<3日目>つづき
2009年8月7日(金)
●午後12時頃? アリゾナメモリアルビジターセンター到着
受付に並んでみると・・・
なんと次は最終回・午後1時45分!!!
あぶない、あぶない、この時間でぎりぎりセーフだったのね
で、チケットをゲット。
1時間半ほど待ち時間があるのでその間にランチ。
スナックコーナーがあったので、ホットドッグやナチョスを。
そしてパンフレットを見たり場内をうろうろしたり。
で、そのパンフレットがこちら↓。日本語版ばっちり準備されてます。
表紙から激しい写真・・・
開いてみると・・・
日本軍による真珠湾攻撃は、アメリカにとってかなりの屈辱だったようです。
文章を読んでみると、
「日本はアメリカの抗議を無視して」
と書いてあります。ここはアメリカの施設ですから、アメリカ目線の書き方は仕方ありません。
ただ、
「アメリカやその他の極東諸国は、日本軍の侵略阻止のために軍力を使いる(←用いるの間違い?)
事は望みませんでした。」
という部分。
うそでしょー!?
日本が列強諸国からの圧力にガマンしきれなくなって戦争しかけてくるの待ってたんじゃないの~??
自分たちは帝国主義で世界を侵略しまくってたのに。アメリカはハワイまで併合して。
いざ日本が力をつけてきたら潰そうと圧力かけて。
とにかく、戦争までの経緯と日本軍による真珠湾攻撃の際の悲惨な様子が延々と詳しく書いてあります。
日本軍による奇襲攻撃は許されるものではありませんが、
真珠湾攻撃の部分だけを切り取って、アメリカだけが100%被害者という「パールハーバー」の位置づけにはやや疑問が残ります。
アメリカだって、ハワイ、アジア、日本に対しての民族差別は激しかった。
ハワイやアメリカに渡った日系移民の話を読んだりすると悲しくなります。
ハワイにもともと住んでいたネイティブハワイアンも、白人によって住む土地を奪われ、持ち込まれた疫病で多くの命も奪われ・・・
話がごっちゃになってしまいましたが、とにかくそんなもろもろを考えながらのアリゾナメモリアル。
わかっていただけます??このいたたまれなさ
日本人観光客は思ったほど多くなく、アメリカ人(たぶん)がほとんど。
アメリカ人は
「アメリカは正しい。日本は悪だ。」
という方向にマインドコントロールされてるんだろうな・・・と容易に推測できます。
そう思わせるには十分の環境でした。
そんな中、船でアリゾナメモリアルへ。
直前に見せられた20分程度のドキュメンタリーがトドメ。
日本への憎悪倍増計画(笑)
日本人の立場からすると悪意さえ感じました・・・
いまどきあそこまでの映像流す必要ある??
中国や韓国、北朝鮮ならまだしもアメリカがこんなことしていたとは。
沈んだ戦艦アリゾナの上に立ったフン子とフン太。
大勢のアメリカ人のなか、ちっちゃくっなってました
(心のなかでは「アメリカに負けない!」と思いながら)
幸い、日本人だからって暴言を吐かれることもなく(みなさん冷静で大人です)、無事に帰還しました。
もしかしたら心の中で「このジャップが!」て思ってんじゃないの・・・?
だとしても不思議じゃないくらいの環境でした。
なんだか愚痴っぽくなってしまいました。
上記のような経験をしてみたい方はぜひチャレンジしてみてください。
逆にこういう経験をしたくない方はワイキキビーチやアラモアナで遊んでいましょう
行くなら早めの時間に。
アメリカ人にはかなりの人気スポットです。
行くときは、「無邪気で平和な日本人」の体(てい)で行くと逆によいかもしれません(笑)。
下手に考え過ぎるとイライラしてきますので(笑)。
入館料は無料です。(だからこそ向こうのアピールし放題。)
日本語の案内もあります。(だからこそエグい内容もわかってしまう。)
あ~いい経験したわ
最後に・・・フン子は右翼ではありません(笑)。念のため。