今年のGWに、僕の家で秘密裏に行われているSPEC祭り第3回目は、いよいよTVドラマ版の最終回となるDISC3なのね。
※全9枚組。
DISC4~8はスペシャル・ドラマと劇場版です。
DISC9は特典ディスクで、劇場版「結」の再編集版「結着ノ編」と今年の4月から配信されているSPECの続編「SICK'S」の特報です。
「SICK'S」は木村文乃さんと松田翔太くんが主演ですね。
時間の流れというのは不思議なもので・・・
昔はダメだったけど、今は良くなってることって多いよね。
例えば、70年代パンク・ロックの代名詞、セックス・ピストルズです。
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当時の彼らの楽曲は、あまりにも歌詞が過激で不謹慎だって理由で本国イギリスではラジオで放送禁止に指定されてました・・・。
今ではパンクの神様として奉られてますけどね。
80年代初め、アメリカのへヴィー・メタル・バンドW.A.S.P.のデビュー曲も過激すぎるって理由でアルバム収録されませんでした。
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ところが、90年代に発売されたベスト・アルバムでは堂々と1曲目に収録されてるんですね・・・。
逆に、昔は良かったけど今はダメってものもあります・・・。
差別的な表現だったり、過激な演出だったり、暴力表現だったり。
スペックDISC3を観終えて思ったのは・・・まさにそれ。
このドラマ、2018年の今、地上波で放送できる内容なのかな?
野々村係長の不倫ギャグ※相手役の有村架純ちゃんは当時16歳
死刑執行シーン
SPECホルダーへの差別
ニノマエによる大量殺人※ニノマエは高校生(設定上)という少年犯罪
SPECホルダーにやられ血まみれになる登場人物・・・
瀬文は当たり前のように当麻の顔面や頭をぶっ叩くし、殴られた当麻は鼻血出してるし・・・
※リアルタイム放送は22:00~の放送でしたね。
DISC3 第9話~第10話(最終回)
「壬の回」「癸の回」
かなり過激な内容です。※僕的に・・・。
前回、「辛の回」で志村を助けるためにニノマエに協力し裏切られた瀬文は、刑事を辞めニノマエを追うことを決意するんだね。
司法では裁けないSPECホルダーを裁くために、刑事でいるわけにはいかないって・・・。
※志村というのは、第1話「甲の回」で銃弾に倒れたSIT隊員ですね。
そんな瀬文の前に津田がやってきます。
「辛の回」でSPECホルダー組織に拉致され殺されたと思ってたのに。
実は津田・・・SPECに対抗すべく組織された公安零課の刑事でした。
しかも、津田というのは一個人ではなく、顔と身分を棄てた複数人。
同じ顔の津田という人物が何人もいるんだって。
津田の誘いで、瀬文は公安零課の刑事になっちゃいます。
※司法で裁けない相手を裁くための組織なので。ただし、その条件として・・・未詳事件特別対策係の存続と、当麻、野々村係長の残留をお願いするんだね。さすがです瀬文さん。
一方、ニノマエは・・・、志村を殺したSPEC組織に対して嫌悪感を露わにしてますね。「約束が違うじゃないか」って。
「子どもが大人のやることに口出しするな」って言われ、とうとうニノマエ・・・静かにブチ切れちゃいますね。
敵も味方も自分に敵対するヤツは皆殺しだ!ってな感じ。
その場(会議室のような場所)にいたSPEC組織のメンバー皆殺しです・・・。この時の神木隆之介くんの狂気的な演技がいいですね。
ニノマエの寝こみを襲った公安零課も皆殺しにあっちゃいます。
唯一、瀬文は・・・民間人であるニノマエの母親をかばってくれたって理由で見逃してもらうけど。※部屋に押し入り、SPECホルダーの力でニノマエを拘束し手りゅう弾で爆破するって作戦。その作戦を知った瀬文はニノマエの母親を「出て来ちゃダメだ!」ってかばってくれたんだね。
復活したミショウ。
でも、野々村係長はニノマエの手で瀕死の重傷・・・。
当麻はニノマエを倒す方法を考えてます。
思いついたのは・・・非合法な方法・・・みたい。
公安零課の情報を元に、単身、ニノマエを追う瀬文。
美鈴のサイコメトリー能力を頼りにニノマエを追う当麻。
ニノマエと対峙した瀬文は、ニノマエの能力
時間を停止する能力
の前になすすべもなく重傷を負わされちゃうんだね・・・。
そこへ当麻が登場・・・なぜか降りはじめる雪・・・。
当麻と瀬文、二人でニノマエを追い詰め・・・ようと思ったけど・・・
時間を停止する能力の前ではなすすべもないみたい。
あっさり時間を停止され、ニノマエは当麻にナイフを突き刺そうと・・・した瞬間、当麻の口元が僅かに「ニヤリ」って。
そんなバカな!
この能力は僕だけのはずだ!
※そう言えば、ジョジョの奇妙な冒険でも止まった世界に入ってきた承太郎にディオが同じようなことを言いましたね。もちろん、ジョジョの方がSPECより10年以上前に連載された漫画です。
でも、当麻の作戦はそんなんじゃなかったんだね。
実は、当麻の登場とともに降りはじめた雪、人工の雪でした。
降らせてるのは、警視庁1課の3人です。
しかも毒入りです。
当麻は気がついたんだね。
ニノマエの能力は時間を停止するのではなく、時間が止まってるように見えるくらい、他の人間の数万倍も早く動いているだけ。
※まさにジョジョのスタンド的能力だね。
同じ毒入りの雪でも、人の数万倍早く動くニノマエには、人の数万倍分の殺傷能力を発揮する!
