こんにちは。
また義母の話です。
先日の救急搬送から約10日。
搬送時はかなりヤバイ状況でしたが、
その後、驚異の回復力を見せた義母。
容体が落ち着いたということで、大学病院から追い出され
本日、別の病院へ移りました。
大学病院への入院中、ほぼ毎日、仕事帰りに病院へ寄っていたフン太。
(私は最初の2日間は一緒に行ったものの、季節柄「面会は1人まで」と看護師さんに釘を刺されてしまい…その後はフン太にお任せしました)
最終的には血液内科の先生がかなり親身になって義母を診てくださり、今回の転院に繋がりました。(転院先の先生への受け入れも打診してくれた)
さて、本日も義両親が入居する施設の職員さんに付き添ってもらい(ありがたや~
)、義母はストレッチャーに乗った&酸素吸入した状態のまま、介護タクシーで15分ほど離れた転院先の病院へ移動。(お代はしめて1万3千円ほど。ストレッチャー代、酸素代等含む)

その間、フン太と私は退院手続き、そして入院代の支払い…
その額、12日分で17万円ほど

そこに紙おむつ代などの実費も別で支払い。
お金は義両親のお財布から支払いますが、前回の入院時に「高額療養費制度」の認定を受けておいてよかったです

大学病院での手続きが済んだら、我々も転院先の病院へ移動。
道路がすいていたので、先に到着した介護タクシーが帰るあたりで合流できました。
付き添ってくれた施設職員さんにはもう少し付き合ってもらって、義母が入院したフロアへ案内してもらいます。
実はこのたび転院した病院は、救急搬送の直前まで入院していた病院。
そう、あの「サイボーグ化」手術をした病院です(笑)
この病院には11月の左手首骨折でも1日だけですが入院したので、この4か月でまさかの
3回目の入院。
いずれの際も対応しているフン太。
各種手続きも慣れたものです

(毎回、ナースステーションと入院手続きの部署の連携がイマイチなのにも、イライラしつつ慣れて来た。笑)
最後は、担当してくださる先生と面談して終了。
同じ病院とはいえ、前回の手術をした時の先生とは違う先生なので、義母のこれまでや現在の状態についてお話しました。
フン太に「お母さまはどんな存在でしたか?」みたいな質問もされて、家族の心理状態も気にしてくださるような印象を受けました。
話は変わりますが、
先日の「情熱大陸」で親戚のおじさんが特集されていたのですが(私にとっては「はとこ」の旦那さんにあたるらしい)、その中で、医師である親戚のおじさんが、患者さんが普段どのような生活を送っているのかをかなり掘り下げる姿勢を見せていたので、そのことをふと思い出してしまいました。
話は戻って…
タイトルにある「胃ろう」についての問題。
義母はこのたび発症していた重い肺炎。
よくよく検査してみると、どうやら
「低栄養状態により、肺に水が溜まっている状態」だった模様。
で、酸素不足に陥り、意識レベル低下、口から食事を摂ることができない状態に。
ということで、大学病院に入院してすぐに
「経鼻経管栄養」、つまり鼻から食道へ入れたチューブを通して、液状の栄養剤(食事)を直接胃へ流し入れる状態になりました。
そして、その状態で転院先の病院へ。
今度の病院では、
口で食事ができるよう「嚥下のリハビリ」をやってみてくださるとのこと。
やはり理想は「口からの食事」ですからね。
ただし、先生が言うには、認知症が進むと「口から食事を摂る」「物を飲み込む」ことがわからなくなり、できなくなってしまうこともあるとのこと。
たとえ食べ物を口に入れるまで介助したとしても、本人が飲み込まなかったら食事はとれないわけです。
それに誤嚥(気管に食べ物が入り込むこと)や、誤嚥による誤嚥性肺炎というリスクもあるし…。
で、口から食事を摂ることができなくなった時にどうするか、それは早めに決めておいてくださいと先生から言われたわけです

