虚ろな夜が明け | fuuの ためいき・といき・こころいき

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心のままに・・・書いちゃいますわ。

手術後、一夜が明けて
朝を迎えた時は
なんだか、その光に
安心感というか.....
とてもほっとしました。

色々な計器からも解放され
残るは心拍計、点滴、
そして排尿の管。
まだ、歩いてはいけなかったので
仕様がない。でも.....
凄く嫌だった。
なんか、うまく表現できないけど、
人間として、基本的な事が
自分でできないって.....
劣等感みたいな....
なんだか、とても自分が弱っている
って感じで......
まあ、実際、弱っていたのだけれど、
不安になる....。

「自分で歩いて、トイレに行けるようになったらね。」

と、看護師さんに言われ、
まず、立って歩く事が
第一目標になった。

とはいえ、
この時はまだ、やっと自分で寝返り
.....といっても、点滴に繋がれているし、お腹は痛いから、少し、横向きになる、って程度だけど。
それが、やっと出来る程度。
ベッドを起こして、上半身を立てる
だけでも、少し辛い。
水、スポーツドリンク、お茶などの
飲み物の許可は出たけど
もちろん、食事はまだ駄目。
でも、点滴で栄養採ってると、
全くお腹が空かない。



この点滴には
「ビーフリード」と書かれていて、
それを見た父が
「ビーフ味の点滴か。」って。(笑)
私、
「ビーフばっかりじゃ飽きるから、シーフードにしてもらおうかしら。」
って。
なんだか、ドックフードみいたい。

そんなジョークが言えるほど、
気力だけは、元気だった
手術翌日の私でした。



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