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その子の名前はマイケル

いつもおじいちゃんに可愛がられていた猫。おじいちゃん以外の人にはあまり愛想よくなく、家の中にいるネズミをとってくるようなたくましい猫だった。

私が一ヶ月ほど前におじいちゃんの家に行った時も元気に家の中をウロウロしていたのに、おじいちゃんが急に入院してからは姿が見えないという。
そして今週水曜日におじいちゃんは旅立った。ご主人様を失ったマイケルはまだどこかにおじいちゃんがいると信じて探し歩いているのだろうか。それとも直感の冴える猫だからもうご主人が旅立ったことを知って行き場所がないと思っているんだろうか。

時々わがままで時々お茶目、そしてきつい方言。テレビを見ながらコタツに入りタバコを吸うのが好きだったそんな印象のおじいちゃん。そして昔から猫につける名前はマイケル。

そこにいつもいるはずのおじいちゃんの姿はもうない。


マイケル、おじいちゃんは居ないけど戻ってきていいんだよ。