いよいよ3月17日よりリリースになるFUNKISTのNEWシングル『THE WIND AND THE SUN』


今回はこのリード曲『THE WIND AND THE SUN』を公式応援SONGにしてくださった女子プロレス団体SEAdLINNNGについて書こうと思います。

今回のTHE WIND AND THE SUNは完全にSEAdLINNNGに書き下ろした楽曲です。


SEAdLINNNGはアー写の通りゴリゴリにカッコイイプロレス愛に満ち溢れた女子プロ団体で、左から



高橋奈七永選手、世志琥選手、中島安里紗選手
の3選手と

裏方やレフリーとしても大活躍の南月たいようさん



この4人からなる団体です。

出会いは今から遡る事10以上年前


僕らが旅祭という野外フェスに出演していた時に当時現役選手だった南月たいようさんはお客さんとしてフェスに遊びに来ていたそうです


そこでFUNKISTのライブを見てなにかを感じてくれて物販でFUNKISTのCDを買ってくれたのでした。


そして家に帰ってCDを聴くとびっくり!

そこにはライバル木村響子選手の入場曲『月下のラスタカラー』が収録されていたのです

それを聞いて
『わたしもプロレス頑張っていつかこんな風に音楽とコラボしよう!!』

と思ってくれたそうです。

そんな南月たいようさん、身長は150cmほどしかなく、プロレスラーとしてはけして体格に恵まれてるわけではありませんでした。

その為人の何倍も何倍も練習をしないとプロとして戦い続けることは厳しく、現役時代は過酷な練習にいつもFUNKISTの曲を聴きながら挑んでくれていたそうです。

そんなたいようさん。

プロレスを始めたきっかけは中学生の頃。たまたま行ったプロレスの試合でたいようさんは心を奪われてしまいます。

大柄な選手ひしめくリングの中で、一人自分とさほど変わらない体格の選手が躍動している姿が目に飛び込んできました。

『カッコイイ!小柄でもこんなに強く戦えるんだ!この選手みたいになりたい!!』

その選手への憧れから、たいようさんのプロレスラーへの道は始まりました。
オーデイションを受け、練習生になり、日々過酷なトレーニングと向き合う中で、その選手への憧れは次第に

『いつかあの選手と試合をしてみたい!!』

という夢に変わっていきました。

そしていよいよたいようさんがプロテストに合格し、夢への階段を一つ登ったその年

たいようさん憧れのその選手は、現役引退を発表、、、、

たいようさんの

『いつかあの選手と戦いたい』

という夢は永遠に叶わぬ夢となってしまったのでした。


とにかく最初にも書いた通り、小柄なたいようさんのトレーニングは過酷を極めました。

『自分は長い期間はプロレスを出来ない。30歳まで。そこまでの全ての時間をプロレスに捧げよう!!』

そう決めて日々の練習に打ち込んでいきました。
そんな中で高橋奈七永さんという先輩と出会い、沢山の事を教えてもらい、そして次第にたいようさんを慕う後輩も増え、そんな後輩の中に世志琥さんもいたのでした。


たいようさんは後輩の指導に当たる時にいつも言っていました

『頑張れ!負けるな!絶対夢は叶うんだ!』

しかしある日後輩から言われた一言がたいようさんの胸を貫きます


『夢は叶う!夢は叶うって言うけど、結局先輩は憧れだった選手と試合出来なかったんですよね?夢叶ってないじゃないっすか』

その時たいようさんは何も言い返す事が出来なかったそうです


そんな中いよいよたいようさんは30歳の誕生日を迎え、引退の時が近づいてきました。


残り2試合で引退。

そう決まっていた中で発表された次節の対戦カードを見てたいようさんは目を疑いました。

なんと自分の名前の横に書かれていたその対戦相手こそ、10年以上前にプロレスを引退していた、たいようさんが憧れてやまなかった、あの小柄な選手だったのです!!

なんと『たいようさんが自分と試合をするのを夢に持っていた』という話を聞いたその小柄な選手は、人知れずトレーニングを再開させて、このたいようさんとの一戦の為にリングに復帰してくれたのでした

