島田市立川根小学校〜その4〜 | FUNKISTオフィシャルブログ Powered by Ameba
2018-11-27 08:49:26

島田市立川根小学校〜その4〜

テーマ:ブログ

今回川根小学校50周年祭で子ども達とステージを一緒に作る上で沢山の人が協力してくれた

その中でも間違いなく僕らと子ども達を繋ぐキーパーソンとなってくださったのが川根小学校の校長先生だった


今回の50周年祭でも冒頭普通によくある校長先生の挨拶から始まったんだけど、それが段々とラップに変わっていき、最終的にはヒップホップのトラックに乗せて校長先生とhammerさんのラップバトルでイベントは幕を開ける!!というなんともぶっ飛んだ演出だったのだが、校長先生は一生懸命ラップを練習してくださり、本番当日『MC校長』は最高のラップをブチかまし父兄にハードインパクトを与えたと同時に子ども達を最高の笑顔に変えてみせた。



そもそも今回夏フェスに校長先生がやって来て

『子ども達になにかしてあげたい!』

という想いから全ては始まったわけで、普通校長夏フェス来るか?


そこからしてもうぶっ飛んでいるんだけど


正直今回ワークショップをするに当たり授業時間をかなり割いてもらった。
1時間目、2時間目を丸々ワークショップに当てさせてもらったり。

『授業の方は大丈夫ですか?』と訊ねると決まって校長先生は

『今プロの人と一緒に時間を共有出来ることが子ども達の人生にとってどれだけ有意義な事か。授業は先生達となんとかします!だから思う存分子ども達に教えてあげてください!!』

といつも言ってくださって。

校長先生の判断基準はいつも一貫していて

『子ども達の為にどちらが正しいか』

つねにこの判断基準で物事は進み


それが間違いなく川根小学校の先生達にも伝わり子ども達の元へその大きな愛が届いている事を何度となく感じた。


ある日のこと。正直1時間目、2時間目だけの時間じゃ足りなくて僕ら教える側にも焦りが滲んだ日があった。



校長先生に『本当に申し訳ないんですが3時間目、4時間目の時間ももらえないでしょうか?』

とお願いすると校長先生は

『なるほど〜。是非やってもらいたいのですが、3時間目4時間目は外部から英語の先生をお招きしているんですよね』

と少し考えられて


するとほどなくして校長室のドアがノックされ、子ども達がわぁ入ってきて


『校長先生!練習時間が全然足りないの!3時間目と4時間目もワークショップにしちゃダメかなぁ?』

と伝えた。

すると校長先生は優しく微笑み

『なるほど。でももし君たちがそうしたいなら、まず真っ先に謝らなきゃいけない人がいるよね?』

というと子ども達は『ハッ!』とした顔をして

『わかった!!英語の先生の所に言ってくる!』

と伝え飛び出して行った。


それを見送ると校長先生はすぐさま英語の先生に連絡し、事情を説明して英語の先生に謝ると、今から子ども達が訪ねてくるから話を聞いてやってください。と伝えた。

ほどなくして子ども達は英語の先生の手を引き校長室にやってきて



『先生が英語休みにしてもいいって!!』


と笑顔で戻ってきた。


すると校長はなにもしらなかった顔で

『おぉ!そうですか!それじゃあみんなの為に授業をお休みにをくれた先生の為にも一生懸命練習してください!!』

と伝え僕たちのワークショップは2時間延長させてもらった。その様子を英語の先生も校長先生と一緒にニコニコと見守ってくださった。

なんとも言えない温かな光景に胸が熱くなった。

 

最近は学校の現場も簡単ではない。


授業をワークショップに当てることが良いことか、悪い事か?それは学校になにを求めるかで当然変わる。


そんな中で『親御さんから心配の声があがったりしないですか?』と訪ねた事がある。

でも校長先生は

『子ども達の為に動いていれば、保護者のみなさんはきっと理解してくれます。大丈夫です。』

そう言い切れる校長先生は本当に素敵だし、保護者と学校の間にあるこの『信頼関係』こそが実は子どもたちに大きなチャンスと、のびのびと学ぶ環境を実現させてるんだなぁと、改めてまた川根の町が好きになった。


そんな素敵な大人たちと、純粋な子どもたちと
このプロジェクトは進んでいく


そしていよいよ夏が川根にやって来た




2018年11月が本番だ。言ってももう後4ヶ月。
僕がワークショップに参加出来るのも多くてあと3回だった。



そんな中開催された今回のワークショップ。

子どもたちに歌ってもらうとかなり感情表現にも磨きがかかって動きも歌もダイナミックになったいた!!

