さぁFUNKISTの2015を振り返る今回のこの企画!

ドラマーWILLIEとの再会を果たした所で、次に動いたのがベーシストでした!!

正直ベースはナゼだか全くわからないんだけど、ナオトしか浮かばなかったんだ


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ナオトと出会ったのは10年以上前の沖縄


当時ナオトがカルマというレゲエミクスチャーバンドをやっていた時にタイバンして


すっげぇカッコイイバンドだったんだ!!

なんかすっごくメンバーが自由に伸び伸びと大暴れしているのが印象的で

それがナオトの海のような大きな包容力にもたらされているものだと、ライブを見ていてすぐに分かった


でもそれからも頻繁に連絡を取り合ってたわけでもないし、きっと会ったのも3~4回くらい



不思議だよね


10年で数百というバンドとタイバンしてきて、沢山のベーシストと出会ってきて


でも新しいFUNKISTのベースは


ナオトしかイメージ出来なかったんだ。



まぁ会ったりはしてなかったけど、10年の間FUNKISTのバンド車が盗まれたり、メンバーの脱退があったりするといつも心配して真っ先に連絡をくれてたのナオトで。



ナオトがやっていたカルマは活動を止めてしまったけど、その後もナオトはソロベーシストとして沖縄で大活躍



そうそうたるミュージシャンの後ろでベースを弾くようになっていて。


だから正直FUNKISTに入ってもらうのは無理だろうなぁとも思ってたんだ。

住んでるのが沖縄だし、ミュージシャンとしても評価されてるし、家族も沖縄に住んでる


それ全部投げ捨てて東京になんて


考えられない。


でも、それでも新生FUNKISTのベースはナオト以外イメージ出来なかった。


それで一回ソロで沖縄ライブに行った時ナオトに声をかけて、

『数曲一緒にライブでやらない?』

って言ったら快諾してくれて。

恩納村のGOMEでソロライブをした時ナオトに参加してもらったんだ。

もちろんナオトはこの時FUNKISTに誘われるなんて考えもしなかったと思う。

一緒にやってみて、そのノリの強靭さ、大きな包容力!

『コレしかない!!』


って思った。

東京に戻って宮田とヨシロウに伝えると


『お前がそう感じたならそれが答えだ!FUNKISTのベースはナオトなんだろうな!!』


って。

だからダメ元でもこの想いだけはちゃんと伝えに行こう!!

って3人で沖縄に飛んだんだ

それでナオトとスタジオに入って


数年ぶりにスタジオで聴いたナオトのベースは、さらにめちゃくちゃパワーアップしていて


想像以上だった!!

宮田もヨシロウもニヤニヤしてた!!


スタジオが終わって


すぐにナオトに話したんだ


『FUNKIST一緒にやりたいんだ!!』

って。

ナオトはしばらく黙って、その後

『真剣に考えるから少し時間をちょうだい』

と言ってくれて


でも心の中では『絶対無理だろうなぁ~っ』

て思ってた。



それから何週間かしてまた沖縄に行くタイミングがあって

ナオトと会ったんだ。


そしたら


『西郷君、俺ずっとバンドやってたでしょ。だから本当はバンドが大好きなんだ。だけど中途半端なバンドはやりたくなくて、ずっとサポートベーシストとしてやってきたんだ。』


って話してくれて、俺が『うん』って頷くと


『でも西郷君がソロライブできた時一緒にライブしたでしょ?あの時に、正直言うと「この人の後ろでもっとベースが弾きたい!」そう思ったんだ。』


って言ってくれて。


『西郷君は伝えたい想いが体から溢れ出してるよね。だからこれからは、俺がそれを後ろで支えるよ!任せといて!!』


って。


『うそ!!』


信じられない事がおきた!


俺は慌てて


『でも今やってるサポートバンドは?』


って聞くと

『もう話してきた!みんな背中を押してくれたよ!』


『えっ、でもでも家族は?』


『それも伝えた!やりたい事思いっきりやれ!っていってくれたんだ。どうせそんな生き方しか出来ないんだろう!って』



ま、マジか、、、、


『だから俺FUNKISTの始動に合わせて秋から東京に行くよ!やろう!FUNKIST!』


って言ってくれて



込み上げてくるものがあった!!



信じられない事が起きた!!


ナオトの加入が、、、


決定した!!!!




もしウィリーも一緒に出来る事になって、ナオトとのリズム隊が揃ったら、一体どんなグルーヴが生み出せるんだろう?


想像しただけて震えた!


ヤバイ!ヤバイぞ!



そしてそんな新しいFUNKISTのライブをイメージした時


もう一人


絶対に必要だと確信している男がいた!!




その時



その男は





関西の





線路の上





電車に乗り込み






まっすぐと前を見つめ


















車内アナウンスをしていた







『次は~烏丸!烏丸!お忘れ物にご注意くださ~い』





~続く~