2008年映画ランキング
2008年に見た映画のランキング。
新作というわけではありません。
1位 「地雷を踏んだらサヨウナラ」
改めて戦争の悲惨さを知りました。
ベトナム戦争を始めた国は罪だと。
2位 「クローズドノート」
一途な愛。とても展開の早い感じがよかったです。
3位 「星になった少年」
良いドキュメントドラマでした。
4位 「ハンニバル・ライジング」
このシリーズは名作です。また、伝説に。
5位 「アンフェア・ザ・ムービー」
警察の闇。あってはならない物語。
6位 「ゾディアック」
実際にあった信じられない未解決事件。
7位 「ホテル・ルワンダ」
やはり戦争は悲しい。無関係の人が犠牲に・・・
8位 「パッチギ・LOVE&PEACE」
やっぱり筒井監督はすばらしい!
9位 「グッドシェパード」
あのアンジェリーナが脇役でした。
10位 「ITバブルと寝た女たち」
欲にくらんだ女のようなリアルなものを見ました。
11位 「虹の女神」
桜井亜美、上野樹里、市原隼人、
これから期待できる人たちの作品。
12位 「奇跡の動物園~旭山動物園物語~」
人の力を感じました。やればできる!
13位 「ホーンティング」
観ると凄い良い作品でした。
14位 「雨樽の川」
幼馴染の恋愛の純愛物語。
15位 「隣之怪」シリーズ
2008年に1~4話まで観ました。
どれも怖いけどおもしろかったです。
ホテル・ルワンダ
勝手に点数80点
2004年、アメリカ、アフリカ合作の
ドキュメンタリードラマ。1994年の
ルワンダでの紛争での話し。ついこの間
こんな紛争があったとは忘れていました。
実話系のこういった話しは多かったです
がそれは第二次世界大戦などのような時
の話しで遠い昔のような話しですが、こ
の話しは1994年の出来事。
もし自分がルワンダに住んでいたら、生
きていたかわからないと思うと凄い衝撃
を受けた作品でした。つい最近のアフリ
カでの戦争・・・
ここからネタバレあり。
ポール・ルセサバギナというホテルマン
の話し。この人はまずは子供を助け、家
族を助け、人を助けた人です。
ルワンダではツチ族とフチ族がいて、フ
ツ族の過激派がツチ族は容赦なく虐殺し
ていったという歴史でした。そんな中、
ポールはツチ族。
もちろん狙われていました。それでホテ
ルで軍人にお金を払い助けました。と、
言ってもポールはアフリカでは少し良い
生活をしていましたが、そんなにお金が
あるわけではなく自分の財産を全部出し
て人を助けました。
例えば「シンドラのリスト」のシンドラ
さんは大金持ちで自分の財産で一人、い
くらでユダヤ人を買い取って、逃がして
いました。
しかし、ポールはシンドラみたいにお金
がたくさんあるわけではありません。だ
から家族を助けることも大変な状態。最
後はポール一家が助かったかどうかわか
らない感じでしたが、最後のテロップで
今も生きているというを見て、安心して
終わった作品でした。
久々に見入ってしまった作品でした。
パッチギ!LOVE&PEACE
勝手に点数80点
2007年、邦画ドラマ。もちろん、
井筒監督の有名な作品。1968年の
在日韓国人の話し。1作目から在日韓
国の話しをしているシリーズ。
今回も在日韓国人の女性の話し。前回
の1作目では沢尻エリカが演じる。今
回は中村ゆりという女優が演じていま
した。
沢尻エリカはこのシリーズで一躍有名
になったにもかかわらず、わがままで
2作目のこの作品は断ったとか。しかし、
そのおかげで新しい女優が発掘された。
日本映画が好調になるとどんどん、映画
が作られ、いつも同じ俳優、女優で飽き
飽きしていました。それで新しい女優が
現れてとても良い感じになったと思います。
それから女優だけでなく藤井隆など個性
豊かな俳優、女優が起用されている。だ
