ぐれむりんの気ままなブログ

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勝手気ままな★備忘録★レビュー

まさかまた、

チバユウスケさんに関するブログをワクワクしながら更新できる日が来るとは思ってもいませんでした。

 

THEE30THです。

日本の伝説的ロック・バンド

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのメジャー・デビュー30周年を記念し、彼らのアルバム・デビューと同じ3月1日に、ついにリマスターCDボックスが発売です。

 

ミニ・アルバム2枚。

オリジナル・アルバム7枚。

アルバム未収録楽曲を集めた2枚組のCD。

全11枚組のリマスターBOXです。

 

配信やアナログ・レコードでは既に発売されていたリマスター音源が、ついにCDとして発売されます。

THEE

MICHELLE

GUN

ELEPHANTです。

メンバーは写真右から

アベフトシ:ギター(享年42歳)

チバユウスケ:ボーカル(享年55歳)

クハラカズユキ:ドラムス

ウエノコウジ:ベース

 

2023年11月26日、食道がんのため55歳の若さで亡くなったチバユウスケさんが、明治学院大学在学時にバンド・サークル内で結成したのがTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTです。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTと書いて、ミッシェル・ガン・エレファントと読みます。

 

え? 頭についてるTHEEはどこへ行ったの?

なんて思った女子高生&女子大生&中二男子&メタルキッズの方々がいるかもしれませんが、実はこの「THEEはどこへ行った問題」は、90年代リアル・タイムの時から度々議論されてきた問題のひとつです。

結局、THEEは記号みたいなもので発音はしない……というのが当時のファンの見解、という事で落ち着いたはず。

 

落ち着いたはずなのに……

最近はことあるごとに

THEEが使われ、しかも現在はTHEEを見たらミッシェルと思えみたいな風潮になってるような、なっていないような?

リアルタイム・ファンの中には「え? ミッシェルってTMGEじゃなかったの?」なんて首を傾げてる方もいるのではないでしょうか。

 

まあ、それは置いといて。

 

リマスターBOXの発売日まで残り約1か月。

※このブログを書き始めた時点で。

熱心なチバユウスケさんファンである僕は、もう待ち切れずにワクワクそわそわが止まらない状態なので、ちょっとフライング気味ですが、一足先にTHEE30TH記念のブログ更新※もちろんファンの妄言を始めようと思っています。

……が。

実は、ミッシェル・ガン・エレファントは、僕がずっとレビュー※ファンの妄言を書くのを避けてきたバンドのひとつだったりします。

 

その理由は……

あまりにも有名すぎるから。

そして、大好きすぎるから。

日本中に※主に40代以上を中心に多くのファンがいて、音楽業界に多大な影響と足跡を残し、多くのフォロワーを生んできた、そんな伝説のバンドの作品を紹介するなんて……僕には無理。

 

しかも、大好きすぎるバンドならなおさらです。

 

熱心なファンのハシクレとして、間違った情報やスットコドッコイなレビューを書くわけにはいかない。

とまあ、そーゆー思いがあって、ずっとアルバム・レビュー※何度も言いますがファンの妄言を避けてきていたのです。

 

ところがです。

THEE30THリマスターCDボックス発売の朗報に浮かれまくっている僕に、衝撃の事実が突きつけられてしまう……。

そんな事態が発生したのです。

それは……

会社の同僚、上司、甥っ子くん、近所の女子大生、諸々、ことごとく「ミッシェル? 誰ソレ?」という言葉を浴びせられてしまったのです。あろうことか、僕の周りには、誰ひとりミッシェル・ガン・エレファントを知ってる人がいなかったのです。

 

うわぁ~、

マジかぁ~、

凹むわぁ~……。

 

でも、よくよく考えてみたら、当時は安室奈美恵とか小室ファミリーとかB’zとかGLAYとかラルクとかミスチルとかスマップとかスピードとか椎名林檎とか宇多田ヒカルとか、CDがバカ売れしてた時代だもんなぁ~。ブランキーとかミッシェルとか聴いてたのって、一部のロック好きだけだった気がするわぁ~……。

 

……ってことで。

 

ミッシェル・ガン・エレファントです。

ただし、バンドの詳細や代表曲、数々の伝説なんかはネットで検索すると大量に出てくるので、このブログでは、29年来のファンである僕が、今まで長らくミッシェルを聴いて思ったことを、率直にそのまま書かせていただこうと思います。

 

言ってしまえば、

往年のオジサン・ファンによる誰得バンド紹介レビューです。

それを踏まえて、どうか、寛大な心でお読みください。

 

僕が初めて聴いたミッシェル・ガン・エレファントのアルバムは、1997年に発売された3rdアルバム「Chicken Zombies」でした。メジャーデビュー2年目です。1996年にデビューした彼らは、1年目に「cult grass stars」「High Time」の2枚のアルバムを発表するという精力的な活動を行っていました。

 

そんな彼らが、TVやメディアに取り上げられ、知名度が上がり始めたのがこの頃でした。多分、僕を含めて、初めて聴いたミッシェルのアルバムが「Chicken Zombies」だというファンは以外と多いのではないでしょうか。

当時としては、かなり衝撃的でカッコいいアルバムでした。

特に、アベフトシさんの鳴らす通称マシンガン・カッティングと呼ばれるギター演奏に度肝を抜かれたギターキッズは多かったと思います。

こちらは【ギター弾いてみた】動画ですが、こういう演奏をマシンガン・カッティングと呼んでいました。

当時、なんちゃってギターキッズだった僕は、一瞬でこのマシンガン・カッティングの虜になり、彼らのCD(3枚)を購入して毎日のように聴いていたのを憶えています。

 

アベのギター最高っ!

だけど歌詞は意味不明っ!

それが、当時の素直な僕の感想です。

 

今でこそ、詩集として発売されるほど高い評価を受けるチバユウスケさんの歌詞世界ですが、デビュー2年目の当時は、ただただ意味不明な言葉の羅列にしか思えませんでした。

 

暗がりでセビレしびれたいなら

イナズマを呼んできて欲しいと言え

じめる うなだれ つまさきで

ひとめ見たならあとはトぶだけ

(バードメンより)

 

ねぇルーシー 聞かせてよ

そこの世界の音を

黙り込む 黙り込む

ゲット・アップ・ルーシー

(ゲット・アップ・ルーシーより)

 

安室奈美恵さんや小室ファミリー、B’zやミスチルやヴィジュアル系バンドが大人気のカラオケ全盛時代に、恋愛も日常も共感もなにひとつ登場しない意味不明な歌詞世界なんて……。

 

ついでに言うと、デビュー・アルバムに登場する「オイラ」という一人称が、どうにも昭和チックでダサく感じてしまい、当時の僕はミッシェルでカッコいいのはアベさんのギターだけなんて勝手に思っていた記憶があります。

チバさんの「がなり歌唱」もまだ確立されていない時期で、特に初期の2作にはあまり良い印象をもっていませんでした。

 

今でこそ「伝説のバンド」と呼ばれるミッシェル・ガン・エレファントも、デビュー2年目の新人の頃は、そんな程度の普通のロック・バンドだったということです。※個人の意見です。

 

ちなみに……。

彼らのサウンドは、パブ・ロックガレージ・ロックと呼ばれるものですが、これは1950年代~60年代に自宅の車庫(ガレージ)で練習をしたり、安い酒場(パブ)で演奏していた若手の貧乏ロック・バンド……転じて、安い機材でシンプルな音を鳴らすバンドを指す言葉です。※と、個人的には解釈しています。

 

そのためか、彼らの鳴らすサウンドは……

とにかく音が悪い。

いや、正確には、

ステレオなのかモノラルなのか判断できないようなサウンドを鳴らしています。もちろん意図的に。

 

