PCの買い替え(旧PCの突然のクラッシュ)によるiTunesデータ※CDからのリッピング・データの移行を始めて約1か月。
その際に、久しぶりに聴いたバンド、
レッド・ツェッペリンです。
なんてことを言うと、ファンの皆様から袋叩きに合ってしまいそうで怖いのですが……。
言わずと知れた(?)70年代初頭の
3大ハード・ロック・バンドのひとつと呼ばれる伝説的なバンドですね。※ちなみに「3大〇〇には明確な定義は無く、言ったもの勝ちのような言葉だってテレビの解説を観たことがあります……」
「天国への階段」のような壮大な楽曲から、「ロック&ロール」や「移民の歌」のようなハード・エッジな楽曲が有名なバンドですね。世の中にハード・ロックという音楽を広めた元祖のようなイギリスのロック・バンドです。
「天国への階段」は、あまりにも有名な楽曲すぎて、ロック音楽を扱うコメディ映画なんかで、楽器屋さんに「天国への階段の試し弾き禁止!」みたいな張り紙がされている……なんてギャグ・ネタで使われることもあったりします。
僕がレッド・ツェッペリンを初めて聴いたのは、実は1990年代初めのことでした。洋楽に興味を持ち始めて「先ずはビートルズ」を聴いていた僕に、洋楽好きの友人が言いました。
ビートルズを聴いたら、
次は3大ハード・ロック・バンドだよね。
その言葉を信じた僕は、友人に勧められるまま「ブラック・サバス」「ディープ・パープル」「レッド・ツェッペリン」の3大HRバンドを聴いてみたのです。
「う~ん、ディープ・パープルはカッコいいけど、サバスとツェッペリンはイマイチかなぁ?」
当時の僕は、そんな神をも恐れぬ暴言を平気で言ってのける邦楽好きのナイス・ガイでした。
あれから〇十年……(by綾小路きみまろ)
結局、今でも聴いている3大HRバンドは、レッド・ツェッペリンひとつだけになってしまっています。
初対面の印象は最悪だったけど今でも付き合いのある親友、あるいは、最初は苦手だったけど食べているうちに好物になったゴーヤチャンプルーみたいな、そんな感じでしょうか?
1969年のデビューから、1980年にドラマーのジョン・ボーナムが亡くなるまで、不動の4人組で活動したバンドです。
日本人的な感覚で言うと、ロック・バンドのメンバーチェンジはかなり異例の事に感じますが、洋楽の世界では比較的頻繁にメンバーチェンジが行われたりしています。
特に、ブラック・サバスやディープ・パープルのように、ボーカルがチェンジしても同じバンド名で活動しているのには、当時はすごい違和感を感じたりしたものです。
そういう点で、不動の4人組だったレッド・ツェッペリンは聴きやすかったのかもしれません。ついでに言うと、僕が彼らを聴き始めた1990年時点ですでにバンドが解散していたのも良かったのかも?
ネットもスマホも無かった時代なので、デビュー作からラスト・アルバムまでの作品枚数が限定されているのは、当時はすごく分かりやすかった……ような気がします。
当時の僕が※1990年頃ローリング・ストーンズに触手を伸ばさなかったのも、作品数が膨大すぎて、何から聴けばいいのか分からなかったから……だったような気がするもの。
その点でビートルズは解散したバンドだったから、作品を集めやすかったのだと思います。その頃から、僕のコレクター癖は始まっていたのかもしれません。
さて、そんなレッド・ツェッペリンですが。
僕はやっぱり、初期の4作……「レッド・ツェッペリンⅠ」~「レッド・ツェッペリンⅣ」までが好きなんだよね~。だってこの頃のツェッペリンは、まさに元祖HRって感じで……
なんて思っていた時期がありました。
今回の「久しぶり聴き」で改めて思い知りました。
僕は、明らかに後期のレッド・ツェッペリンに多大な影響を受けていました。
いや、正しくは、後期のツェッペリンに影響を受けた(っぽい)バンドを好んで聴いていたように感じました。
と、言うのは……。
今回、僕はツェッペリンの2015年リマスター盤をPCにリッピングする際に、年代逆順で取り込みを行ったのです。
要するに、ラスト・アルバム→デビュー・アルバムの順で取り込みを行ったのです。その理由は……単にCDラックからCDを取り出した際に、PC横に並べた順番がそうなっていたから。
で、CDを取り込みながら、久しぶりに彼らの作品を(順逆で)モニター・ヘッドホンで聴いていたのです。
驚きました。
あの曲も、この曲も、その曲も、今の僕が好んで聴く音楽に共通するようなサウンドばかりだったのです。ドッギャーンッ!