からとても個性豊かな作品になってとて
もおもしろい作品になっています。
しかも、この作品にはところどころにコメ
ディーのようなテイストがあって全体的に
はシリアスなタッチの作りになっているの
ですが、笑えるようなシーンたくさんあります。
この作品は井筒監督が笑いながら作ったの
ではないだろうかと思える作品。凄い楽し
みながら作ったのがとても伝わってきます。
だから観る側も楽しく観れます。
ここからネタバレあり
1968年まだ、日本では韓国人への差別が
ある時代。そんな中で女優を目指す在日韓国
人。そして、重病になった弟を持っていて、
お金のために罪を犯したり。
その当時のことを生々しく描いた作品。しか
も今もある会社の名前を実名をあげて名前が出
てくる作品。普通の人だとありえないことだと
思い観ていました。
井筒監督だからこんなことができたんだろと、
感じる映画でした。しかもその当時のどろどろ
したところも描いたり、役がばってきしてもら
いたくてプロデュサーと寝たりしたシーンなど。
また、露骨な在日朝鮮人への差別があったこと。
この映画はそんな人達へ日本人がそういうこと
をしていたことを認めた上で描いています。今
はほんと嘘のように無くなった気がしますが。
この続編も前回に続き良い作品になっていました。
やっぱり井筒監督は良い映画を作ります。
「う・・・ん。」ただ一つ、あの濃いアクション
シーンが無ければ、
日本アカデミー賞も取れるのに・・・
怪盗キッド驚異空中歩行 / 名探偵コナン
2008年12月22日放映分。今回は
園子がおじさんと怪盗キッドの対決の話し
をしている。園子のおじさんがなぜ、キッ
ドを敵対視しているのかと言う。
園子と蘭が泥棒映画を観ていた。園子は続
編で前回よりおもしろいくないと怒ってい
る。そんな時何者かに園子のバッグが後ろ
からひったくられた。
それに気付いたコナンは追いかける。そん
な時バイクが近づいてくる。それは園子の
おじさんだった。園子のおじさんは愛犬の
ルパンがその犯人を捕まえた。
すぐに園子がやってきた。それでバッグを
ひったくった泥棒を捕まえたのがおじさん
の次郎吉だということを知った。二人が会
ったのは園子が七五三以来だと言う。
次郎吉は餌を見つけたと話した。それは怪
盗キッドをおびき寄せるお宝だった。それ
で次郎吉は新聞で宝石をある場所を知らせ
ていた。
この行為に信じられない様子を見せる毛利
小五郎。「お金持ちのすることはわからな
い。こんなことをして盗みに来る奴など居
ない」と話した。
が、しかし怪盗キッドはメールで下見に行
く日と盗みに行く日を知らせてきたと言う。
蘭にその内容のメールを園子が転送していた。
もちろん、大騒ぎになっていた。次郎吉はビ
ルの周りにヘリをたくさん飛ばしていた。警
察が警察のヘリを飛ばせないと言うと、「あ
のヘリは映画撮影用だ」と答えた次郎吉。
そんな時月を背にして怪盗キッドが現れた。し
かし、キッドは歩いて下見に来ると予告してい
た。だから歩いてくるはずだと次郎吉とコナン
が思っていた。
そんな時・・・怪盗キッドは空中を浮いて現れ
た。その姿を見た次郎吉は何かでつるしている
か、黒いバルーンで浮いてると推測したが、ヘ
リから見ると何もないという。
ワイヤーがあるのだとみんな、推測した。コナ
ンもワイヤーがあると思ったが、何もなかった。
コナンもワイヤーがなかったから驚いていた。
そして、間もなくキッドは空中を歩き出した。
コナンはキッドがどうやって逃げるのか気にな
っていた。上はヘリ、下はたくさんの警察。キ
ッドは宝石ブルーワンダーをあと少しのところ
まで来たが下見だけで終わった。
キッドは「また、明晩同じところで会おう」と
言って消えた。その言葉にまた、明日キッドを
待ち伏せをしようと話した次郎吉。次郎吉は新