イヤホンやヘッドホンで音楽を聴くのが当たり前の現代では、ステレオ的な広がりの無い彼らのサウンドは、ショボくて古臭い音に聴こえるかもしれません。

 

実際、僕がiPodを使い始めた……いや、安価なイヤホンで音楽を聴いていた2010年代は、ミッシェルの鳴らすサウンドのショボさに愕然として、一時期ミッシェルを聴くのをヤメていた時期があったほどです。

 

あれほどカッコいいと思っていたミッシェルも、結局はただの「思い出補正」だったのかな…なんて、本気で思っていました。

熱心なファンの僕がそう思ったくらいなのだから、ミッシェルの鳴らす音の悪さ(粗さ)は折り紙付きだと思って下さい。

 

ただ、誤解の無いように言わせていただくと……

キチンとしたヘッドホンやスピーカで鳴らす彼らのサウンドは最高にカッコいいです。爆音ならなおカッコいいのはいうまでもありません。

 

個人的には、マーシャル・エンバートン3で聴いたミッシェル・ガン・エレファントのサウンドが最高でした。

 

アベさんの鳴らすマシンガン・カッティングが鮮明で、ウエノさんのベースがブイブイ暴れ回っていて、ガナッていないチバさんのボーカルにも迫力があって、ドラムは……演奏知識が無いのでよく分かりませんが、ヘッドホンでは味わえない「これぞバンド・サウンド!」という音を聴くことができます。※個人の感想です。

 

ただ、後期の作品はシャリ感が強いのか、前・中期の作品ほどのカッコよさは感じない……かも。リマスター盤の後期作品をエンバートン3で聴くのが今から待ち遠しくてしかたありません。

 

そう、待ち遠しくてしかたないのです。

しかたなさすぎて、今は旧盤のCD(iTunesに入れ済)を毎日のようにヘビロテしている状態です。

 

なんてことを言うと、

アナログ・レコードを買えば?

配信(ハイレゾ)で聴けば?

なんて言われてしまいそうですが、う~ん……それはちょっと違うのです。だって僕は、90年代のCD世代だから。

 

そう言えば、2009年にアベさんの追悼企画で発売された、「THEE GREATEST HITS」のリマスター音源が配信されましたが、この音源って、2009年盤と同じ内容なのでしょうか?

2009年盤は、「blue nylon shirts」と「ダニー・ゴー」の2曲がアナログ・レコード盤のヴァージョンで収録されていました。

 

……ってことで。

 

気が付くと、作品の紹介どころかバンドの紹介もホトンド無い、ただの思い出語りになってしまいましたが……。

次回からは、取り合えず、今回のリマスターCDボックスに未収録となったベスト盤とライブ盤をご紹介しようかな……なんてことを考えています。

そして、リマスターCDボックスが届いたら、本格的なアルバム・レビューをしたいなって思っていますので。

 

是非、寛大な心でお付き合いをお願いします。

 

 

 

 

 

THEE30TH企画として発売が決定した、ミッシェル・ガン・エレファントのリマスターCDボックスの名称と収録楽曲が発表されました。※発表は1/17でした。

その名もズバリッ!

PAPER SLEEVE CD BOXです。

ええと、何と言うか。

実に彼ららしい(?)味も素っ気もない、直球どストレートの作品タイトルですね。流石としか言いようがありません。

 

メーカー特典※公式サイト、アマゾン、タワレコ他共通として、先着で直筆サイン色紙(レプリカ)がもらえるそうです。

CDボックス自体が限定商品なので、熱心なファンの皆様は予約を忘れずにお願いします。※ちなみに僕はメーカーの回し者ではありません。熱心なファンのひとりです。

 

さて、収録曲の情報が解禁されたと言うことで。

気になるのは、今回のCDボックスのみで※今のところ商品化されるアルバム未収録楽曲集「RUMBLES(2枚組)」の内容です。

 

ハッキリ言います。

何か、微妙……。

いや、嬉しいのは嬉しいのですが。

 

内容的には、DISC1に1999年に発売された「RUMBLE」が丸っとそのまま、DISC2にそれ以外のシングル及びカップリング曲という内容なのですが……。

7thシングル「VIBE ON」と、17thシングル「エレクトリック・サーカス」の2曲が未収録です。

 

なにゆえ?

 

100歩譲って※何を譲るのかは不明ですがアナログ盤限定シングルだった「VIBE ON」が未収録なのは仕方ないにしても、ラスト・シングル「エレクトリック・サーカス」が未収録なのは意味が分からない……。

【追記・朗報】先日、情報解禁された「RUMBLES」の収録曲に一部誤りがあったとのことで、メーカーから修正が発表されました。「エレクトリック・サーカス」は今回のBOXセットに収録されるそうです。

だって、リアル・タイム時にインディーズ発売されたシングル「ガールフレンド」と、「エレクトリック・サーカス」のカップリング曲「デビル・スキン・ディーバ」は収録されてるのに。

発売当時、ラスト・シングルのカップリング曲※本当の意味での最後の楽曲が最高のブチギレ楽曲だったのには感動でした。

曲の出だしは「静か目の曲かぁ……」なんて思ってたら、1分15秒を過ぎたあたりでイキナリ、チバさんのブチギレ絶叫が始まります。The Birthdayでは聴けない全盛期のチバ絶叫です。

 

まあ、それは置いといて。

 

未収録となった「エレクトリック・サーカス」。

もしかして、同時期に解禁される※すでに解禁済?「THEE GREATEST HITS」の配信盤に収録されるから?

まさか、あとでリマスターCD盤「THEE GREATEST HITS」が発売予定だったりするのでしょうか?

まあ、「THEE GREATEST HITS」は2009年に発売されたCD自体がリマスター盤でしたが……。

 

まあ、文句を言っても仕方がないのですが。

何か、悶々としちゃいます。

 

ちなみに、今回のCDボックスに未収録となった楽曲をまとめてみました。※あくまで僕がリアルタイムで購入した公式音源。ヴァージョン違いは除く。

 

①SODA PRESSING

アウト・ブルーズのカップリング曲。

②Sick On You

G.W.Dのアナログ盤カップリング曲。

 

この2曲はどちらもThe Boysのカバー楽曲です。「Sick On You」はアナログ盤限定曲でしたが、実は「London Nite 20th Anniversary EXTRAX」というコンピレーションCDにちゃっかり収録されています。僕が知る限り、このコンピ盤以外ではCD化はされていない気が……。

 

③VIBE ON!

④あんたのどれいのままでいい

ライブ会場限定アナログ盤7thシングル「VIBE ON!」収録曲。

この2曲はどちらも過去のベスト盤に収録済。

 

ちなみに、「あんたのどれいのままでいい」は、デビュー前のインディーズ・ライブ盤「MAXIMUM! MAXIMUM!! MAXIMUM!!!」の途中でも曲名が登場する※演奏は聴けません楽曲です。

曲調もデビュー当時のパブロック的な曲ですね。

 

⑤Kwacker

⑥Peter Gunn

MICK GREENとのコラボ・インスト・シングル。

収録曲は3曲で、2曲目に「ワンダー・スタイル」の再録ステレオ音源が収録されています。当時の記憶では……このレコーディングにはチバさんは不参加(呼ばれなかった)だったそうで。チバさんがそれに怒って活動休止、やがて解散になった……なんて噂もあったとか無かったとか?

