コロナ渦で無ければここからプレーオフが始まり、長崎が昇格するチャンスはまだあったのですが、今季は特別に「上位2チームのみ昇格」というルールになったのでチャンスは消えてしまいました。
「たら」「れば」を言ってもキリがありません。
あの一点が入ってなければ。
あのシュートが枠に飛んでいれば。
サッカーという勝負の世界はいつも無情で時を戻す事もやり直す事も許されず、その現実の前に僕らは立ち尽くすしかないわけです。
普通なら1週間に1回試合があるJリーグ。
つまり1試合したら6日間休めるわけです。
でも今年はコロナの影響で開幕が遅れたため
先日の試合は中2日のスケジュールで行われました。一年を無茶なスケジュールで戦ってきて、選手の皆さんの疲労は明らかに限界を迎えていました。
それでも最後まで勝利を信じて、倒れた体を何度も奮い立たせ再び全力でボールを追いかける長崎の選手の皆さんを見て、僕は泣いてしまいました。
遠い地からやってきた外国籍の選手のみなさんも「もう無理でしょ!」とこちらが見ていて思う極限の状態からでもなお、全力でゴール前まで戻って守備をし、気づけば最前線まで走ってる姿に僕は鳥肌がおさまりませんでした。
「本当にいいチームだったんだな」
知ってはいたけど、知ってはいたけど改めて長崎の選手を見ていて僕はそう感じました。
しかしラスト1-1の同点のまま、無情にも試合終了の笛が長崎の乾いた空に響き渡り長崎の今季J1昇格への戦いは幕を閉じたのでした。
ピッチに泣き崩れる選手たち。
ベンチで人目をはばからず顔を覆い泣く選手。
僕みたいな一サポーターに出来ることなんてたいして大きくありません。大きくないのですが、それでも
「勝たせてあげたかった...」
とTV画面越しに心から思ってしまいました。その瞬間画面にスタジアムの長崎サポーターが映し出されました
泣いているサポーターが沢山います
でも涙を拭いながら、みんなが立ち上がり、そして選手にみんながずっと、ずっと、鳴り止まぬ拍手を送っていたのです。
ホームサポーターの姿を見つけ、再び目に涙を浮かべる選手の姿が映し出されました。
きっと僕らが
「勝たせてあげたかった...」
と感じたように
選手のみなさんも
「サポーターのみんなをJ1に連れて行きたかった...」
と思ってくれている気がしました。
『日本のサポーターは優しすぎる』なんて声をよくききます。世界では負けたら命を取られる事だってある。サポーターは負けたチームにヤジも飛ばすし物も投げます
それに引き換え日本のサポーターはなんだ?
負けたチームに「感動をありがとう」だ?
それじゃチームは強くならないよ。
なんて声もしばしば耳にします。
V・ファーレン長崎サポーターは言ってしまえばその「優しすぎるサポーター」の代表みたいな人たちです。
ヤジらない。怒らない。
ただひたすらにエールを送り、ただひたすらに信じ抜く。
でも僕はそんなV・ファーレン長崎というチームが心底大好きです。誰になんと言われようと、世界一のチームだと思っています。誇りです。
怒られなきゃチームは強くならないんでしょうか?
恐怖を与えなければチームは成長出来ないのでしょうか?
先日の試合。J1昇格を果たせなかったその瞬間、それでも拍手と声援を送り続けるサポーターを見て、選手のみなさんはなにを感じていたのでしょう?
それは僕にはわかりません。わからないけど、でももしかしたら
「来年は絶対にあなたたちをJ1に連れて行くから!!」
って強く思ってくれた選手もいたと思うんです。あのサポーターの姿を見て
そういう選手とサポーターの強い絆で強くなっていくサッカークラブが世界にあってもいいじゃないか。
そしていつかそんなチームがアジア1になり、そして世界に知られるチームになったら、こんな素敵な事は無いと思うんだ。
選手とサポーターの姿一つ一つが、平和と愛に溢れたサッカークラブが、誰よりも戦争の痛みを知る長崎にある。
そんなチームを応援出来ることが僕は嬉しい。
世界のどこを真似しなくていい。
誰かと同じじゃなくていい。
僕らの信じたやりかたで、僕らの思う応援で、これからも愛するV・ファーレン長崎と、共に歩んでいきたい。
試合終了後の整理出来ない悔しさの中、僕の心に最後に残った感情は、そんな思いでした。
12月20日のホーム最終戦。トランスコスモススタジアムにFUNKISTとして駆けつけさせてもらいます。
V-ROAD歌わせてもらいます。
ありったけの「ありがとう」と「これからもずっとともに」の想い、そして「今日も最高の試合を見せてくれ!」という想いを込めて、歌いたいとおもいます。
コロナ渦で、サポーターの皆さんは声を出すことが出来ない中ではありますが、是非一緒に手拍子をよろしくお願いします。
あなたの声の代わりに、俺がなります。
最後の瞬間まで、長崎のサッカーに酔いしれていよう!
大好きだV・ファーレン長崎。
これからもずっとともに
それじゃチームは強くならないよ。
なんて声もしばしば耳にします。
V・ファーレン長崎サポーターは言ってしまえばその「優しすぎるサポーター」の代表みたいな人たちです。
ヤジらない。怒らない。
ただひたすらにエールを送り、ただひたすらに信じ抜く。
でも僕はそんなV・ファーレン長崎というチームが心底大好きです。誰になんと言われようと、世界一のチームだと思っています。誇りです。
怒られなきゃチームは強くならないんでしょうか?
恐怖を与えなければチームは成長出来ないのでしょうか?
先日の試合。J1昇格を果たせなかったその瞬間、それでも拍手と声援を送り続けるサポーターを見て、選手のみなさんはなにを感じていたのでしょう?
それは僕にはわかりません。わからないけど、でももしかしたら
「来年は絶対にあなたたちをJ1に連れて行くから!!」
って強く思ってくれた選手もいたと思うんです。あのサポーターの姿を見て
そういう選手とサポーターの強い絆で強くなっていくサッカークラブが世界にあってもいいじゃないか。
そしていつかそんなチームがアジア1になり、そして世界に知られるチームになったら、こんな素敵な事は無いと思うんだ。
選手とサポーターの姿一つ一つが、平和と愛に溢れたサッカークラブが、誰よりも戦争の痛みを知る長崎にある。
そんなチームを応援出来ることが僕は嬉しい。
世界のどこを真似しなくていい。
誰かと同じじゃなくていい。
僕らの信じたやりかたで、僕らの思う応援で、これからも愛するV・ファーレン長崎と、共に歩んでいきたい。
試合終了後の整理出来ない悔しさの中、僕の心に最後に残った感情は、そんな思いでした。
12月20日のホーム最終戦。トランスコスモススタジアムにFUNKISTとして駆けつけさせてもらいます。
V-ROAD歌わせてもらいます。
ありったけの「ありがとう」と「これからもずっとともに」の想い、そして「今日も最高の試合を見せてくれ!」という想いを込めて、歌いたいとおもいます。
コロナ渦で、サポーターの皆さんは声を出すことが出来ない中ではありますが、是非一緒に手拍子をよろしくお願いします。
あなたの声の代わりに、俺がなります。
最後の瞬間まで、長崎のサッカーに酔いしれていよう!
大好きだV・ファーレン長崎。
これからもずっとともに
FUNKIST 染谷西郷