けて取り扱われます。つまり、1月から3月までの3か月間で、会派として1人当たり15,000円使用できます。

 今回の研修費用は、講師派遣の76,100円(交通費、宿泊費、講師謝礼)だけですみましたので、政友クラブと歩みの会の合同開催とし、その政務活動費を使っています(不足分は、政友クラブ内積立金を使用しました)。詳細は、7月発行の議会だよりに掲載されます。