A Aというグループをご存知だろうか?
A A〇〇(〇〇には地域名)
アルコホーリクス・アノニマス
というグループが、全国各地、所々に存在する。
飲酒問題を解決したいと願う
相互援助(自助グループ)。
アルコール依存症者が、
メンバーと会っている間は酒をやめることができ、
ピアカウンセリングの効果が期待されるものだ。
ミーティングでは、
今日一日飲まない生き方を実践している人たちに出会い、さまざまな思いを分かち合うことができる。自分が「過去いつもどんなふうだったか、そして何が起こり、いまどうなっているのか」について話をする。(Wikipediaより)
仕事柄、
AA発行の冊子を何度か読んだことがある。
お酒がやめられない、お酒をやめたい
と、泣きながら、酒を飲み、
大切な人達との信頼関係も、
自らの健康をも壊していく。
地獄へ突き進んでいるのはわかっている。
それでも、自ら死ぬこともできず、
苦しみながら酒を飲み続けてしまう。
と。
なんと壮絶な話だろうか。
依存症というものに疎かった私は、
それをきっかけに依存症の本当の怖さを知った。
アイツもそうだとは気づかなかった頃、
この話を何となく、飲みの席でアイツに話したことがある。
それを、アイツは大笑いしながら、
どうしようもないクズの集まりだろ?
酒がやめられねーって泣きながら酒を飲むとか、もうギャグだろ。
所詮クズ、カスの集まりだろ。
と、嘲笑しながら酒を飲んでいたアイツ。
働かずにお小遣いをもらい、
親の財布から金を盗んで酒を飲み、
肝硬変にまで至ったアイツ。
金をストップされたら自殺してやる!と窓から飛び降りようとして錯乱するアイツ。
一体、どんな気持ちで、
A Aの話を聞いて、嘲笑い、クズ、カスと罵ったのだろうか。。。
自分はそうではない!と、
自分自身に、そして周囲に、誇示したかったのだろうか。
アイツは、AAのことを知っていたはず。
というのも、
後からわかったことなのだが、
叔母の美容室を手伝うといって1年、2年ほど
北海道札幌市に帰っていた頃
アルコール依存症を治すためのリハビリ施設に入っていたからだ。
アルコール依存症の施設は、
三ヶ月ほどで退院させられるのだが、
退院後にそのまま北海道札幌市で暮らしながら、
通院していた、もしくはグループホームに入っていたと推測する。
それでも、
アイツは酒がやめられなかったのだ。
リハビリ施設で、同じくアルコール依存の患者たちを見て、
俺はこいつらとは違う
と、受け入れられなかったのかもしれない。
依存症を治すというのは、薬や手術で治るようなものではない。
想像を絶する苦しみを伴うものなのだろう。
自身の依存症と必死に、真摯に向き合あおうとし、
断酒、断欲、断薬を続ける努力をしている全ての者に敬意を表する。
多分、私は無理だと思う。。。