そこでまず僕が試みたのは映像班に頼んでその練習を撮影してもらい


過去の自分たちの練習と見比べる事から始めた

それがこの



冒頭の僕の

『どうだった?見てみて、違った?なにが違った?』

に繋がる。


映像を見てもわかるように子どもたちはかなり練習を重ね良くなってるのが一目でわかるはずだ。


恥ずかしがり屋な子ども達がここまで表現出来るようになるまでに、きっと自分自身の手で自分の殻を何度も破って来た事だろう。

それは全ての表現者が通る道だが、けして容易い事ではない。改めてそんな子ども達の姿が眩しすぎて僕は目を細めずにはいられなかった。



そしてこの日は子ども達にあるコトを伝えなくてはならない日だった。


毎年川根で行われる夏フェス BIG NATURE

その開催が迫る中で主催の仲間とある話を僕はしていた


『今年のBIG NATUREに子ども達出演出来ないかなぁ?川根の子どもが川根の曲を作って、川根のフェスで歌うってすげぇ素敵だと思うんだけど』

と伝えると

『それ絶対いいよ!それやろう!!』

と二つ返事で快諾してくれて、フェスの中に子ども達がパフォーマンスする時間を設けてくれた。



でも僕も自分で言いだしたものの、実は一つ大きな不安があった。

歌グループのみんなは今までの発表の中で2度とも力を発揮出来ず悔しい思いをしてきている。
そんな中で1000人近く集まる憧れの夏フェスで、もし歌えなかった時、彼女達は拭えぬ程の悲しい思い出を残してしまう事にならないだろうか?


子ども達の両親の多くも若い頃通った夏フェスがBIG NATUREだ。今も毎夏親に連れられ家族でBIG NATUREに参加してる子も少なくない。

『家でどんな曲を聴くの?』

とある日子ども達にたずねると

BIG NATUREに出てる人たちの音楽!!』

と帰ってきた。

それだけこの町の子ども達にとってBIG NATUREのステージは憧れの場所であり、特別な場所なのだ。




僕もどうするべきか色々考えた中で、最終的には

『子ども達に参加したいか決めてもらおう!』

という結論に達した。そこで

『まだ自信が無いから出ない』

と言えばそれはそれで、また練習を頑張ればいいし

『出たい!!』となれば、この挑戦の意味を改めて伝えればいい


マルコさんがドキュメント#1最初の挨拶で言った言葉


『どこまでいけるのかは、結局自分にしかわからないんだ』

この言葉が全てだと思った。



そして僕は子ども達に訪ねた


BIG NATUREに出れるようにみんなが動いてくれた!でも出るか出ないかはみんな次第。

どうしたい?

その様子がこの



に収められてる。子ども達の表情を見逃さずに見てほしい


『夏に川根でなにがあるか知ってる?』

と聞くとすぐさま

BIG NATURE!!』

と帰ってきた。

僕はゆっくりと、

『そのBIG NATUREに出演出来る枠を作ってくれた』

と伝えた。

子ども達の中に驚きと喜びが広がっていく。
けして大げさに『わぁー!!』と叫ぶわけじゃない。

でも瞳のランプに火を灯したように、目の輝きが彼女達の心臓の鼓動を教えてくれる。


僕は訪ねた


『どう?やりたい?』


少しの沈黙を割いて


「やりたい!!』

の声があがり、堰を切ったように


『やりたい!』
『やりたい!』
『やりたい!』

と声が広がっていった



こうして7月


子ども達はなんと川根最大の夏フェス

BIG NATURE

のステージに上がる事となる!



11月24日の川根小学校50周年祭を前に

子どもたちは

一つ


とてつもなく大きな山に


挑もうとしていた



ー続くー






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