あくまで、25年前のネットが普及していない時代の噂話です。

 

⑦エレクトリック・サーカス

解散発表後にインディーズからリリースされた「ガールフレンド(1曲入りのシングル)」がピアノ演奏メインのバラードだったことに愕然としたファンのために(?)ラスト・ライブと同日発売された正真正銘のラスト・シングルです。

俺たちに明日がないってこと、はじめからそんなのわかってたよ

という歌詞が胸をしめつける名曲ですが、まさか、今回のCDボックスに未収録なんて……。

 

【追記】もう1曲、忘れてました。

⑧Do The Boogie

ルースターズのトリビュート・アルバムに提供されたカバー曲です。1999年作品ですね。

 

まあ、その他にもベスト盤収録のデモ曲、

スイミング・ラジオ

EAT THE TELEVISION

夢のマイアミ

カップリング収録のライブ音源、

ライブ盤「カサノバ・サイド」などなど、

今回のリマスターCD企画から外れてしまった作品もありますが、いつか陽の目を見る日が来ると嬉しいですね。

 

ちなみに、今回の「RUMBLES」に収録されるシングル曲は、全てアルバム収録ヴァージョンとは別のシングル盤音源となるようです。

 

有名なのは、名曲「G.W.D」でしょうか。

ミッシェルって、シングルとアルバムでここまでガラリと曲調が変わっちゃうんですね。

 

キャンディ・ハウスは、アルバム収録ヴァージョンの方がテンポが遅いという暴挙(?)でした。

ミッシェルの場合、シングル・ヴァージョンもアルバム・ヴァージョンも甲乙つけがたいくらいドチラもカッコイイから困ってしまいます。そういう意味では、今回の「RUMBLES」には感謝しかありません。微妙なんて言ってゴメンなさい……。

 

ちなみに「世界の終わり」シングル・ヴァージョン(スマッシュ・ヒット・ヴァージョン)は、エンディングがフェード・アウトで終わるということですが、実は、このヴァージョンだけは僕は今まで聴いたことがありません。

ミッシェルは、発表した楽曲の9割以上がフェード・アウトしない曲ばかり、と言う、バリバリのライブ・バンド仕様のアレンジなので、フェード・アウト仕様の「世界の終わり」には興味がなかったもので。

※僕の記憶ではフェード・アウトで終わる曲(Vo入り)は「スモーキン・ビリー」のカップリング曲「ジェニー」だけだった気が……。しかも一度フェード・アウト無しで終わると見せかけて、いきなりドラム演奏が始まりフェード・アウト……からのフェード・イン&フェード・アウトというお遊びアレンジでした。

「ロマンチック」のターキー・ブランチ・ヴァージョンは、「バードメン」のカップリングで、モノラル・ヴァージョンじゃなかったかな?

 

興味のある方は、「RUMBLES」以外のリマスター音源はすでに配信解禁済なので、是非、聴いてみてくださいね。

 

 

 

 

ちなみに、その2ですが。

 

フェード・アウト楽曲に関して。

僕が今まで聴いてきた邦楽の中で、ミッシェル同様に徹底的にフェード・アウトしないアレンジを貫いていたバンドが、2021年に解散したザ・ピンボールズでした。

ブランキーとミッシェルに影響を受けたと公言してたカッコいいバンドでしたが……再結成してくれないですかね。

 

サザンオールスターズ

最新アルバム(2025年作品)

THANK YOU SO MUCH

を購入したのです……今さらですが。

 

前作「葡萄」から10年振り。

通算16枚目のオリジナル・アルバムです。

 

もはや、説明すら不要の日本のロック・バンドです。

多分、日本人なら名前を知らない人を探す方が大変なんじゃないかと思うくらい有名な国民的バンドですね。

 

本当は、昨年3月に購入しようかと思っていたのですが……

あまりにも高額だったためCDの購入を見送っていました。

そりゃあそうだ。

初回限定盤が約1万円。

通常版でも約4000円です。

全14曲と収録曲数は多いですが、それでもCD1枚にここまで高額な値をつけるなんて、もう、CDを買わせる気が無いとしか思えません。

 

発売から約1年が過ぎ、アマゾンでの新品販売価格が2800円になっていたのを見かけて、ようやく購入に至りました。

ファンの風上にもおけない意見ですが、ファンに優しくない価格設定すぎて……ホント、ゴメンなさい。

 

内容は、発売時から軒並み高評価だけあり、満足の14曲です。

80年代の歌謡ロック時代な雰囲気と現代のサザン・サウンドの合体とでも言えば良いのか。

バラエティに富んでいて、軽快で、下世話で、ポップです。

90年代以降に顕著だった社会風刺や反戦・政治批判的な重い内容が薄れ、耳馴染の良いJ-POP歌謡曲サザンの復活のように感じます。活動期間が50年に近いロック・バンドとは思えない、充実した内容です。

 

個人的には、2001年にギターの大森隆志さんが脱退して以降、急速に桑田さんの楽曲クオリティが下がってしまった気がして、一時期、サザン離れというか桑田楽曲を毛嫌いして聴かなくなっていた時期もありましたが、今回の作品はそんな元・ファンの僕も納得のクオリティです。←上から目線意見でスミマセン。

 

昨年は、綾瀬はるかさんが登場するユニクロのCMでも過去のサザン楽曲がバンバン流れていたので、今までサザンの曲を聴いたことがなかった若いリスナーへの認知度も上がったかもしれませんね。

 

唯一、残念なのは……

やはり、大森隆志さん脱退後の桑田佳祐ソロ色の強いサウンドになっているように感じてしまう……のは僕だけでしょうか?

まあ、僕の場合は、90年代のロック色の強いサザンをメインで聴いていたせいかもしれませんが。

 

ちなみにサザンの作品は、2005年にシングル44枚※その時点での最新シングルまで、2008年にアルバム14枚※キラーストリートまでがリマスター再発され、2024年にDL・ストリーミングでリマスター音源が解禁されているので、古い音楽ながら、それなりの高音質で聴くことができます。※2024年のリマスターに関しては僕は未視聴です。

 

とは言え、2008年のCDリマスターでは音量は1st~14thまでが均一に揃えられていますが、やはり、古い作品はそれなりの音質だなって感じです。

これは音が悪いということではなく、今風の音じゃないって、そんなニュアンスだと思って下さい。

 

今の日本の音楽は※全てではないでしょうが、イヤホンで聴くのを前提としたマスタリングが施されているらしく、スピーカーで聴くのが主流だった昔とは、そもそもの音作りの傾向が変わってしまっているそうです。

 

2024年リマスターでは、その部分が調整されている……かもしれませんね。※リマスターの詳細は公開されていないと思います。

 

ちなみにこのイヤホン主流のマスタリングは、洋楽ではあまり一般的ではないらしく、主に邦楽やポップス系の音楽で用いられるそうですね。

 

興味のある方は、是非、過去のアルバムも合わせ、日本の国民的バンドの作品を聴いてみて下さいね。

 

 

 

ちなみに、前作「葡萄」以降の10年間に発売されたシングルのうち「闘う戦士たちに愛をこめて」「壮年JUMP」は2018年に発売されたベスト盤「海のOh,Yeah!!」に収録されたため、今回のアルバムには未収録です。

さらに、「愛はスローにちょっとずつ」は配信以外では40周年記念Bookに封入された以外でCD化は無く、こちらもアルバム未収録ですね。

サザンはシングル曲がアルバム未収録になることの多いバンドなので……「愛はスローにちょっとずつ」は今作に入れてほしかったですね。う~む、残念。

 

 

 

 

奥田民生名義としては8年振り、オリジナル・アルバムとしては実に9年振りの新作

あまりものを購入したのです。

 

全8曲入り。

クレジットはアルバムではなく「EP」となっているので、ミニ・アルバム的な扱いになるのでしょうか?

