★帝王切開について★ | 赤裸々日記

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今テレビを観ていたら
坂上みきさん
が出演されていました。









トークの中で
あまりに不謹慎な
発言をされていました。









坂上さんは53歳で
妊娠されて
超高齢出産されたそうですが
年齢などを考え帝王切開での
出産だったそうです。










不謹慎だと思ったのは
その帝王切開での出産を










『楽に産ませて貰った』










『ものの10分で』









という発言です。









私は医療関係者ではありませんが
帝王切開での出産を
二回経験しております。
その二回共、
不整脈発作が起こり
危険な状態での出産でした。









私の様に発作や
緊急事態が起こらずとも
帝王切開というのは
決して『楽』な
出産ではありません。










まず帝王切開になる出産は
頸膣出産では母子にとって
《リスク》が高い場合に
選択される出産法です。










《リスク》と言っても様々で
事前に把握出来ていて
予定帝王切開になる場合、
不測の事態が起きて
母子の安全確保の為に行われる
緊急帝王切開とありますが
どちらにせよ





《楽》





だから
行われる事ではなく





《安全確保》





の為に医師が判断する
出産法です。









頸膣分娩と違うのは
腰から麻酔を入れ
腹を切る訳ですから
脊髄損傷、
感染症、
血栓症、
内臓癒着、
出血性ショック、
不整脈又は心拍異常、
などのリスクがあります。
(※これらは術前説明で
聞かされた事です。)








これらのリスクを踏まえても
頸膣分娩よりも
《安全確保》
が出来る場合は
帝王切開になります。








確かに頸膣分娩の場合は
出産時に激痛で
帝王切開の場合は
麻酔をかけますから
無痛に近いです。
ですがオペ後は
激痛に襲われます。
子宮収縮の痛みに加え
切開した傷口の痛みがあり
勿論痛み止めは服用しますが
痛いもんは痛い。










とこんな事を書いていると
これから帝王切開を
控えている方の
不安を煽ってしまうので
まとめに入りますが...










ものの10分では
産めません!
➡️術前準備もありますし
オペ室に入ってから
予備麻酔、麻酔、切開、
出産、止血、縫合
最短でも一時間は掛かります。









決して『楽』ではありません!
➡️頸膣分娩が陣痛~出産に痛いなら
帝王切開はオペ後から激痛で
先に痛いか後に痛いかですし
頸膣分娩とは別の
リスクが伴います。









最後になりますが
これから帝王切開を
控えている方々に
伝えたい事があります。










『母子共に無事なら
良いじゃねぇか!』









『切開痕は赤ン坊との
ファーストメモリアル!』








ついでに傷口を
気にしていた私に
旦那が言った言葉。









『息子を護った勲章だね』









帝王切開は楽?
ものの数分で産まれる?
痛くない?










楽じゃねぇし!!
数分じゃねぇし!!
滅茶苦茶痛ぇし!!





あんま不謹慎な事言ってっと
口中に片栗粉詰めて
水注ぎこむぞコノヤロー!!










※夏休みの疲れもあり
大分ご乱心な母ちゃん








さ、炒飯作ろ。









何にしても公の場で
不謹慎な発言は
止めて頂きたいものです。