そしてたいようさんはその憧れの選手と試合を果たし

「『わかったか!諦めなかったら夢は叶うんだぞ!!!』

って私は最後に叫んでプロレスを引退出来たんです。」

とたいようさんは真っ直ぐな目で語ってくれました。


そうしてそこから太陽さんはかねてから考えていた世界放浪の旅へと出るのしてた



それから1年


プロレスの世界を離れ世界を旅していたたいようさんの元に一本のニュースが飛び込んできました


世志琥無期限活動停止


日本での試合中実力差のある無理なマッチアップがたたり

当時それはメディアでも大きくとりあげられ

世志琥選手はその責任をとる形で大好きだったプロレスの世界から離れてしまったのでした。その後引退を発表。

『周りの大人たちは何をしてるんだ?なんでプロレスが好きで一生懸命頑張ってる選手を誰も守ろうとしないんだ?』

海外でそのニュースを聞いたたいようさんは一人憤っていました


そしてその時団体のトップであった高橋奈七永さんもまた、その責任を感じ自分の進退を考え始めていました。


その話を聞いたたいようさんは


『奈七永さんが辞めたらダメだ!絶対にダメだ!』

と説得を繰り返し

その中で一つの大きな決断をするのです。



 
『わかった!ちゃんと頑張った女の子たちが報われる場所を私が作る!!』



こうしてSEAdLINNNGという団体は幕を開けたのでした。


その時、世志琥選手は誰とも連絡を取らず、何度となく先輩である高橋奈七永さんが家に訪ねて行っても一言も言葉を発しなかったそうです。

その当時の世志琥さんは

「2度とプロレスはやらない」

「見るのも嫌だ」

と頑なに心を閉ざしていたそうです。

まだ20代前半の若者。それは到底一人で抱え切れるものではなかったのです。


そんな中いよいよ日本に帰って来たたいようさんは旅のゴールと決めていた実家に帰る前に

『旅の最後に行かなきゃいけない場所がある!』


と、その足で向かったのが他でもない世志琥さんの所でした!

『おい世志琥!お前プロレスやめんなよ!あなたが報われる場所を絶対私が作るから!!』

思いの丈をぶつけました。


でも世志琥さんの心は固く


返事をもらうことは


出来ませんでした。




でもその日の夜、たいようさんは奈七永さんの元に向かい

『奈七永さん、今日ね、世志琥に会って来たよ』

と伝えるとその一言で高橋奈七永さんは人目もはばからず路上で泣き崩れたそうです。

『会えたんだ!よかった』

と。


しかしやがてたいようさんの情熱が世志琥さんの心を溶かしていきます。

迎えた1月11日。
その日人知れず高橋奈七永さんの試合を観戦に来ていた世志琥さんはその試合を見て抑えていた感情が一気に溢れ出しました

『私やっぱりプロレスが好きだ』

試合中にも関わらず、気がつけば観客席からリングサイドに駆け寄り、世志琥さんは負けそうになっていたナナエさんに精一杯大声で檄を飛ばしでいたそうです。


その姿を見た奈七永さんは世志琥さんをリング上に迎え入れ



こうして世志琥さんは再びリングに帰ってきたのでした。


そして決まった世志琥さんの復帰戦の対戦相手こそ



高橋奈七永!!



魂と魂で会話するような、素晴らしい試合が繰り広げられ



そして試合後リング上で世志琥選手は号泣しながら叫びました



プロレス最高です! 心の底からプロレスが大好きです!




会場は感動で溢れかえり鳴り止まぬ拍手







その時です



1人の選手がおもむろにリングに上がってきました!




その選手は叫びます




「お前なんだよ!高橋奈七永に勝ったヤツが泣いてんじゃねー!さっさと立ち上がれよ!!」





そう、その選手こそ





当時まだSEAdLINNNGに加入前の




中島安里紗選手でした。





それは中島選手から世志琥さんへの不器用な最大のエールでした!



みんながどこか世志琥選手を腫れ物に触るように接した中で


「私は特別扱いしない!!私と戦え!!」



と態度で示したのです。

そしてその中島選手の乱入を目の当たりにした世志琥さんは

『自分と戦いたいと思ってくれてるレスラーが他にもいたんだ』

とまた涙したのでした。




その後中島選手はSEAdLINNNGに正式加入を表明!!こうして今のSEAdLINNNGは完成したのでした。








さてそんなある日の事。僕の元に友人から

『染谷さんに会いたがってるプロレス関係者がいる!!』

と連絡をもらい

『是非お会いしたいです!!』とお伝えし

セッティングしてもらい、向かった場所にいたのが南月たいようさんでした!