 

まあ、8年振りとは言っても、奥田民生さんの場合、この間にカーリングシトーンズで1枚、ユニコーンで4枚、オーチーコーチー(吉川晃司さんとのユニット)で1枚のアルバムなどなど……を発表しているので、まるっと作品の発表が無かったわけではありません。※僕はカーリングとオーチーコーチーは未視聴です。他にも別名義の楽曲もありますね……。

 

残念ながら、サテスハクションは未収録でした。そりゃあそうだって気もしますが……。

 

そして、新作からの1曲です。

今回の新作。

内容は、もう、完全に民生さんです。

 

上に貼ったMVを聴いての通り。

1995年のソロ・デビュー以来、30年に渡って一貫する「緩く魂のこもったロック・ミュージック」です。

 

この歌声とメロディ、聴いた瞬間に「あ、奥田民生だ」と分かるくらい個性的……言い換えれば、いつも同じ。似たり寄ったりのワンパターンな楽曲ばかり。もちろん良い意味で

 

内容的には、 既出曲の再録と新曲になるのかな。

8曲と楽曲が少ないのもありますが、捨て曲はありません。

例えば、前作「サボテンミュージアム」も前々作の「O.T.COME HOME」も企画盤「カンタンタンビレ」も、全体的にクオリティは高いけど、どうしても中だるみしちゃう曲、聴いててスキップしちゃう曲、なんてモノがありましたが※個人の感想です今回の新作は、今のところ、まるっと1枚通して名曲ばかりです。

強いてあげれば、タイトル曲の「あまりもの」は、プレイリストからは外すかも……ってところでしょうか。

 

ユニコーンの最新作「クロスロード」(2023)で、民生さん楽曲の少なさにガッカリしたファンの皆さんには大満足の内容だと思います。

 

ユニコーンも合わせ、すでに活動歴が40年近い往年のミュージシャンですが※作品数も膨大です、是非、奥田民生さんの緩い魂のロック・ミュージックを配信でも良いので聴いてみて下さいね。

 

 

 

 

 

ウォークマンNW-A55を使い始めて約3年。

元々は2022年の5月に、iPodタッチの製造が終了したことを受け、iPodの代替品※と言っては失礼ですがを探す過程で購入した旧世代ウォークマンでしたが、気が付くと、約3年も使い続けることになっていました。

って言うか、実は未だにメイン機はiPodタッチ7のままだったりします。いつ壊れるか、いつ壊れるかと、ヒヤヒヤしながら、3年以上が経過……。

 

僕がiPodタッチ7を購入したのが2019年です。

それまで愛用していたiPodタッチ6の電池がヘタリ、iPodタッチ7を購入した※と、このブログに書いたのが2019年の6月でした。

すでに6年以上使い続けている愛用機ですが、最近は、さすがにバッテリーがヤバい状態。

100%充電したあと、まったく使わなくても翌日にはバッテリー残量が60%とか、一気に無くなってしまったりします。

 

現状では、カーオーディオはiPodタッチを使用し、部屋聴きにはウォークマンを使用。そんな使い方がメインになっています。

 

え? メンドクサッ!

スマホでいいじゃんっ!

と思った、女子高生&女子大生&中二男子&メタルキッズの方々がいるかもしれません。ですが、これにはノッピキナラナイ理由があるのです。って言うか、ノッピキって何?……と思った方々がいるかもしれませんが、そこは敢えてスルーでお願いします。

 

ウォークマンは、

日本が世界に誇る一流老舗メーカー

SONYが発売する音楽再生専用機です。

 

ジョジョの奇妙な冒険/戦闘潮流のエンディング(1989年)で、老人になったジョセフ・ジョースターが「ウォークマンは好きだがね」と言っていたくらい、知名度の高い老舗製品です。

カセットテープの時代は、まさに最強の携帯音楽プレイヤーでした。ところがその後、iPodの登場で、携帯音楽プレイヤーの市場競争で惨敗。その地位は陥落……します。※個人の意見です。

その理由は……

使い勝手の悪さではないでしょうか?

 

実際、ウォークマンは使い難い……。

いや、これには語弊があります。

ウォークマンが使いにくいのではなく、スマホ(iPodタッチ)が使いやすすぎるのです。スマホ最強かよって感じです。

個人的には、ずっとiPhoneSEシリーズを使い続けているので、他の高性能なスマホの使用感は分かりませんが、そもそも、携帯型音楽プレイヤーとスマートフォンを比べるのが間違いかもしれません。

 

スマホやタブレットを使い始めると、PCの起動時間が遅く感じて困る……あれと同じ現象だと個人的には思っています。

 

ただ、それを考慮しても……

起動が遅い。

これが唯一の使い勝手の悪さです。

ウォークマンA55の、電源起動時の、

データベースの作成時間の長さには、ガチで怒りを覚えてしまいます。

 

曲数が多いのも原因だと思いますが、現在は、電源起動時のデータベースの作成に1分以上(体感では2分くらい)の時間がかかっていると思います。実際にはもっと長いかもしれません。

 

あまりにも起動時データベース作成が遅いので、バッテリー残量を犠牲にして、自動電源OFF※未使用の際に自動的に電源をOFFにする機能を推奨時間の1時間から12時間に変更したくらいです。

 

ちなみにこのデータベースの作成は、iPodで言うところの、iTunesとの同期のような作業……と思って下さい。

あるいは、PCの電源起動……かも?

 

前回起動時(データベース作成)と楽曲やデータ内容に変更が無いか確認している、そんな作業なのでしょうか。

 

現在最新機種のA300シリーズがどうなっているのかは分かりませんが……なぜか、ウォークマンをレビューされるユーチューバーの方々は、音質の良さや動作のモッサリ感はレビューするけど、このデータベースの作成については話題に取り上げる方がいないようでして……。

 

あるいは、僕のように、大容量のマイクロSDに膨大な楽曲※基本ロスレスデータを入れるような音楽好きはウォークマンは使用しないのかも?

もしかすると、今年発売されるFIIO JM21 2026の方が使い勝手が良かったりするのでしょうか?

まあ、今のところ、iPodタッチもA55も現役使用中の僕には、新しい携帯型音楽プレイヤー(DAP)の新規購入予定はありません。会社から臨時ボーナス4万円が出れば……買うかも?

 

スミマセン、話が逸れました。

 

ウォークマンのデータベースの作成についてです。

Web検索によると、データベースの作成とは、本体メモリやSDカードに保存されている音楽ファイルをデータベースに追加しなおすプロセスとあります。マイクロSDを使用する場合はデータ転送に時間がかかる……とも書かれています。

電源起動時に自動的に作成される……そうです。

 

うん、やはり、データベースの作成が遅いのは、僕の使い方にも原因がありそうです。

 

実は、昨年9月に新PCを購入した後、とある事件※僕にとっては事件がありました。それは、ウォークマンをPCに接続して充電していたらPCがスリープ状態になってウォークマンが強制接続解除されその後ウォークマンの挙動がおかしくなりデータベースの更新に1時間近く(体感)かかった事件が発生したことです。

 

その時は、データベースの作成ループ※作成が終了しても起動せずに再び作成を開始する…を繰り返す状態が発生(数度ループした後にSDカードを読み込めず起動)し、SONYタイマーが発動したのかと思いましたが、電源を落としてSDカードを抜いた状態で電源を入れるとデータベース作成が終了するという状態でした。

ダメモトでSDカードを入れたまま1時間ぐらい放置してたら更新が終了した、ということがありました。それ以降、データベースの作成がやたら遅くなったように感じます。ちなみにマイクロSDは500GBで、400GB以上使用している状態です。残り容量がほとんどありません。

ウォークマンA55の推奨楽曲数は2万曲という情報もあるので、単純にデータ量が多すぎるだけかもしれません。※曲数は超えてませんがロスレスはデータ容量が大きいので……。

 

これ、何が困るのかというと。

外出先(僕の場合は車内)で音楽を聴こうと思った時に、すぐに音楽の再生ができない、ということです。

 

え? 1~2分くらい待てばよくね?