聞の一面をとられたことを根にもってるらしい。
それは次郎吉おじさんが人力飛行機で世界一周
した時に怪盗キッドに新聞の2面を取られてし
まって、そのことを根に持っていることを話し
ていた。
園子が蘭とコナン達がブルーワンダーのあるビ
ルの隣のビルに現れた。それは怪盗キッドをよ
く見るためだった。そんな時そのビルでコンク
リートについた何か傷をコナンが見つけた。
それでみんなで探すとあっちこっちに傷があっ
た。毛利小五郎はワイヤーと思わせて、実はガ
ラスを置いていたとか、先入観で真実が見えな
くなっているのだと言い出した。
蘭が「今日は風が強い」という言葉に何かを気
付いたコナン。それでもう一度キッドが現れた
時の映像を見たいと言いにいった。しかし見れ
なかった。
鈴木次郎吉は「現れるのは不可能だ」と話した。
が、しかし、また空中から現れた。「怪盗キッド
が予告どおり現われました」とTV中継が放映し
ていた。そんな時雨が降ってきた。
傷、風、先入観、手下の仲間でコナンが推理して
いた。コナンは手口がわかったようだった。怪盗
キッドは宝石、ブルーワンダーのあるところへあ
と少しで辿りつこうしている。
蘭がキッドの肩にキラッと光る糸のようなものが
見えたと言う。だから「どれかのヘリから出てい
るのでは」と言う。そんな時ビルから出てくる男
達が居た。その男達は警察だった。
中森警部が急いでその場所へ行くとその警察達は
おとりで次郎吉が裏口からブルーワンダーを持っ
て行ったということだった。次郎吉は自慢のバイ
クでどこかへ行こうとしていた。
それは怪盗キッドだった。コナンはバイクのサイ
ドカーに忍び込んでいた。それで怪盗キッドに今
回のトリックを話した。ヘリに手下が乗っていて
その手下がキッドをつるしたのだと話した。
間もなくキッドがコナンに正体を明かした。コナ
ンは麻酔銃で撃とうとしたが今撃つとバイクが事
故になると警告した。キッドはすぐにサイドカー
を切り離して逃げた。
コナンはとっさにガソリンタンクに傷をつけてバ
イクを爆発させたが、怪盗キッドは逃げ切った。
爆発の燃えた跡をたくさんつけて。次郎吉が怪盗
キッドを敵視する理由があきらかになった。
ワインレッドの告白 / 名探偵コナン
2008年12月15日放映分。白鳥警部が
山荘にいる。そこにアパレル会社社長、本城
が居た。毛利小五郎も来ていて、ワインを片
手に持っていた。
全国ワイン協会会長、広瀬の古希のお祝いだ
った。本城の依頼で毛利小五郎に何か演じて
ほしいと言われた。その後外で本城が口論を
していた。相手の男は赤丸という男だった。
赤丸という男は本城に向かって「偽のワイン
通がバレる」と言っていた。コナンと蘭がそ
の様子を見た。すぐに観覧車へ乗りに行った。
覧車を乗っていたコナンは何かを見た様子。
コナンは山荘に戻ってすぐ、何かを探してい
た。それは本城と口論をしていた赤丸だった。
コナンは山荘で何かいろいろ探している様子
だった。しかし、本城がいつも現れる。
そんなコナンを見た本城がコナンに上の階で
TVを観るように言っていた。毛利小五郎は
スピーチでする劇の台詞を覚えていたが、覚
えられないでいた。
コナンは殺された赤丸の隠されていた場所を
見つけたが、場所を移動させられた様子だっ
た。それでコナンはワインの貯蔵庫に移され
たのを感じたようだった。コナンは貯蔵庫へ
向かった。
広瀬が山荘に現れた。広瀬が本城にお礼を言
っていた。本城がワインを紹介し始めた。ワ
インを紹介し終わると広瀬が毛利にワイン倉
庫の事件のことを聞かれていた。
どこかへ行こうとする本城。その時広瀬に赤丸
のことを尋ねられた。赤丸、フランス文学の翻
訳者だった。コナンがすかさず、「3時頃に来
てたみたいだよ」と答えた。
本城はそこで「せっかくのお祝いに出られない」
