A&Mの Blue-Eyed Soul | ♡お気楽ブログのロックとソウルと歌謡曲♡

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今回もユニクロのGROOVE MAKERSネタの続きです

前回 サラっとしか見てなかったので 気がつかなかったのですが 
このTシャツ よく見ると レコ番など あれこれ元ネタになったレコードのヒントがあるんですね

前回のDeccaはストーンズのLet It Bleed キャピトルはPet Sounds モータウンはジャクソン5

それでVirgin Recordsが 双子やドラゴンじゃなく 何故 青白ロゴを採用したのかも判りました
多分ピストルズなんですね 買わなくてよかった(笑)

これって どうなんでしょうね? 特定の皿をモチーフにして欲しくなかったのが正直なところ
人それぞれ同時代のラベルでも 思い入れのある皿は違うからね 余計なお世話って感じ・・・・(ーー;)

で 今回はA&M  これは何がモチーフなのかな? 何処かにレコ番でも隠れてるのか?



まあ十中八九 元ネタは 初期カーペンターズかロジャニコかと思います

73年まで使われたA&Mのブラウンラベルと言えば セルメン カーペンターズ ロジャニコに代表されるMOR(MIDDLE OF THE ROAD)の象徴の様なレーベルですからね

で MORって何よ?ってお若い方は 40年前のこの冊子を 何処かで探して読んでいただくとして (笑)



その後 シルバーのラージロゴのA&Mに変わり レーベル色もドンドン曖昧になっていくのですが


そのブラウン・ラベル時代は スワンプやノーザン系のレコードも沢山出してるんですよね 

自分は こっちのレーベルイメージでTシャツ買いました (笑)


有名どころだと 英国のハンブルパイやマリオットのソロそして ジョー・コッカー 
米国だとマーク・ベノだとか ブッカーT&プリシラ ビリー・プレストンなどなど


その中で こういう機会じゃないと取り上げないだろう女性ブルーアイドソウルのシンガー二人を紹介します

まずは 大昔 訳も分からずジャケ買いした ジョアン・ヴェント唯一のソロアルバム 


JoanneVent 「 BLACK AND WHITE OF IT IS BLUES」69年

A&Mらしく品良くオーケストレーションされてるアレンジもありますが
アレサやJBからビリーホリデーアルクーパーのカヴァー中心の選曲です
オリジナル自体が あまりに名曲名唱ばかりなので かなり分が悪いですが
全編 ブルーアイドソウルの歌唱が楽しめます 

この後 彼女はホワイトクラウドに参加します



そして もう一人 美人シンガーのイーヴィー・サンズ 


Evie Sands 「Take For A Little While」70年

元々は 65年にブラックキャットから発売された トレイド・マーティン作曲のノーザン系の名曲です 残念ながら 当時 彼女のシングルはヒットしなかったそうです

このシングルは70年にA&Mから出た「ANY WAY YOU THAT WANT ME 」ってアルバムからのカットです

この曲は ロックファンには なんと言ってもヴァニラ・ファッジのVerが有名だと思いますが
他にも沢山のカヴァーがあります

彼女は その後も キャピトルなどから 良盤なブルーアイドソウルのアルバムを出しているので 興味ある方は是非チェックしてみてください



追記
書き忘れてましたが このイーヴィーサンズのアルバム プロデュースが チップテイラーとアルゴーゴーニなんですよね なのでこのシングルは黄金トリオのGorgoni, Martin & Taylorのそろいぶみなんですよ~