これは、楽曲がとか、メロディがとか、ギターリフがとか、そういう意味じゃありません。
音の作り方、リズムの取り方、アレンジの方法、です。
レッド・ツェッペリンの楽曲の中には、今の僕が好きなサウンドがこれでもかってくらいに詰め込まれていました。
そして、とにかくリズムが心地よいっ!
レッド・ツェッペリンを聴き始めた当初、洋楽好きの友人に言われたのは「パープルはギター・ソロが凄いバンドで、ツェッペリンはリフとリズムの一体感が凄いバンドだ」ってことでした。
※当時の僕は、ギターが大好きなロック好きお兄さんでした。
中でも、ジョン・ボーナムのドラム・プレイは他に類を見ないって、そう言ってたのを覚えています。
いやいや、ツェッペリンなんて所詮は70年代のバンドじゃん。それなら今の(演奏技術が進歩した)バンドの方が絶対上手いに決まってんじゃん。
僕はずっとそー思ってました。
何だったら、10年くらい前までそー思っていたかもしれません。
実は僕、(お恥ずかしい話)ここ10年で、デスメタルを聴くようになってから初めてドラム演奏の凄さというものを理解した…そんな音楽好きオジサンです。
音楽好きの風上にもおけないオジサンです。
それまでは、僕の興味の対象はもっぱら弦楽器の音が中心でした。ギター・リフのかっこよさ、ベースの音のかっこよさ。特に、ギターのかっこよさがバンドのかっこよさを決めるとさえ思っていました。
デスメタルを経由したことで、改めて、レッド・ツェッペリンのドラム演奏の凄さを理解できたような気がします。
ってことで、やっと本題です。
※ここまで読まされてきた内容は何だったんじゃっ! ってツッコミはご遠慮ください。
とにかく聴いてみてください。
超・有名な代表曲だけじゃなく、アルバム1枚まるっと聴いてみてください。今の時代では退屈に思うような長尺な楽曲も多いバンドですが、ロックが好きな中二男子には是非聴いていただきたいバンドです。
今は昔のように、CD1枚に数千円ものお金を払わなくても気軽に音楽が聴ける時代です。
だからこそ、こーゆー「ロックの基礎」を築いたバンドの音楽を聴いてもらいたい……。
サブスクのように「何でも聴ける」環境だと、どうしても自分の好きな音楽ばかりを聴いてしまうようになると思いますが、どうせBGMで垂れ流すのなら、僕はこーゆー「ロックのレジェンド」と呼ばれる音楽を聴いてほしいと思います。
そして、10年経ったらもう一度、今と同じように聴いてみてください。
もしかしたら、10年前は気づかなかった凄さに気が付く……かもしれないしそーじゃないかもしれません。
そーじゃない場合だって多々あります。多々多々あります。
……と、こんな紹介ブログを、CD取り込みの片手間に書いてみたのですが、どんなもんでしょうか?
※片手間かよっ!ってツッコミもご遠慮ください。
ちなみに、レッド・ツェッペリンは「音場が広い開放型ヘッドホン」よりも「音場が狭い密閉型ヘッドホン」の方が僕の好みの音でした。



