駅前の居酒屋で、
幼馴染Oと2人で会い、
酒もそこそこ世間話もそこそこ。
そして、、、幼馴染Oが、
ゆっくりと話し始めた。。。
先輩Mが、アイツの姉から呼び出されて、
どうか弟を助けて欲しい!
と頼まれた。
Oは最近アイツと会ってる?同級生の間で、アイツの話、どうなってんの?
と、相談されたという。
アイツの姉は、アイツの抱えている問題について、こう話した。。。
弟は重度のアルコール依存症で、肝硬変になった。
いつ死んでもおかしくない状態なのに、
お酒をやめられない。
ずっと仕事もしていなくて、
毎月のお小遣いだけでは足りず、
親の財布から金を抜いては
酒を飲みに行ってしまう。
なんとかMの元で働かせて面倒見てくれない?
雇ってくれない?
酒をやめさせるために、財布隠して金を渡さないようにすると、
死んでやるーー!
と、錯乱して自室の窓から身を乗り出して飛び降りようとする。
友達に見つからないように、地元から少し離れた居酒屋でバイトで働かせたこともあったが、すぐにやめてしまう。
このままでは弟が死んでしまう!
なんて残酷な話だろうか。。。
ずっと見て見ぬ振りをして、
あえて繋げてこなかった点が、
全て繋がってしまった瞬間だった。
私は、
何度殴ってやろうかと思った今までのアイツの言動、
それに対して我慢してきた自分の情けなさ
小学3年生の頃から知ってるアイツの優しさ
哀れ極まりないアイツの本当
おそらくは10年以上も悩み苦しんできた家族の心情と悲痛
なぜ弟が、息子が、いつからこうなってしまったのか、どうしたら良いのか、何が間違っていたのか、どこから間違っていたのか、
という家族の心情、苦しみ、悲しみ、後悔。
いろんなこと感情が同時に襲ってきて、
私は涙が止まらなくなってしまった。