と、思う寛大なSONYユーザーの方も多いと思いますが、iPodタッチのように、画面を開いたら速攻で音楽再生という環境に慣れた身としては、この1~2分はとにかく長いのです。

 

会社のお昼休みに作るカップラーメン(3分)の待ち時間が、まるで永遠のように感じてしまうのと同じ現象です。

 

車に乗って、さあ出発しようと思っても、ウォークマンがデータベースの作成をしてるから発車できない。

この時の1~2分は、もう、苦痛以外のナニモノでもありません。

 

これこそが、ウォークマンとiPodタッチの最大の違いなのです。

 

もちろん、部屋で音楽を聴く時は……

ああもう遅っせえなあ、とは思っても、そこまでの苦痛はありません。就寝時に音楽を聴こうと思ったけど、ウォークマンの起動が遅くて気づいたら寝てしまってた……、なんて被害があるくらいです。

 

その反面、ウォークマンへのデータ転送の楽チンさは、慣れるとiTunesの同期が煩わしく感じるようになります。

 

ウォークマンの場合、PCで専用のアプリを起動しなくても、マイクロSDの中にデータを放り込めば、それだけで音楽を聴くことができます。※これもデータベースの作成が遅い原因かも?

もちろん、基本ルールとしてのフォルダ階層(MUSIC→アーティスト名→アルバム名→楽曲ファイル)を守る必要はあります。

 

ちなみに、「アルバム名のフォルダ」を作らず、アーティスト名フォルダの中にそのまま楽曲ファイルを入れても、ウォークマンではアルバム名をキチンと表示してくれます。

これは、圧縮ファイルに埋め込まれたタグデータを読み込んでいるからだと思います。

 

CDからパソコンへ音楽を取り込んで、そのデータをそのままSDカードにコピーしてやれば、ジャケ写は無い状態ですが、ウォークマンで音楽を聴くことができます。

この手軽さは、iPodタッチには無い便利さです。

 

それなのに。

起動時のデータベースの作成が遅いという、たったそれだけの欠点(?)が、僕がウォークマンをメイン機種として使用していない理由になっている……というのが現状だったりするのです。

 

SONYさん。

そこんとこ、何とか改善はできないものでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

デヴィッド・ボウイは、

音楽の多様性革新性において、非常に重要なアーティストである。

…と、僕のPCのAI検索※Web検索はそう答えるのですが、それははたして本当なのでしょうか?

 

ボウイの音楽は時代と共に変貌を遂げ、その表現は音楽だけにとどまらず、映像、演劇、映画など多岐に渡って展開された、と、生成AIは答えています。

 

ハッキリ言います。

AI検索※PC検索なんて信じちゃダメだっ!

 

いやホント、ビックリしました。

※AIとは違うかもしれませんが……。

試しに、Webで「T.REX THE STUDIO ALBUMS リマスターの音質は?」と質問してみて下さい。

 

AIが導き出した答えは……。

僕がこの気ままなブログに書いたレビューそのまんまでした。

って言うか、そのまんまです。多分、そのまんまです。

 

ソースも何もない、ただの音楽好きオジサンの個人的感想ブログの内容が、あたかも世間一般の認識のようにまとめられてしまっています。多分。

ブログを書いた本人が言ってるから間違いありません。実際に、参考ソースとして僕のブログが表示されています。

ソースも何も無い、ただの感想ブログをソースに情報をまとめるなんて。あちゃ~……って感じです。

いかにWebの情報が嘘つきかってことです。

怖い話です……。

 

まあ、それは置いといて。

 

新PCへのiTunesデータの移行で

久しぶりに聴き直した音楽シリーズのひとつです。

 

David Bowieです。

知らない方は、冒頭数分だけでもよいので上のMVをそれぞれ聴いてみて下さい。これ、全部、ひとりのミュージシャンです。

 

デビューから約50年(2016年没)、手を変え品を変え、時代に合わせて音楽性を目まぐるしく変えてきたミュージシャンです。

 

なんてことを書くと、流行に便乗して金儲けする産業ミュージシャンのように思われそうですが、ボウイの場合、二番煎じではなく、常に先陣を切って新しい音楽スタイルを取り入れてきた革新的なミュージシャンです。

Bowieが演るとそのジャンルが流行る。

と、ある音楽ライターが書いていたのを読んだ記憶があります。

世界中の多くのミュージシャンに多大な影響を与え、カリスマ的な人気を獲得してきた偉大なミュージシャンです。

 

……が、

僕は、今まで一度もBowieに影響を受けていません。

音楽好きオジサンの風上にもおけない発言ですが、受けてないんだから仕方がありません。

 

Bowieに影響を受けたミュージシャンに影響を受けた世代です。

 

僕が初めてBowieを聴いたのは1990年代中頃で、初めてリアルタイムで購入した作品は、1999年の「アワーズ…」だったか、2002年の「ヒーザン」だったと思います。

ディスコグラフィ的には、後期~晩年の作品に当たります。

 

もちろん、70年代の名盤「ジギー・スターダスト」なんかはもっと早くに聴いていましたが、僕にとってのBowieは、80年代の「レッツ・ダンス」のオニイサンってイメージでした。

このイメージのせいで、僕はずっとBowieを避けてきたように思います。T.REXにはハマったけど、Bowieにはハマることはありませんでした。

 

これこそが、

革新的な音楽の弱点だと僕は思っています。

 

そーなのです。

僕の持論です。

革新的な音楽は、その時代に聴かないと、ただの昔懐かしのミュージックになってしまうのです。

 

驚きました。

何が驚いたかって……

 

新PCへのiTunesデータの移行で

久しぶりに聴き直した音楽シリーズで聴いた

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、革新性も何も感じない、ただの昔懐かしミュージックに変わり果てていた僕の感覚の変化です。

そーなのです。登場した当時は、

なんじゃこりゃあっ!

と驚いた革新的なサウンドが、2026年の耳で聴くと、「あちゃ~……」って感じの、昔懐かしのどこにでもあるミクスチャーロックに聴こえてしまうのです。

 

それはなぜか?

 

あまりにも革新的な音楽だったからです。

 

革新的すぎたがゆえに、爆発的なヒット・ジャンルになり、二番煎じ・三番煎じ・四番煎じ……とフォロワーに煎じられた結果、気が付くと、90年代のアリキタリナ音楽のひとつになってしまったのです。もちろん、僕の中でです。

 

同様に、90年代のグランジ/オルタナティブをリアル・タイムで体験した僕には、現代のグランジやオルタナにはこれっぽっちも革新性を見出すことができなくなっています。

 

90年代の初め、ニルヴァーナに衝撃を受けた僕が、10歳年上の音楽好きオニイサンに「こんなの昔のパンクの焼き直しじゃん」って言われて「は?」ってなった感覚と似ていると思います。

 

当時の僕は、本気で「は?」って思ったものでした。

 

実は、僕が80’sサウンドに嫌悪感を感じてしまうのも、これが原因だと思っています。「は?」と思った皆さん、持論ですのでご了承下さい。

 

令和の時代に流れる「昭和レトロ」と言うか、80年代アイドル・ソング(焼き直し)は、僕にとっては創造性も革新性も無い古いサウンドに聴こえてしまいます。

これは多分、物心ついた頃から、つねに周りで流れていた、アリキタリナ音楽だったからだと思っています。

逆に、70年代の音楽は、洋楽も邦楽もすごく新鮮で革新的な音楽に感じてしまったりもします。

 

要するに、僕の持論では、

革新的な音楽は、その時代に衝撃を受けない限り、その本当の革新性は分からない……ということです。

 

そういう意味で、

David Bowieは、音楽好きな皆さんには、是非、聴いてほしいミュージシャンだと思っています。

 

どの時代のBowieが好きか?

