さぁ2015年をブログで振り返るこの企画

さてさて


そんなわけで沢山の経験を胸に

南アフリカから帰ってきた僕たちFUNKIST!!

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日本についてギターケースを開けると


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はにゃ?
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う、うん。


やり直そう!!











南アフリカから帰ってギターケースを開けると、、、










































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しーん








































やっぱり変わんねぇ~よね~(号泣)

へし折れてんじゃんかっ!!俺のギター(わめき泣)


ヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!!!


とひとしきり部屋でのたうちまわった結果




買うよね~

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と、いうわけで黒ギター君は全治半年でピットイン(先日無事修理が終わったと連絡いただきました)


と言う訳で青ギター君との日々が始まったのでした。


そんな沢山の感動と強烈な骨折を手にした南アフリカツアーも終わり


いよいよ新生FUNKISTに向けてメンバー集めが始まりました!!



宮田とヨシロウとどうする?

と話した時、ヨシロウが開口一番言いました!


『染谷君の曲やリズムを活かす事を考えたら、リズム隊は日本人じゃないと思う!!』



うぉー!!

開口一番こいつなに言ってんのー!!!

なにその超ザックリとした枠組み!



でもヨシロウの言っていることは実はすごく的を得ていて


そもそもFUNKISTってバンドは宮田はファンクが好きで、ヨシロウはジャズの世界で若い頃から揉まれてて、俺はレゲエ好きで、陽子ちゃんはラテン音楽が好きで、リズム隊は8ビートが得意で、

そのバラバラな価値観の中で産まれる化学反応がFUNKISTの面白さだった。

ある種

『頭の中で描いてた曲から脱線していく面白さ』

が俺が感じる今までのFUNKISTだった。


でも今いるFUNKISTメンバーの俺、宮田、ヨシロウ、は3人ともがブラックミュージックと呼ばれる黒人の人たちが生み出したノリを好むメンバーで


ここでもう一度本気でゼロからバンドを作るなら、

その頭の中のイメージを完全に具現化出来るメンバー!

もっと言えばそのイメージさらに超えた作品を一緒に作れるメンバー!!

が絶対にいい!!

と俺も思っていて。

俺のアフリカンやスパニッシュというルーツと共鳴出来るリズム隊!

となると確かに簡単ではないと思ってた。

ノリやリズム感は文化、環境、肉体、精神性


もっと言えばDNAレベルの話になってくる


そんな中でのヨシロウの

『日本人じゃないんじゃ?』

って発言だった。


『でもそんなタイミングよく日本人じゃないリズム隊なんかいるわけ、、、、、、あっ!?』







いた、、、!!!






と脳裏によぎったのが







WILLIEだった。

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willieは元々ビジャンドゥーっていうユニットでVOとしてメジャーデビューしていて


その頃によくタイバンしていた仲だった。


WILLIEはジャマイカと日本のハーフで半端じゃないリズム感と歌唱力、ポップセンスで会場を盛り上げてた


でもそんなビジャンドゥーの活動が止まる頃に、WILLIEから言われた一言


『西郷君!俺さぁ本当はドラマーなんだよね~!ビジャンドゥーのレコーディングも結構俺が叩いてるんだー!』


って言われてぶったまげた!!


えっ!WILLIE本職ドラムなの?なんでボーカルでメジャーデビューしてるの!?

『うん。なんか歌いいからデビューしようみたいになってさ。』



な、なんじゃソリャ!!




ズルい!!


俺がトレンディー俳優なら間違いなく



『ずっちーなぁ』


と言っていただろう才能の持ち主!!


その後正式にビジャンドゥーが活動を止めた時WILLIEから一通のメールをもらった


『西郷君!いつかスタジオで一緒にセッションしようよ!俺西郷君の歌でドラムを叩いてみたいんだ』



という内容のメールだった。でもその頃はもうFUNKISTで爆走していた頃で、

『うん!いつかやろう!』


と言ったまま、4年近くの月日が過ぎていた。



そんな中での


ヨシロウの

『日本人じゃないと思うんすよー』


『そんなタイミングよく日本人じゃないリズム隊なんて、、、、、い、いた!!』



『えっ!?』



『WILLIEだ』



だった。




そこからすぐにWILLIEに連絡をするも4年の間に連絡先も変わってて連絡がつかず


色んなバンド仲間やイベンターさんに尋ねて回るも中々情報は得られず


そんな中で、ビジャンドゥーのサポートドラムをやってたのがドラマーの白根だった事を思い出し


白根に連絡したら


『繫ぎますよ!!』


って言ってくれて(白根めちゃくちゃヤバイドラマーです!是非チェックしてみてください!)



そうしてやっとWILLIEの連絡先をゲットしたのでした!!


そしてWILLIEに連絡!

『一緒にスタジオ入らない?』

と誘うとスケジュールを調整してくれて


そうしてスタジオで4年ぶりにWILLIEと再会!!


『とにかく音楽で遊ぼう!!』


とフリーセッションを続けたんだけど


ヤバイ!!なんだこのフィット感!


ストレスが全然ない!!
歌いながら自分でドラム叩いてるみたいだ!!


『WILLIEお前ドラムヤバイなー!!』

と叫ぶとWILLIEはニコっと笑い


『へへへ、俺ボーカルもやってたからさぁ、わかるんだボーカリストがどこにビートを欲しいかさ。』


これはヤバイ!本来もってるビート感、リズム感もめちゃくちゃヤバイし、さらに歌うようにドラムを叩ける感性!!


さらに聞いたらギターもピアノも同じレベルで演奏出来ると!!


『お前どうなってんだ???』


と聞くとお父さんがジャマイカの有名なミュージシャンで子供の頃からピアノとギターとドラムで遊んでたと



ピアノも弾いてもらったら


めちゃくちゃいいんだコレが!


ヤバイ!!こいつ天才だ!!


それから何度かスタジオ入って


「一緒にバンドやりたい!!」

って伝えたんだ。


そしたらWILLIEが

「ありがとう!すごく嬉しいよ!なんかワクワクしてる!でも俺4年もFUNKISTのライブ見てないし、ここで決めるのはFUNKISTにも失礼だと思うんだ。だからもうちょっと時間をかけて決めてもいいかなぁ?」


って言ってくれて。この時WILLIEはソロミュージシャンとしてバリバリ活躍してて

それでも

「考えたい」

って言ってくれたことがすごく嬉しかった。


そんな頃だった。


突如FUNKISTが



シカゴで開催される野外フェスに呼ばれたのだ。



えっ?アメリカで!?野外フェスに!?




そのシカゴの野外フェスが




新生FUNKISTが産まれる最後のワンピースになり



WILLIE加入の決めてになることなんか




この時僕らはまだ





知る由もなかった





~続く~