ニノマエの時間だけが早く進むので、ニノマエの体内に入った毒も停止している自分たちの数万倍の速さで浸透する・・・。
当麻の予想通り、当麻の頬に毒の影響(雪が付着することで)で斑点が現れた時には、ニノマエは立っていられないくらい瀕死の状態でした。そして・・・時間停止も解除されてます。
瀬文は、運悪く雪が目に入ってしまい・・・一時的に失明状態です。
でも・・・そんなバカな!
瀕死のニノマエに駆け寄った当麻は・・・
ニノマエの首筋に星形の痣を見つけて驚愕するんだね。
※やっぱりジョジョじゃないか!
この首筋の痣、自分の弟の陽太と同じ???
でも陽太は、7年前に両親とともに飛行機事故で死亡したはず?
そこへ、本当のラスボスの登場です。
今さらですがネタバレですよ!
あの、記憶を操作するSPECホルダーです。
当麻の彼氏、聖でした。
実は、今までの全て、聖がニノマエを殺す為に仕組んだことだったんだね。
当麻の彼氏になったのも※偽の記憶、瀬文が未詳に来たのも、全てはニノマエを殺すために仕組んだ(ゲームとの)こと。
ニノマエ(陽太)の記憶を改変したのは、当麻とニノマエの姉弟対決が面白そうだったから・・・って。
でも、その中で、聖は当麻の天才的頭脳を知り、当麻のことが本当に好きになったらしいね。いや、好きになったっていうか当麻を俺のものにしたい的な変質的欲望か?
瀬文を未詳に入れたのは・・・やっぱ恋敵がいると盛り上がるからって、そんなゲーム感覚。
演技とはいえ、反吐が出るくらいのクソ野郎っぷりです城田くん。
この後、当麻も瀬文も、記憶を消され・・・
目を覚ますと病院のベッドの上でした。
ここからは、もうね、城田くん演じる聖のクソ野郎全開です。
最終回「癸の回」は、スッキリ感がほとんど無いまま、最後の最後まで城田くんのクソ野郎・・・もとい、聖のクソ野郎っぷりを見ることになるね。
その前に、ニノマエについてですが。
当麻の弟、当麻陽太(ニノマエ)の本当の年齢は13歳です。
当麻がニノマエを弟だって気がつかなかったのは、6歳の時に弟が死んだと思っていたからなのと、ニノマエが時間を停止する能力のせいで、実年齢13歳だけど肉体は高校生くらいに成長してしまっていたことでした。
さらに、聖の正体・・・実は、公安零課の津田らしいです。
え? なによそれ? どういうこと?
って僕も思ったけど、聖自身が「俺の名前は津田だ」って言ってます。
どうやら、元々は公安の津田としてニノマエを殺そうとしてたみたいだけど・・・狂気に走っちゃったのかな?
※ドラマ内ではその秘密は明かされてないですね。って言うか、普通に観てたら「誰?」って登場人物(組織)が多いです。
さらに、最終回で左手の包帯を取って銃をかまえた当麻。
手首は縫い付けてますが傷だらけで自由が効かないようですね。
それが理由なのか? 聖の撃った銃弾が停止しちゃいます・・・。
これは、ニノマエの能力なのか?
それとも、当麻もSPECホルダーだったのか?
美鈴が当麻に言ってましたよね。
「あなたもこちら側の人間でしょ、わたしには分かる」って。
ただねぇ~、このSPECってドラマ・・・
回収されていない伏線も残っているし、死んだSPECホルダーが本当に死んだのかは公表されていないんだよね。
そして最後の最後のに、
「承へ続く」ってなっちゃうわけですよ・・・。
ドラマのタイトルコールで「癸の回」って出たあと、すぐに「起の回」って表示が書き換えられたもんね・・・。
って言うか、この後「起(ドラマ)→承転結」ってスペシャルドラマと映画が作られるわけでして・・・。
「癸・翔・天・結」なんですがね・・・。
ドラマ終了後に当麻が「映画化なんかしねえよ!」って言ってたのは嘘ってことで・・・。
ちなみに、DISC3に収録された「甲の回(完全版)」はマジ特典映像扱いですね。
本編を再生したら、最終回が終わってディスクがメニューに戻っちゃいました。
メニューには「甲の回(完全版)」の項目があります。
観てみました。
甲の回 完全版
確かに完全版ですね。テレビ放送された際にカットされた部分が復活しています。
TRICKのドラマ版2と3もヤム落ち(やむなくカットしたシーン)を復活させた完全版が販売されてます。
甲の回・・・どちらが良いかと言われると・・・甲乙つけがたいです。
完全版の印象は、説明台詞が長くなったことと無駄なギャグが増えたことですかね。
TRICKのように、全体にユルいギャグが多いドラマは完全版の方が面白かったけど、SPECのようにシリアスシーンが多いドラマだと蛇足になってしまいスピード感が無くなってしまう気もします。
ただ、説明台詞が増えた分、ストーリーの流れは分かり易くなった気がするね。
そして、最終話まで観終った後にもう一度観た「甲の回」
色々と深読みしてしまうような台詞やシーンが色々ありました。
冷泉の予言・・・
「運命の人と再会」とか、津田に言った「俺を殺す気か?」とか。
普通に観ていたらスルーしちゃいそうな台詞やシーンに様々な伏線の謎が散りばめられてる気がしてくるよ。
こりゃあ、もう一回、全話じっくりと観直す必要がありそうです。