 

それで、自分が好きな音楽のジャンルが分かるし、嫌いな音楽のジャンルも分かる気がします。革新的だった音楽がアリキタリなものになり、それでも好きな音楽は、本当に自分が好きな音楽のジャンルなのだと思います。

 

僕は断然、「ジギー・スターダスト時代」と「アウトサイド時代」です。

この2枚のアルバムは、2026年の今聴いてもワクワクしちゃいます。「アウトサイド」なんて、当時は商業的な失敗作だって言われてたそうですが、今となってはそんな評価は無かったようなものです。

 

ちなみに、よく年配のオジ……もとい、人生の先輩の方々が、「今の音楽はつまらない」とか「若者の音楽は分からない」とか言うことがありますが、そんなのは無視してください。

 

だって、Bowieは26歳の時に「ジギー・スターダスト」を発表しています。当時の若者だったBowieが作った作品です。

ビートルズだって、売れてたのは彼らが20代の頃です。音楽はいつだって若いミュージシャンが作り、周囲のオジ……もとい、音楽好きの先輩方は眉を寄せていた……はずだもの。

 

ってことで、是非、アルバム毎に目まぐるしくジャンルを変化させるカメレオン・ミュージシャンのデヴィッド・ボウイをサブスクで聴いて、自分が好きな(当時は革新的だった)音楽ジャンルを探す参考にしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

間宮祥太朗さん、新木優子さん主演

日本テレビドラマ

良いこと 悪いこと

を観たのです。

録画視聴、イッキ観です。

と、言うか、僕の場合は仕事の都合上、ドラマは録画してイッキ観というのが基本スタイルなのですが。

 

え? 配信で観ればよくね?

と、思った皆さん……。

そのとぉ~り。もっとも~っとたけもっと~……なのですが、まあ、何と言うか、僕のようなオジサン年齢になると※年齢は関係ないですがいつでも観れるものは後回しにしちゃう、そんな悪癖が身についてしまうのです。

 

BDの録画容量が残り少なくなって、やっとイッキ観……の繰り返しになってます。いや、ホント、申し訳ないって感じですね。

 

さて、肝心のドラマの内容ですが。

このブログを書いている現在までに、第7話まで視聴完了。

残り3話という、まさにクライマックス直前。

今のところ、ネットもウィキも完全にシャットアウトして、ネタバレ厳禁での視聴を続けている状態です。

 

ネタバレする前に、今日中に残りの3話も観る予定です。

 

先ず、ドラマ序盤を観て、まっ先に思ったのは、

これって、20世紀少年の丸パクリ? でした。

ホント、これいいの? って思うくらい、酷似した(?)設定に愕然としてしまったくらいです。

 

B'zのバッド・コミュニケーションくらい丸パクリです。

まあ、それは置いといて。

 

22年前……、小学6年生の時に埋めたタイム・カプセルを掘り起こすところ(同窓会)から物語はスタートです。

 

入っていたのは「将来の夢」を描いた水彩画と、卒業アルバム。

ただし、その卒業アルバムは……

クラスの6人の顔が黒く塗りつぶされていました。

 

主人公の高木くんこと「キング」と仲良しグループの5人。「貧ちゃん」「カンタロー」「ニコちゃん」「ターボー」「ちょんまげ」

 

卒アルの顔が黒く塗りつぶされた6人。

 

同窓会に集まったクラスメイトたちと「キング」「貧ちゃん」「カンタロー」、そして現在、美人すぎる雑誌記者として活躍する人気絶頂の猿橋園子。

実は、キングたち6人は、6年生の頃に、猿橋園子を「どの子」と呼びイジメていた過去があったのです。

 

そして同窓会が終わったその夜……

「貧ちゃん」こと武田敏生が、「将来の夢:空を飛ぶこと」になぞらえるように、自宅マンションから転落死してしまいます。

さらに、「カンタロー(将来の夢:消防士)」は、経営する居酒屋が火事になり意識不明の重体……。

 

「どの子」による復讐の始まり……。

それを疑うキングたち(過去の)仲良しグループですが、園子は「私はそんなことはしない。私へのイジメを利用して殺人を行う犯人を許さない」とキッパリ断言。

 

キングと園子は、残りの3人に危険を知らせるために行動を開始します。……が、それを伝えた矢先に「ニコちゃん(将来の夢:スポットライトを浴びるアイドル)」こと中島笑美がトラックに撥ねられ死亡……。

※ドラマ内では、すべて謎の犯人による連続殺人として描かれています。

はたして、連続殺人犯は誰なのか?

と、まあ、そんな内容なのですが。

 

きっと、漫画「20世紀少年」世代の皆様は思ったはずです。

設定、そのまんまじゃね?

 

まあ、20世紀少年は【漫画原作】なので、世界滅亡計画なんて壮大なストーリーへと展開しちゃいますが、今回のドラマ「良いこと 悪いこと」は、連続殺人事件という自分の周囲で起こる恐怖が描かれていくわけです。

 

※ちなみに20世紀少年は、全22巻+「21世紀少年」全2巻の24巻で完結です。

 

と、まるで、パクリドラマ批判のような内容に感じてしまうかもしれませんが、ハッキリ言います。

このドラマ、面白いっ!です。

 

物語は20世紀少年を思わせるような設定だし、演出もイカニモな感じだし、オープニング映像が毎回微妙に違っていたり、行きつけのバーの常連客が実は刑事だったり、昔自分たちが作った替え歌※森のくまさん:ある貧ちゃん、森のなカンタロー、くまさんニコちゃん、出会っターボーの順番で殺人事件が起きたり、6人だと思っていたグループに実は7人目のメンバーがいたり……その他もろもろ、周囲の全員が怪しく見える演出など、ちょっとヤリスギ感もあったりしますが、それでも、面白いっ!

※さすがに7人目のメンバーの存在を思い出した時は、20世紀少年過ぎて呆れてしまいましたが。トモダチとも認識されていなかった小学生時代のトモダチですね。

 

とりあえず、全10話中、第7話までを2日間でイッキ観し、残りの3話もイッキ観する予定……ってくらいには面白いです。※僕の場合、録画しといて、第5話くらいで力尽きて最後まで観ないドラマも多いので。

 

興味のある方は、すでに放送終了したドラマですが、配信などで是非、観て下さいね。

 

 

 

 

THEE30THです。

ついに、と言うか……

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのデビュー30周年企画として始まったリマスター&アップコンバート企画に、リマスターCDボックスが登場です。

これまで、アナログ・レコードと配信(ハイレゾ)のみで発売されていたリマスター音源が、ついにCDとして発売されることになりました。もう、無理かと思って諦めていたけど、ついにCDという旧世代の媒体での登場です。

当然ですが、予約注文しているのは言うまでもありません。

 

 

ミッシェルがデビューした1996年はCDバカ売れの時代でした。

僕はリアルタイムで発売されたオリジナル盤CDをリアルタイムで購入した世代です。

 

そんなCD全盛世代の彼らですが、なぜか彼らは、リアルタイムの時からアナログ・レコード盤の制作にこだわりを持っていて、ミックス違いやタイトル違いなど、CDとは違う形態でアナログ盤を発売していました。

 

熱心なファンの中には、

ミッシェルはアナログで聴くべしっ!

なんてこだわりを持っている方もいるかもしれません。

 

でも僕は、断然CD派です。

こだわりとかそーゆーのではなく、世代だからです。

 

発売は来年の3月。

今から楽しみですね~。

 

 

 

 

 

これは面白いっ!

ドラマを観て、原作漫画を読むのは久しぶりです。

 

西香はちさんの作品

波うららかに、めおと日和

を読んだのです。

 

 

今さらかよっ!

