こんにちは。
休日は所用を済ませたり、ぐうたらしてたら、あっという間に5月も後半に突入してました

4月に帰省した時の続きです。
今回の帰省でやりたかったこと。
それは
実家の土地調査

↑この風景の一部が実家の土地(昔は田んぼだったが現在は畑として使用)
実家はかなりの田舎でして…
あ、現在緊急事態宣言発出中の岡山県ですが、クラスターなどで主に感染者が発生しているのは岡山市や倉敷市などの都市部であり、津山市は1日に1人発症しているかどうかのようです。(そういう意味では発症者が異常に少ない鳥取県に近いかも)
実家の周囲は山林と田畑がいーっぱい。
我が実家も多少の山林と田畑を所有し、父が細々と米や豆などを作っています。
母は小ぶりの畑で家庭菜園程度。といってもじゃがいも・玉ねぎや葉物野菜とまあまあの種類を年間通して育てていますが。
私が子どもの頃は両親や祖父母の手伝いで
・山で育てているしいたけを採りに行ったり
・畑仕事にくっついて行ったり
・お米の収穫時には作業中の家族へお昼ご飯を届けたり
・春には田畑の周辺で山菜採りをしたり
なんやかんやと自分ちの土地を意識することが多々ありましたが…
私が大学進学とともに実家を出てから、実家の土地については全くの無関心であり、田んぼや畑に行くこともほとんど無く。
今になって、
うちの土地ってどれだけあるんだっけ



ええっと、両親に何かあったら私と妹が相続することになるんだけど…
妹はオランダに嫁いで子供を育てており、日本に生活の拠点を移すことは現時点では考えていないようだし、
私も実家に戻る予定は無く、それに加え我が家には子供がいないから、私の代で何かしらの決着をつけなければならなくなりそう…

と思った時に、
両親が元気なうちに土地のことをはっきりさせておこう

と思ったわけです。
↑ここは確か昔、畑だったはず…放置されて雑草が大きな茂みに
(ご近所さんの土地です)

お墓もあるのでね、母とお墓参りがてらその周りにある田畑をチェック。
それぞれの田畑にはいちおう名称が付いているのでそれも確認。
本来は田んぼで登録されていても転作で豆を作っていたりします(転作すると奨励金?助成金?が出るらしい。そんな書類も実家で見かけました。国の政策に振り回されて…農業っていろいろ大変なんだなぁと今さらながら思います)。
これらの現地調査とGoogleearthの地図と、ちょうど時期的に届いていた固定資産税の明細(20明細弱!それぞれの土地に住所が付いている)とを突き合わせて、1つ1つの土地を突き合わせていきます。
大体の付き合わせはできるのだけど、曖昧な土地があるので調べたいと思い
固定資産税の明細に記載されている土地の住所(地番)をGoogleマップに打ち込んでみたものの…
地図に表示されない

うーーん、どうしたものか…
実家から自宅に戻りフン太へ報告すると、早速フン太のお兄さん(不動産事情通)へ聞いてみてくれ、
法務局で「公図(こうず)」を取りなさい
とのアドバイスを受けました。
で、最寄りの法務局で
「公図くーださい
」と

固定資産税の明細にある20個弱の住所を請求書に記入して提出。
30分近く待って無事ゲットできました

離れた土地の公図でも、データ化されていれば全国どこの法務局でも公図を取得することができます。
データ化されていない一部の古い公図(明治時代などに紙に墨で描かれたような図面とか
)は保管されている現地の法務局で見せてもらうしかないようですが…。←正直うちもそのパターンでは
と危惧していましたが無事すべて取得できました



そう、この公図には固定資産税の明細にある住所(地番)がちゃんと記載されており、地図上では境界線がちゃんと引かれています。
これで一応すっきりしたけど、同時に、現地や両親の話では確認できなかった謎の「原野」と記載のある土地の場所が明らかに。
これは次回帰省した時に現地確認しなければ

あと、両親の話と食い違う土地表記もあり…
「土地改良」した時の手描きの公図もあったり…(PDF化されてデータ保存されてるから今回取得できた)
細かいところはまだ調査が必要です。
ちなみに今回、所有者がわかる不動産登記簿は取得しておりません。それもいずれは取りたいけど結構お金がかかりそうです

不動産の相続については「所有者不明土地」問題の深刻化に伴い、これから法改正が行われる予定。
誰もが土地の相続からは逃れられなくなりますので、私もちょっとずつではありますが対応を考えていきたいと思います。
ではまた。
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