自分の所得税って何%か知ってますか?
私は知りませんでした。。。

消費税は身近なもので、意識しますが、
所得税の計算なんてしたことないと思います。

基礎知識としては知っておいたほうがいいかもしれません。


■所得税とは
所得税とは、1月1日から12月31日までの1年間に生じた個人所得に課される税金(国税)のこと。

日本では国税の税目の中で最もシェアを占める基幹税。

このうち「所得税」は、稼いだ月の給料の額に応じて天引きされます。
沢山稼いだ月は、その分沢山の所得税を納めているわけです。


所得税の徴収方式としては、

○確定申告で馴染み深い申告納税方式
○サラリーマンにおなじみ、源泉徴収方式

税収に占める割合は後者が圧倒的です。


【気になる税率は?】

所得税の税率は、分離課税に対するものなどを除くと、5%から40%の以下6段階。


課税所得        税率  控除額
195万円以下        5%     0円
195万円~330万円以下  10% 97500円
330万円~695万円以下  20% 427500円
695万円~900万円以下  23% 636000円
900万円~1,800万円以下 33% 1536000円
1,800万円以上      40% 2796000円


例えば、課税所得が400万円の場合は、

400万円×20%-42万7,500円=37万2500円になります。

ちなみに、シンガポールや香港は所得税率が低い(最高20%程度)といわれており、
デンマークやスウェーデンなどの北欧諸国は高い(最高50%超)らしいですね。

なかなか意識する機会はないと思いますが、
自分の給与明細などで見てみるといいかもしれません。

なお、所得税は、その所得が発生した月の給与金額に応じてかかりますが、
毎月徴収されている税額は概算のものであり、最終的な年収が固まった段階で、
「年末調整」を行い正しい金額へと微調整を行います。

次回は住民税について、紹介していきます。
サラリーマンを取り巻く代表的な制度である「源泉徴収制度」について紹介します。。

■「源泉徴収制度」ってなに?

簡単にいうと、
自分が会社などで働いた給料から国に支払う税金(所得税)を、
会社が給料を渡す前に差し引いて、つまり天引きして、かわりに支払ってくれる制度。
納付漏れがないようにということですね。



【源泉徴収のはじまり】
そもそも、日本では戦費を効率的に集める目的でナチス・ドイツの制度にならい、
1940年4月に給与への源泉徴収が始まったそうです。

ということは、もともと採用したのは、ヒトラーということ。
その理由は明確。
①税金のとりっぱぐれをなくすため(戦費を確実に集めるため)。
②制度化することで、無関心化させ、増税しやすくするため。



そうか~。なるほどーって感じですね。

この制度は便利ですが、確かに納税実感を薄れさせる制度ですよね。
消費税率はわかるけど、かなりの金額を払ってるはずの所得税率を答えられる人って、
少ないよね。
これが連鎖し、政治への無関心にもつながるって訳か。

1回目なので、今日はこの辺で。

次は所得税について紹介していきます。
医療費控除と高額療養費(高額医療)って分かりずらくて、
両者を混同してしまうことがありますよね。


簡単に説明すると・・・



医療費控除
・・・自身や生計を共にする家族の1年間の医療費の総額が10万円を超えた場合、
   一定の所得控除を受けることが出来る制度。



高額療養費
・・・1ヶ月間に健康保険の自己負担額が一定額以上になった場合に、
   超過分を健康保険で補填してくれる制度。


以前のブログでも紹介済:
http://funkon137.blog28.fc2.com/blog-entry-9.html



今回は、 「医療費控除」 について少し詳しく説明します。

1年間(1月1日~12月31日)にかかった医療費から10万円
(所得が200万円以下の場合、所得の5%)を差引いた残りの1割が税金から還付される制度です。
※この10万円以上は家族全員の医療費を合算したもの

納めた税金を返還してもらう制度なので、当然それ以上の税金を払っている人が対象です。



■医療費控除として認められるものは??

【認められるもの】
・医師や歯科医師による診療・治療費
・治療のためのマッサージ、はり、きゅう費用
・体の異常が見つかり、治療を受けることになった場合の、人間ドックや健康診断の費用
・医師が治療上必要と判断した近視矯正手術、メガネ、コンタクトレンズ代
・医師が治療目的で必要だと判断して作成した診断書代
・医師による判断で治療行為として行う不妊治療
・虫歯の治療費、金歯、義歯、入れ歯の費用
・妊娠中の定期検診、出産費用、通院の交通費
・電車やバスでは移動が困難なために乗ったタクシー代
・子供が熱を出して病院に行った時のタクシー代  など


【認められないもの】
・美容や健康維持のための治療費など
・人間ドックや健康診断
・サプリメント購入
・大人用の近視や遠視の眼鏡、コンタクトレンズ
・カイロプラクティックや予防接種の費用、診断書 など

状況により判断が曖昧なものもありますので、詳細は国税庁HPで確認しましょう!


■実際にどれくらい戻ってくるの??


じゃあ実際に確定申告したら、どれくらい戻ってくるかですが、
下記表を参考にしてみてください。

還付金早見表


日頃から家族の医療費の領収書類をまとめて、どれくらいの医療費を使っているのか、
把握しておきましょう!


知ってるのと、知らないのでは意外と大きな差になります。