というツッコミはご容赦下さい……。

 

時は昭和11年

ある日、突然、父親に

「なつ美、嫁ぎ先が決まった。式は来週だ」と言われ、帝国海軍の中尉、江端瀧昌の元に嫁ぐこととなった関谷なつ美ちゃんの物語です。※当時は親が決めた縁談相手と結婚するのはごく当たり前だったようですね。

 

会った事もない、話した事もないお相手。

親が勝手に決めた縁談です。

交際ゼロ日婚どころではありません。

 

しかも、結婚式の当日、

新郎は「写真」でした……

帝国海軍の訓練に出発した旦那様は式の当日不在です。

初めて旦那様に会ったのは、結婚式の2週間後。

そんな、波乱の幕開けでスタートする新婚生活を描いたラブコメ漫画ですね。

 

ドラマは、2025年春に放送されていましたが、僕は録画していてリアルタイム視聴はしていません。

かなり高評価の作品だった……というのはネットで読んで知っていましたが、どうにもラブコメは苦手でして……。

 

実際に観てみると、

主演の芳根京子さんが可愛いのなんのっ!

初対面の旦那様を前に「どうしよう、男の人と何を話せばいいのかわからない……」と戸惑い、指が触れ合っただけでドギマギ。挙句には「初夜とは、いったい何をするものなのでしょうか?」と旦那様に質問する始末。

 

一方の旦那様(本田響矢さん)の瀧昌君は、無口で不愛想な日本男児で何を考えているのかサッパリ分からない……

と思いきや「いつも野郎とばかりいるから、どう接していいか分からない……」と思ってる純情好青年でした。

そんな二人が、しだいに距離を縮め、信頼し合い、愛を育んでいく。そんな新婚ラブコメです。

 

先にドラマを観ていたせいか、原作漫画の序盤は、圧倒的にドラマの方が面白いと感じ……読むのをやめようかな、なんて思ったりもしましたが、結局最後まで一気読みです。

と、言っても原作はまだ完結しておらず、既刊9巻で現在も連載中ですね。

 

原作序盤がドラマの方が面白いと感じたのは、何と言っても、主演の芳根京子さんの初心な演技の可愛らしさです。

 

未婚の男女が二人だけで一緒に街を歩くことさえ憚られた時代。

手が触れるだけでドギマギ、見られるだけでドギマギ、近くにいるだけでドギマギ……そんな初心で純真な乙女心を可愛らしく表現する芳根さんの演技はもう、きっと世の中の男性諸君の心を鷲掴みにしたのではないでしょうか。

 

ラブコメが苦手な僕が楽しんでドラマを観れたのも、昭和11年という、現代とは違う男女の恋愛模様を描いた、ある種のファンタジー作品だったからだと思います。

 

現代劇だとどうしても、美男美女がドラマのような運命の出会いをして、ドラマのような爽やか胸キュン恋愛をして、予定調和のトラブルに巻き込まれ、最終的にはやっぱり美男美女がくっついて終わり……そんなドラマのような物語をドラマの中で観せられてウンザリしてしまうから……でしょうか。

 

その点、めおと日和のなつ美ちゃんは、顔も知らない男性に嫁ぎ、一途に愛を育んでいく、ただそれだけ。

ただただ観ていて癒される。ただただ応援したくなる。そんな真っ直ぐなストーリーだったから面白いのだと思います。

 

原作者の西香さんはドラマ化に際し、「好きなように原作改変してください」と言ったとか。

それが功を奏したのでしょうか?

まさに原作リスペクトドラマの見本だったと思います。

基本的には1~9巻までの基本ストーリーを軸に、原作の良さを損なうことなく見事にドラマ化されていました。

 

と、言っても、僕の場合はドラマを観て原作を読んだので、ドラマと同じストーリーを漫画で追体験って感じでした。

 

唯一、ドラマと原作で異なっていたのは……

夫婦の夜の営み……くらいでしょうか?

 

ドラマでは、最初から最後まで初心で乙女ななつ美ちゃんでしたが※営みも1度そーゆー雰囲気が描かれた程度でした、原作ではさすがにそんな設定じゃなかったですね。

 

ドラマでは(結婚半年後に)関谷家に挨拶に来た瀧昌君に対し、実は未だに二人に夜の営みが無いことを知って憐れむお姉さんたちの様子が描かれていましたが、漫画ではキッチリと営んでいます。もちろん、そーゆー直接的なシーンは描かれていませんけど。前後の流れでそうなっています。

 

翌日、買い物の約束をしていた二人が、夜の営みを頑張りすぎて、なつ美ちゃんが歩けなくなってお出かけできなかったり。

※海軍さんは体力お化けだから大変って言われてたし……。

久しぶりに帰ってきた瀧昌君が「今夜は手加減できそうにありませんっ!」と言ってなつ美ちゃんを赤面させたり……。

 

そもそも、なつ美ちゃんが妊娠した……と勘違いするエピソードもあるくらいだもの。

 

そんな、ほのぼのとした新婚さんの姿が描かれるラブコメですが、(特にドラマ版は)その裏に昭和11年という太平洋戦争直前の不穏な社会情勢の暗い影がつきまとう……ゆえに、平穏な日常が尊く感じる、そんな描かれ方がされています。

 

ほんと、ドラマも漫画も、なつ美&瀧昌のほのぼのラブコメが微笑ましく、さらには他の登場人物の恋愛模様も気になる作品でした。原作では【ネタばれになりますが】深見君と芙美子さんは結婚して、なつ美&瀧昌カップルに負けず劣らずの、別の意味でのラブコメ生活が描かれています。

 

興味のある方は、是非、(ドラマ版も合わせ)読んでみて下さいね。

 

 

 

 

 

イギリスのグラム・ロック・バンド

T.REX

オリジナル・アルバムBOXセット

THE STUDIO ALBUMS

を聴いたのでレビューしようと思います。

 

 

先ず、率直な感想から言わせてもらうと。

現在のT.REX作品の中では、

最高のBOXセットです。

何と言っても音が良いっ!

そしてそれ以上に、オリジナル全8作品の音量が(ほぼ)均一に揃えられているBOXセットはこれが初めてではないでしょうか?

 

収録作品はオリジナル・アルバム8枚。

 

1.T.REX

2.ELECTRIC WARRIORS

3.THE SLIDER

4.TANX

5.ZINC ALLOY

6.BOLAN'S ZIP GUN

7.FUTURISTIC DRAGON

8.DANDY IN THE UNDERWORLD

 

1970年~1977年までに発売されたスタジオ・アルバム全8枚に、当時のアルバム未収録の人気曲10曲が、関連の近い作品にボーナス・トラックとして追加収録されています。

 

オリジナル至上主義の方からは、その10曲を別のCD1枚にまとめろよ……なんて意見が出そうですが、こればっかりは、販売コストやレーベルの所有しているマスターの問題などもあるのでしょう。個人的には、どんな形であれ、こうやってリマスター音質で聴けるのは嬉しい限りです。

 

ここに、ティラノザウルス・レックス時代の4枚が入っていれば完璧だったのですが……多分、版権などの問題で不可能だったのでしょうね。

 

さて、本題です。

今回のBOXセットのリマスター音質について、です。

聴き比べに使用したのは、

2014年発売の「THE ALUBUMS COLLECTION」の音質です。

 

最初の2枚、

1.T.REX

2.ELECTRIC WARRIORS

これは、2000~14年頃に発売された30周年記念盤やデラックス・エディションとほぼ同じ音質です。2014年BOXにもこの音質のリマスターが収録されています。

今回、簡易的にですが、聴き比べをしてみましたが、僕の試聴環境ではまるで同じ音に聴こえます。

ただ、冒頭や曲終の無音部分がカットされていたり、曲間の区切りが微妙に変わっていたりと、細かな調整が入っているので、もしかすると今回のBOXセット用に新たなリマスターが施されているのでは……と、ちょっと期待したりしています。

 

これに関しては、使用マスターが公開されていないので何とも言えません……。

 

ただ、この2作に関しては、個人的にはこれ以上音質を変える必要が無いと思うくらい、30周年記念盤の音がある意味での完成形ではないのかと思います。

 

これ以上のリマスターになると、ハイレゾだったり新技術のリマスターが必要になりそう……。

でも、そこまで追求しだすと、もはや「音楽作品を聴く」という純粋な行為を逸脱して「音を分析する」というワケノワカラナイ領域に踏み込んでしまいそうなので、これ以上の音質改善は、どうでもいいかな……って思います。

 

音質が劇的に変化していたのは

3.THE SLIDER

4.TANX

です。これはもう、聴き比べるまでもなく、聴いた瞬間に「うわぁ、マジかっ!」って驚くべきレベルの変化でした。

「THE ALUBUMS COLLECTION」収録の「THE SLIDER」は2012年リマスター、「TANX」は2014年リマスターですが、この時点でかなり音質は良かった気がしていました。

まさか、この音質の上を行くリマスターが聴けるとは……。

 

具体的には、「THE SLIDER」は旧盤CD※便宜上これをオリジナル盤とさせて頂きますの時から気になっていた、モッサリ籠った音質が解消されています。各楽器の音にメリハリがあり、音がタイトになった印象です。

これは、2012年盤と聴き比べするまでもなく、オープニング曲の「METAL GURU」の最初の1音目を聴いた瞬間に分かりました。

使用マスターは未公開ですが、50周年盤の音なのかも?