と言ってその場を逃れたようだった。広瀬が続
けてワインの紹介を始めた。それでどうやら凄
いワインを紹介したが・・・
広瀬は「普通はばっせんしておくのですが…」と
そして、毛利小五郎がワインのに注ぐ、入れ物を
壊してしまって直接、ワイングラスに注ぐしかな
かった。それで広瀬が飲むと、「おいしくない」と。
温度が上がって沈殿物が浮いてきたのだと言う。
それはどうやら赤丸が生きていて、温度を上げた
のだと推理したコナン。コナンの考えでワイン倉
庫に犯人が居てワイン倉庫のワインが全部犯人に
ヤラレてしまうと話した。
それでそのお祝いのパーティの参加者、何人かで
ワイン倉庫へ行くと、倒れている赤丸を見つけた。
赤丸は本城に殴られた後倒れた。しかし、間一髪
助けられた。
明治維新のミステリーツアー / 名探偵コナン
2008年12月1日放映分。少年探偵団
が吉田松陰の松蔭神社へ来ている。ミツヒ
コが吉田松陰の説明をしている。勉強家の
ミツヒコは力説している。
少年団は難しい話しに退屈して疲れている
様子だった。それは実は、園子と蘭の歴史
の宿題で松蔭神社へ来ていたみたいだった。
そんな時女性の悲鳴が聞こえた。
丁度襲われているところだったが、すぐに
少年探偵団がかけつけたので犯人はすばや
く逃げた。その女性は一冊の古い日記を持
っていた。それは祖父が残したものだと言う。
なぜ狙われるのか調べてほしいと女性が毛
利小五郎に依頼をしていた。コナンが日記
を見ていると宝が隠されいることが書かれ
ていることを気付いた。その日記にはきつ
ねの謎というものがあった。
「きつねに鯉を食べされろ」と書いてあった。
その女性の祖父の家は山口県の津和野だった。
それで毛利小五郎はすぐに津和野に行く用
意をした。
誰かが電話をしている。どうやら女性を襲っ
た犯人のようだった。「面倒なことになりまし
た。女が毛利小五郎に依頼をした」と誰かに
話していた。
津和野へ行く途中、ミツヒコは「きつねに鯉
を食べさせろ」ということを一生懸命考えて
いた。その女性、キミコの祖父、小早川繁俊
はいつもおもしろいことを考えていたと話し
ていた。例えば、「未来へ手紙を送るにはい
くら切手がいるのかのう」とか。
新幹線が新山口に到着した。そこでキミコさ
んの友達、川口茂が待っていた。灰原がその
男のつけてるペンダントに目をやった。なぜ
かイニシャルがAKになっていた。川口茂の
イニシャルとは違っていた。
そのペンダントはキミコも同じものを持って
いた。コナンは川口はこの地方の有力者とつ
ながりがあると推理していた。川口とキミコ
が何か言い合いをしていた。
機関車が津和野に到着した。そこへキミコの
ことをお嬢様という吉川という男が待ってい
た。遅れてキミコがやってきた。川口は先へ
帰ったと話した。
高橋久道というこの地元の有力者が選挙活動
をしていた。選挙演説を聴いている人の中に
この高橋という男の子供、あつしのことを話し
ていた。「いつまで不良やってるんだろう」と。
その言葉にキミコがしかめっ面をした。キミ
コの実家へつくと最近に家に泥棒に入られたと
毛利小五郎に話していた。キミコの母はやはり
宝がある話しをし出した。
あと、この地方の因縁めいた話し。小早川家は
名家で戦後のどさくさにまぎれて成り上がった
人が小早川家の陰口を言っていると。そんな時
コナンが何かに気付いたようだ。
「きつねに鯉を食べさせる」の意味それは日記
に書かれていた鯉ときつねと川。川のところを
折り曲げると鯉が消えてきつねが鯉を食べたよ
うになった。
それで折り曲げて重なったところから何か文が
現れてきた。その文の書かれている隠れきつね。
お稲荷のある神社へ向かった。山の上に神社が
あった。登っている時にあの川口という男がコ
ナン達の様子を見ていた。
