Wカップまであと2ヶ月。
どこの国も代表選手を固めて戦術の徹底を行う時期。
でもハリルホジッチ監督は代表を確定させず、色んな選手を試す事で競争力を高めていった。
誰が代表に選ばれるかわからない緊張感の中、選手はそれぞれがクラブチームで絶対に結果を出さなくてはいけない
逆に言うとそこまでの大きな賭けに出ないといけない程、今の日本代表は戦力的に厳しいという判断なのだろうと、状況を見ていた
ギリギリまで結果を求められ、確定が出ない状況は選手にとってもストレスフルだ
でも結束力やチームワーク以上に、個々の力の高まりに賭けたのがハリル監督流
『仲良しこよし』
よりも
『全員がライバル』
という緊張感でWカップを戦おうとしているように見えた
『確定が無い』
と言う事は裏を返せば
『サッカーに携わる全ての人にチャンスがある』
という事でもある
嫌が応にも『結果を出してWカップにいってやる』という熱量は高まる
それがWカップでどんな結果を日本代表に及ぼすのか僕は個人的に楽しみにしていた
そしてその高まった競争力が今後の日本サッカーにどんな影響を与えていくのか楽しみにしていた
しかし!!
まさかのここに来ての監督解任!?(まだ発表はされていない)
かなりびっくりした
方針的には今の結果もある程度織り込み済みだと思っていただけに
とにもかくに誰が担当するにせよ(ハリル監督が続投するにせよ)
いよいよWカップに向かうメンバーが決まる
僕らに出来ることはただ一つ
Wカップメンバーに選ばれるために一生懸命練習することだけだ
さぁ
今日もボールを蹴ろう!
日本サッカー協会のみなさん!
リフティング15回出来る選手がここにいますよ!!
奇跡を信じて発表の日を待つ!
FUNKIST染谷西郷選手(39)
染谷西郷(プロフィール)
中学生の時にドーハの悲劇を見て、いてもたってもいられずサッカー部に入部。
その時に腕に巻いたミサンガには『勉強しなくても成績が上がりますように』と強い願いをかけボールを蹴り始める。不思議とミサンガは切れたが学力は上がらなかった。
身体能力を武器にフォワードとしてのプレーを希望したが何故か左サイドバックに抜擢。
オーバーラップしては裏を取られて失点を繰り返す超攻撃的サイドバックは他校から敬意を払い『穴』と呼ばれる。
中学引退がかかった地区予選初戦では12-0と敗色濃厚の後半ロスタイム
相手キーパーが思いっきり蹴ったボールが目の前にいた相手ディフェンダーの後頭部に当たり跳ね返ったボールがそのままゴールに流れ込み、グラウンド絶句の静寂の中12-1で引退を余儀なくされる。
高校ではミサンガの可能性を強く信じ勉強はほったらかしでストリートサッカーに明け暮れるがその後音楽の道へ。ミサンガが何本切れてもなにも感じなくなる。
2010年南アフリカWカップでは代表に選ばれなかった腹いせに南アフリカに出向きWカップ会場のスタジアムの前でゲリラライブを敢行。
ライブがあまりに盛り上がったため、スタジアム関係者の目に留まり、結果Wカップ13会場でライブを行う。
今現在もFUNKISTのボーカルとして音楽活動をする傍らロシアWカップ日本代表に選ばれることを信じ一人リフティングにせいを出す。