そしてたいようさんが

現役時代ずっとFUNKISTを聴いていてくれてたこと

愛する先輩や後輩とプロレス団体をやっていること

そこまでの物語を


沢山聞かせてくれて、これはもう絶対見に行くしかない!!と



と何度なく試合を見せてもらい





試合の度に号泣し、この写真のようにショボショボの目になること数限りなく


たいようさんの憧れの選手ともお会いさせていただけて


そんな中で僕はたいようさんに約束をさせてもらいました


『いつか俺にSEAdLINNNGの曲を書かせてください!!』

と。たいようさんはすごく喜んでくださって。


その後も女子プロの選手でバンドを結成すると聴きスタジオに行ったり


たいようさん主催のプロレス、お笑い、音楽が融合したイベント太陽祭りに出演させてもらったり




SEAdLINNNGの大会でライブをさせてもらったり

また世志琥選手と山下りな選手がタッグチームBORDERLESSを結成しFUNKISTのBORDERLESSを入場曲にしてチャンピオンになったり

お互いにエールをかわしあったり


そんな沢山の日々を超えて

今回THE WIND AND THE SUNを作らせてもらいました。



昨年見に行ったSEAdLINNNG大会では出場するはずだった他団体の選手が事件を起こしてしまい、直前で出場出来なくなった事がありました。


ニュースやワイドショーでもその事件は大きく取り上げられ、SEAdLINNNGの大会でも会場の空気は『女子プロ大丈夫か?』という独特な緊張感が会場を包んでいました


そんな中試合後にマイクを持った世志琥さんが叫んだのです


心配すんな!女子プロには私がいる!大丈夫だ!!


僕は涙が止まりませんでした。




あの日たいようさんが世志琥さんの元へ向かい


『あなたが報われる場所を私がつくるから!!』


と伝えた一言。『世志琥さんの夢を叶えたい!』と願ったその思いが、沢山の夜を超え

今度はその世志琥さんがプロレスファンに対して

『あなたたちのプロレス愛がちゃんと報われる場所を私が作るから!!』

と投げかけているように見えて


南月たいようさんの想いが、バトンが、世志琥さんに手渡され、そしてそれはさらに大きな未来へと続いていく、その魂の系譜に

心震え、涙が止まらなくなりました。



そんな中で僕は今回の
『THE WIND AND THE SUN』
を書き上げました。

これはまさにSEAdLINNNGの歌です。


そしてそのSEAdLINNNGを通して、今を生きる、抗い諦めずに未来と戦う全ての人への『応援歌』になってくれる事を祈ってます。


3月17日に生まれるこの一枚が


どうか戦うあなたの胸に届きますように



ジャケに込められた

太陽と3つの花の物語



明日1月20日

 あの日と同じ後楽園ホールで


再び

高橋奈七永vs世志琥

の試合が行われます。

魂ぶつけ合うガチンコの試合です。

そしてその後楽園ホールで明日THE WIND AND THE SUNの音源が解禁されます


過去から続く物語は


次の


未来へ






【THE WIND AND THE SUN】

作詞 作曲/染谷西郷


In the silence of the night
As I prayed that one day
a flower would blossom
I sent a seedling down
(誰も知らない夜に 苗木を一つ植えたんだ
「いつか花を咲かせるんだよ」と 僕は一人祈ってた)

君もそうなの?

雨に打たれ Never can stop 
日に灼かれてNever can stop
風にふかれNever can stop  
you know?

吹雪に凍えNever can stop 
名もなき声にNever can stop
全ての闇からNever can stop you know?

君をさらって連れて行くよ


Even without wings we can fly through the sky
(羽が無くたって僕らまだ空を飛べるよ)
At anytime we can reach the starry night.(いつだって僕らはあの星空に手が届くんだ)

僕は信じたいんだ
まだ信じていたいんだ

僕が 連れて行くよ!!





The sun is always above shining on you
You are not alone. You are not alone.
(いつでも太陽は君を照らそうとしているんだよ
君はもう独りじゃない 独りじゃないから)


雨に打たれ Never can stop 
日に灼かれてNever can stop
全ての闇からNever can stop you know?

君をさらって連れて行くよ

Even without wings we can fly through the sky
(羽が無くたって僕らまだ空を飛べるよ)
At anytime we can reach the starry night.
(いつだって僕らはあの星空に手が届くんだ)


僕は信じたいんだ
まだ信じていたいんだ 僕ら



迎えた朝は星が降ってて
目指した明日はあの日みたいで

誰にも言えず一人で泣いていた 君と同じ空見てたんだ

Even without wings we can fly through the sky
(羽が無くたって僕らまだ空を飛べるよ)
At anytime we can reach the starry night.
(いつだって僕らはあの星空に手が届くんだ)

僕は信じてたんだ ずっと信じてたんだ

僕ら 迎えた朝が悲しみでも
目指した明日が絶望でも 
君と見てみたいんだ 君とみていたいんだ

僕が 連れて行くよ!!


A.B.C. Let's get D
over the sea. Let's get Dream(海の向こうまで 夢よ叶え)


That seed has now gown and become a beautiful 4 colored flower
(あの日植えた苗木には今 4色の綺麗な花が咲いてるよ)