それでその神社の隠れ稲荷へ行ってみた。コナン
が隠れ稲荷を見つけた。石できたいなりを見つけ
た。「あげの下」になにかがあることをミツヒコが
解いた。そして見てみるとその下には地図があった。
「猫の目に城を移せネズミの下を見よ」とまた、
なぞなぞみたいなものが書かれていた。日記に書か
れている猫には穴が開いていた。それをわざとらし
いと言った灰原。
吉川がそれは萩市の地図だと言った。誰かが電話を
している。コナン達が萩へ向かったことを伝えてい
た。バスで萩へ向かうコナン達。キミコが萩の古い
町並みを案内しながら地図の場所へ向かっていた。
萩は250の道に全部名前がついていると吉川が説
明した。コナンが誰かがつけていたことに気付いた。
それは川口茂という男だった。どうやらあの電話を
していたのは川口だったようだ。
その男をつけてみるとキミコを襲った男と川口が話
しをしていた。一方、一行は萩の城へ向かう。そん
な時少年探偵団が怪しい男達に襲われていた。コナ
ンはその男達を追った。
その男達はコナン達を殺す勢いで襲ってきた。男達
が襲ってすぐ川口の声がしていた。「おまわりさん、
こっちへ!」という声だった。さっき、その男達と話
しをしていた川口・・・
0:34
勝手に点数53点
2005年、イギリスのホラー。イギリスらしい
映画でイギリス人の妖怪とか幽霊の発想っていう
ものが気になってみました。しかし、ホラーアク
ションという感じの映画でした。
つまり、「13日の金曜日」と同じようなタイプ
の殺戮しまくるという感じの内容の映画でした。
ちょっとがっかりした瞬間でした。凄くイギリス
の人の描く幽霊を知りたかったのですが・・・
「ハリーポッタシリーズ」はイギリスの魔法使い
や悪魔とか出てくる物語。あんな感じが意外と、
イギリス人の幽霊のイメージなのかもしれません。
この物語で出てくる妖怪はフランケン・シュタイ
ンのような、エイリアンのような感じの妖怪でし
た。かなり気持ち悪い妖怪でした。そんな妖怪が
襲ってくる・・・
完全に結末をバラしてしまいましたが、この物語
は最終電車が終わるとこの妖怪が現れて、電車に
乗り遅れた人を襲う。イギリス人が発想すると、
相当気持ち悪い感じの妖怪でした。
ジェシー・ジェームズの暗殺
勝手に点数70点
2007年、洋画のドラマ。ブラッド・
ピット主演。実在した強盗団の話し。そ
の強盗団のジェシー・ジェームズという
人の話し?暗殺したロバートの話し?
とりあえずはブラッド・ピットが演じた
ジェシー・ジェームズの話しだとは思い
ますが、ブラッド・ピットの演じたジェ
シーはとても暗い人を演じていました。
最後を終わってみると最後はロバート(
ボブ)の方が主役だったんじゃないだ
ろうかと感じる作品。ブラッド・ピット
の演じたジェシーがあまりに悪役の雰囲
気があり過ぎて主役というより悪役で最
後まで終わってしまって、主役を忘れさ
せてしまったのかもしれません。
ブラッド・ピットは昔はよく悪い役をた
くさん演じていたので、「リバー・ランズ・
スルー・イット」で有名になり、この時も
落ちぶれた釣りのうまい弟役を演じていたが、
その後はとてもセンショーナルな役を演じ
たブラッド・ピットですが、久々にブラッ
ド・ピットの演技を見たように思います。
そんなブラッドピットがこの役を演じると、
これまでのブラッド・ピットの演技力が出
され、とても凄いジェシー・ジェームズと
いう悪党を表現されたと思います。
そのせいか、この物語は終始暗い感じで話
しが展開されます。しかし、ブラッド・ピ
ットのジェシー・ジェームズはかっこいい
人に映っていました。
はじめはこの作品、「ジェシー・ジェーム
ズって一体何?」と思いつつ観ましたが、
とても良い題材の物語でした。ブラッド・
ピットはいつも原作を自分で見て役の依頼
