先日、iTunesの中身(音楽)を整理してて気が付いたんだよ。
そう言えば、ジョン・レノンのアルバムって、リミックス・アルバム以外、入れてないんだよね……って。
※そういやアンソロージーは入ってます。未発表曲が多いからさ。
ジョン・レノン
ビートルズのメンバーで、イマジンを唄ってた人ね。
多分、そんな認識かな?
僕にとっては、かなり強烈なインパクトのロック・ミュージシャンだよ。
大ファンだもん、僕。
え? ロック? ジョンってロックだっけ?
って思った人はね、きっとジョン・レノンをベスト・アルバムで聴いた人じゃないかな?
ベストってさ、どうしても名曲が集まっちゃうから、バラード系が多くなっちゃうんだよ。
彼のオリジナル・アルバムは、実は意外とロックなんだね。
ただし、疾走感あふれるパンク系ロックではなく、ブルーズを基本にした古典的なロックだね。
でね、実は、ジョン・レノンのCD作品なんだけど。
過去に3回、リリースされてるんだよ。
最初は、オリジナル・マスターのCDね。
まあ、早い話がレコードからCDに切り替わった際に発売された一番最初のCDね。
次に、2000年から発売開始されたリミックス&リマスターCDね。
オノ・ヨーコさん監修で行われたリマスター盤。
オリジナル・アルバム8作品全て発売されました。
通常のリマスターに加えて、リミックスが施されてます。
音のバランスを今風に変更してるんだね。
例えば、ドラムスとボーカルの音を中央に持ってきて、各楽器の左右のバランスと大きさも変更する……みたいな。
ついでにボーナス・トラックまで追加!
でもね、これはコアなファンからブーイングが起こりました。
オリジナルの音源を勝手に変えるなんて、ジョンに対する冒涜だって!
たとえ奥さんでもそれは許せないって。
※僕個人はリミックスには大賛成! ビートルズもリミックスして下さい。
そして、2010年にオリジナル・マスターのリマスター盤が発売されました。
これは、リミックスされていない、ジョンが録音したオリジナル音源のリマスター盤ね。
僕は当然、3種類とも全部持ってるんだよ。
新しいCDが発売されるたびに買い揃えてるもん。
でね、iTunesに入れてるのは、2000年から発売されてたリミックス盤。
ファンからブーイングが起こったCDね。
だってさ、これが最も音が良いんだもん。
2010年に発売されたオリジナル・リマスター盤を聴いて「うわ、音が悪い」ってガッカリしたくらい……リミックス盤は音が良いんだよ。
当時の録音技術の粗を全てリミックスで改善してるからね。
オリジナル・リマスターは、当時の録音技術の粗まで一緒に高音質にしちゃってるからさ……。
ただし、リミックス盤はね、明らかに別物に聴こえる曲も数曲あったりするんだね。
例えばマインド・ゲームスの最後に収録されてたミート・シティね。
オリジナルはノイジーで尖がった曲だったけど、リミックス盤はノイズが一切無くなってたりね。
「あれ? こんな曲だっけ? 新録?」ってくらい変わってたりね。
※ただし、それはそれで良かったりするんだよ。
多分、リミックス盤って、今は発売されてないんじゃないかな?
期間限定発売だった気がするよ。
ってことで、せっかくなので、今度はオリジナル・リマスター盤をiTunesに入れようと思うんだよ。
シグネチャー・ボックスで買ってるからね。
でもさ、ここで唯一の不満!
2000年のミレニアム記念の時も、2010年のジョン生誕70周年記念の時も、なぜがメンローブ・アベニュー収録曲が排除されてるんだよ。
ロックンロール・ピープルって曲、メンローブ・アベニュー以外、どれにも入ってないんだよ……。
もしかして、忘れられてる???
まあ、この作品自体が未発表レア集だから仕方ないんだけどさ。