大御所、宮部みゆきさんの
「チヨ子」
こちらも短編5編から
「雪娘」「オモチャ」「チヨ子」
「いしまくら」「聖痕」
宮部みゆきさんの
個人短編集から
未発表、未収録を
選りすぐりいきなり
文庫化
こちらもホラーと言いながら
怖いのは人の記憶の
断片、人の想いが詰まったモノ
トコロ、
ホラーでファンタジーな
表題「チヨ子」は
女子大生がアルバイトで
ウサギの着ぐるみを着てみると
中から見える外の人は
みんなぬいぐるみやロボットに
見えて....人の心の内面を見てしまい
その結末は?
「雪娘」
同窓会、そこに集まった
小学校の同級生
小学時代に雪の中で
死んでしまった
幼馴染の女の子、犯人は
同級生の中に...しかし
....ホントはだれ?
「オモチャ」
この本の中で一番切ない
お話で私は一番好きな短編です
オモチャ屋のおじいさん
見て見ぬ振りする親族の
主人公、見て見ぬ振りするのを
知っているのか知らないのか?
そんなおじいさんの人生
ホントのホラーは人の想い出の中
その他
「いしまくら
「聖痕」も読み応えあり
この本は
人の想い出が時として
ホラーを生み出し記憶が
恐怖を増大させる
こちらも読み込むと
正解は読んだ人の中に
別々に感じられる
流血、妖怪、幽霊
怪物が出るのがホラーじゃない
心に侵食する恐怖こそ
ホントのホラーではないかと?
「

秋の夜長に読み込むには
もってこいの
モダンホラーの二冊です
あなたに読む勇気
ありますか?
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