を受けるとか、そんなブラッド・ピットの
選んだ作品はやはりすばらしかったです。
久々にハリウッド映画のど真ん中の作品で
良い作品に出会えたように思います。
1303号室
勝手に点数70点
2007年、邦画のホラー。及川中監督の
作品。中越典子、古田新太など出演。最近
ホラー映画から新しい女優が有名になる事
が多いのでこの作品でもその可能性がある
ように感じます。
ということで最近のホラー映画の傾向で、
良い俳優や女優が出てるのはかなり良い作
品が多いのですが、逆に怪しいのも多く、
この作品も怪しい作品だと思いました。
だから、観ないでいたのですが最近何かで
この作品が良いことを知ったので観てみま
した。これはおもしろかったです。昔風の
色の映像がずっと続きとても良い仕上がり。
映画のあちらこちらに監督のこだわりみた
いなのを感じる作品。とにかく監督が突然
の発想、監督の才能なのか。練るに練った
構想の作品なのかよくできてる作品でした。
この作品の凄いところは物語の起承転結の
映画の時間2時間のうち、1時間を起で使
ってしまうというところ。しかもその起の
地点で凄いわくわくしてしまうような作品。
そして、1時間終えて、霊の問題がわかっ
てくる。それからこの問題の解決に進み出
す主人公。だんだんとなぜ、霊がこんな事
をするのかわかってくる。
今回主人公はその原因をつきとめ、解決に
つとめるが・・・
リサイクル / 死界
勝手に点数60点
2006年、香港・タイ合作のホラー映画。
オキサイド・パン、ダニー・パンのパン兄弟
が監督で作る映画。“the・EYE”で驚
くような作品を作った二人。
この作品では“the・EYE”で主演を務
めたアンジェリカ・リーがまた、主演をして
いる。この作品もおのずと期待をしてしまう。
アンジェリカ・リーの美貌を再確認する作品。
ここからネタバレあり。
パン・ブラザーズの作品はやはり映像の美し
さがすばらしい。ホラーがゆえに映像を見逃
すともったないいうシーンが数多く出てくる。
“the・EYE”でも霊の出るシーンがあ
ちらこちらに出てくるが見逃すとわからないと
いうシーンばかりでしっかり映像を見てない
とどこで霊が出てきたかわからないことが多い。
この作品は霊の世界へ迷い込むという作家の物
語。だから、霊の生きる世界が描かれている。
“the・EYE”は「現世での霊」を描いて
いたのですが、この作品は「霊の世界の霊」。
つまり「死界」である。
だから、霊がたくさん出てくる。そんな作品で
ないのかもしれないですが、霊がたくさん襲っ
てくると今度はゾンビ系のホラーアクションと
なってしまう・・・
そして、「霊」という神秘は現世でどうやって
いるのか不思議だからおもしろいのですが、
この作品ではちょっといき過ぎてしまった感
のある作品。
ここでの主役の作家は売れっ子作家。そして、
次回作は霊がテーマで作り出したという。そ
れで作品を書いている時部屋でなにかいる物音
が聴こえてくる。そのうち、霊を見るようになる。
ある日、その作家、ディンインは霊の世界へ導
かれる。ディンインはすぐに死界である少女と
出会う。その少女はディンインが現世へ帰る手
伝いをしてくれるが・・・
【ここから結末バレあり】
その少女はディンインが昔妊娠して、おろした
子供の霊だった。そして、この作品では捨てら
れたものがどんどん壊れていく姿を描いている。
帰ってきたディンインは最後は現世の自分と出会う・・・
どうやらパン兄弟監督はみんなにものを大切し
ようとか、命の大切さとかをメッセージとして
改めて伝えたかったように思える作品。
最後の結末が自分の子供に出会うというこれま
でにない結末が良かったように思います。それ
で主人公の彼女は出会うことのなかった自分の
子供と出会ういう凄い神秘的な体験をする物語。