選択肢としては
①点滴のみ
これはなるべく延命しない方向。
点滴のみだと徐々に栄養が足りなくなり、内臓にも影響が出て、もって2か月とか数か月くらい??
②経鼻経管
現在、義母が行っているのがこれ。
鼻からチューブを入れて、そこに栄養剤を流し入れるもの。
ただ、どうしても鼻に違和感があるので、特に認知症の人は自分で抜去(抜いて)しまう可能性が高い。(鼻チューブは常に入れっぱなしです)
チューブを抜いてしまうと、恐らくですが医師にまた入れてもらわないといけないので、しょっちゅう抜去されたら大変。(だから病院では家族の同意のもと、手を「拘束」されていました)
そして、現在入居している施設では経鼻経管だと受け入れができないとのこと。つまり、義父のもとには帰れないわけです

③胃ろう
胃に穴をあけ、チューブをつなぎ、そこから胃に直接栄養剤を流し入れるもの。
私も見たことがありますが、胃から出ているチューブは長さ15㎝くらいだったかな?使わない時は衣服の中にしまっておけるので、鼻チューブよりは本人も気にならないかと思われます。
胃ろうなら、現在入居している施設で受け入れOKとのこと。実際、入居者さんの中に胃ろうの方が(しかも何年もお元気で)いらっしゃるそうです。
ただね…胃に穴をあける胃ろうは、正直なところ抵抗もあるわけですよ

延命に通じるところもありますしね…

でも、今回新たに聞けた情報として、
胃ろうにしたとしても、
・口からも食事を摂ることができる!(例えばおやつのプリンだけとか
)

・胃ろうからの栄養で体力が回復したら、口からの通常食に戻す!
という可能性があるのだとか。
まぁ、そんな都合よくいくとは限りませんが…
ちなみに、①~③の選択肢すべてに言えることですが、
いずれにおいても
誤嚥による肺炎の発症リスクはあるということです。
食事や水分を口から摂らなくても、唾液を誤嚥するリスクはあるわけですしね。
まぁ、今後も義母の生命力に懸ける状態は続くわけで…
病院を後にした私とフン太は、その状況を施設に行き、担当の方へ説明。
施設の方もすごく心配してくださってありがたいです

さて、ここで無理やり写真入れますよ(笑)
そんなこんなで、今日は午後2時近くなってやっとランチ。
日替わりランチは終わってた(涙)
前菜サラダ。
合鴨スモーク美味しかった。
ランチの後は区役所へ



・義両親の住所変更(委任状あり)
住所を元のマンション→現在の施設へ
元のマンションは賃貸に出すということもあり変更。施設へは事前にOKもらいました。
施設へ本人たち宛に届く郵便物は、私たちが行った際にまとめて受け取ります。
尚、義父含め本人たちは当然来られる状態ではないので、事前に区役所へ問い合わせ、委任状を用意しました。
・義両親の住所変更に伴い各種保険証の住所変更
介護保険証や負担割合証、マイナンバーカードなどの住所変更を行います。
・義母の介護認定の区分変更申請
義母が今回このような状態になったので、現在の「要介護3」から「要介護4」へ区分変更(通称「区変・くへん」)申請を行いました。
たぶん少し先にはなると思いますが、認定調査が入る予定です。
あと、義母は身体障害者手帳も持っているのでそれの住所変更も。(30年ほど前に入れた人工股関節のせいかな?)
と思ったら、こちらは顔写真が必要とのことで…さて、どの写真を使おうか悩む

そもそも、この期に及んで身障者手帳も要るんかな問題…

ま、それはぼちぼちやるとして(フン太が)。
で、最後はもう一度、施設に顔を出し、住所変更した介護保険証などをお預けします。
そこまでしたらもう夕方

義両親のことで今日も朝から一日駆けずり回って終わりました

まぁ、私はほぼ付き添いなので、実際にいろいろやってくれたフン太はすごいと思います。
手間がかかることをせっせとやり切るフン太、スゲー

お疲れ様でした。
さて…
義母の回復は祈りつつも、来るべき日に備え、
写真でも探しますか…
ではまた。