僕は50周年盤は全て未試聴なので分かりません。

 

ただ、50周年盤の発売は2022年だった気がするのですが……、2024年に発売された最新ベスト盤に収録された「METAL GURU」はモッサリ籠った音質のままなので、やはりBOX用に新リマスターが施されたのでしょうか?

 

「TANX」に関しては、これは更に驚きだったのですが。

2014年リマスターは、オープニングの「TENEMENT LADY」のベース音が分厚く、他の楽曲よりも音量が大きく聴こえる……なんて状態だったのが、今回のBOXセットでは解消されています。

これも聴いた瞬間に分かる劇的な変化でした。

 

そして、曲によっては2014年盤と差がないものがあったり、明らかに音量やアタック感が変化しているものがあったり……などなど。楽曲ごとに細かな調整がかけられていて、まさに愛のあるリマスターの見本のような仕上がりになっていました。

 

代表曲「BORN TO BOOGIE」は、最新ベスト盤ではスッキリとタイトな音質だったのに対し、このBOXセットの音は厚みのある、言い方は悪いですがモッサリ音質になっています。

思わず、ベスト盤は「シングル・ヴァージョンの音なのかな?」なんて思いましたが、よくよく考えると、2025年発売のBサイド集に「BORN TO BOOGIE」のシングル・ヴァージョンが収録されているので……やはり、今回のBOXセット用にリマスターされた音、なのでしょうか?

 

そして、これは続く、

5.ZINC ALLOY

でも同様でした。

2014年リマスターと聴き比べて、差がないものや、明らかに変化しているものがあり、全体的にブラッシュ・アップされて音質が向上した印象を受けました。

 

6.BOLAN'S ZIP GUN

7.FUTURISTIC DRAGON

8.DANDY IN THE UNDERWORLD

に関しては、2014年の時点での最新リマスターが2000年代初めのものしかなく、音量が小さく音がドンシャリな状態でした。

 

確か、2015年以降に上記3枚はリマスター盤が発売されていたと思います。残念ながら、僕は未試聴です……。

そういうこともあり、この3枚は正直、音質が向上しているのか判断に迷うところです。ただ、音量が上がっているので何らかの手は加えられていると思いたいところです。

ただ、唯一

6.BOLAN'S ZIP GUN

のみ、今回のBOXセットもシャリ感が強い傾向に感じました。2000年代初めのリマスター盤と聴き比べても違いが無いようにも感じます。

データベース・サイト「Discogs」で調べてみたところ、2002年と2015年にリマスター盤が再発されているので、多分、2015年リマスターが採用されているとは思うのですが。

【追記】

ちょっと気になって、「BOLAN'S ZIP GUN」を無料の波形編集ソフトで調べてみたところ、2014年BOXと最新BOXセットのマスターは別物のようです。

最新BOXセットの音は2014年BOXに比べて高音部分が抑えられた上で音量がアップした波形になっていました。あくまで、素人が調べた結果なので、それでどれくらい音質が変わるのかは分かりません。実際に聴くと同じに聴こえるので。

 

残念ながら、3~5までのアルバムの音質向上が凄すぎて、この3枚に関してはちょっと遅れをとっている印象を感じました。

 

もしかすると、1~2は2000年頃、3~5は50周年記念盤で、6~8は2015年あたりのリマスター音源かもしれません。

2017年に日本独自で新技術※ハイレゾ音質をCDで再現するを採用したリマスター盤が発売されてますが、まさか、輸入盤には採用されないだろうから……。

 

ただ、

8.DANDY IN THE UNDERWORLD

は、明らかに音量がアップしているので、全作このBOXセット用に音量は調整しているのかも?

※音質を変えずに音量を上げるのもリマスターに含まれる、なんて解説を読んだことがあります。

 

とまあ、リマスターの音質については色々と思うところもあったりしますが、何と言っても今回のBOXセットは、8作品の音量がほぼ均一に揃っていて、全曲シャッフルで聴いてもまるで違和感なく気持ちよく聴けるのが最大のポイントです。

 

このBOXセットの音質・統一された音量なら、純粋に「T.REXのアルバムを聴く」という音楽鑑賞欲求は充分に満たされると個人的には思っています。

 

 

そしてここからは、僕のCDコレクターとしての「収集癖」がもたらす悪い部分です……。

 

実は、T.REXはアルバム未収録の楽曲が多く、2014年発売の「THE ALBUM COLLECTION」では27曲が収録された2枚組のボーナス・ディスクがついていたのですが……。※個人的にはそれ目的で買った部分があります。それでも完全コンプリートとはいかないのがコレクターにはモドカシイところだったりします。

 

でもまあ、これについては、ベスト盤およびBサイド集に全て収録されているので、コチラを買って下さいってことなのかな?

 

 

ただ、実は……

これでもT.REXの公式楽曲はコンプリートとはなりません。

 

旧盤では、結成25周年記念と銘打ってティラノザウルス・レックス時代からT.REX時代のアルバム、ベスト盤、死後に発売されたアウトテイクなど、ほとんど全ての音源がシリーズ的に一気に発売されましたが、今は……版権が分かれているのでしょうか?

※僕が今でも30年前に買った旧盤を大切に保管しているのは、音質・音量が統一されたT.REX(ティラノザウルス時代を含む)全アルバムをこれ以外に知らないからです。

 

例えば、リマスター盤では、

T.REX改名後の1stシングル「RIDE A WHITE SWAN」のカップリング曲「Summertime Blues」は「T.REX(デラックス・エディション)」にしか収録されていないし、「ELECTORIC WARRIOR」期のシングル・カップリング曲「King Of The Mountain Cometh」は「ELECTORIC WARRIOR(30周年記念エディション)」にしか収録されていません。

僕が知っている限りでは……です。

旧盤では、普通にシングル・コレクションに収録されていたと思うのですが……今は大人の事情でもあるのでしょうね?

 

それでも、2025年12月時点で、この「THE STUDIO ALBUMS」を超えるT.REXの全作BOXセットは存在しないのは確かです。

価格的にも1枚当たり2000円以下とお買い得だし。

 

注意点としては……

タワレコ、アマゾン、ディスクユニオン、他サイトと、販売価格が違っていることです。

個人的にはタワレコの14090円が定価だと思っています。

ただし、タワレコは「お取り寄せ商品」となっているので、注文して2週間以上は待たされることになるとは思いますが……。

 

そして……T.REXは、日本では人気のバンドですが、なぜかiTunesのダウンロード販売には最新リマスターがありません。

サブスクはとっくに解禁されていると思うのですが……。

なぜなのか?

 

そういう意味では、

T.REXファンには嬉しいBOXセットなのかもしれませんね。

 

興味のある方は、是非、聴いてみて下さいね。